ヒロと過ごす週末

ジュンがいなくなり、ヒロとは平日は基本別々に暮らしているため、かなりの時間が自由になったので、月2でやってもらっていたヴァイオリンのレッスンを週1に先月から増やしてもらった。とはいえ今まで教わっていた斉○先生は時間がないということで、新しい先生を紹介された。
今月始めに私は紹介された新しい先生のところに行った。斉○先生の後輩にあたる人でヒロも知っている人であった。
新しい先生に私が習いに行くことに関して、ヒロはなぜかあまり乗り気ではなかった。その理由がわからないまま、新しい先生のところに行って、顔合わせをしたときに、私はなぜヒロが賛成しなかったのかわかった。新しい先生がヒロとは違ったタイプではあるがイケメンだったからだ。どうもヒロは私が浮気をしたくなるのではと心配したらしい。
新しい先生は安△先生という、いかにも育ちの良さそうな顔のイケメンだった。なるほどヒロが浮気を心配したくなるわけだと私は思った。経歴を見ても立派で、なぜ素人にヴァイオリンを教えてくれるのかわからない。
指定された日時に私は都内の静かな住宅街にある先生の家に行った。
インターフォンを鳴らすと入り口の扉の鍵がかチャット開いて、ドアが少し開いた。私はドアを押して開けて中に入った。
玄関の扉は半開きになっていて、上り框には上品そうな老人がにこにこしながら立っていた。

私「こんにちは。ええと、今日から新しく安△先生に習うことになったものですか・・・」
老人「こんにちは、よくいらっしゃいました。お稽古の生徒さんね、聞いてますよ、中にお入りになってくださいね。なんだか前の生徒さんのお稽古が長引いてるようなの。こちらでお待ちになってくださいね。」

そう言うと老人は部屋から出ていった。前の人のレッスンの音がほんの少し聞こえていた。しばらくすると部屋のすみのドアが空き、ヴァイオリンケースを持った若い女性と私の新しい先生が出てきた。女性は私に会釈を下だけで、部屋から出ていった。

先生「なんか顔合わせの日からお待たせしちゃって・・・」
私「いえいえ、それほど待ってませんから・・・」
先生「ああ、そうだ、自己紹介をしなきゃいけないな、私は安△悠です。ゆうは悠久の悠の字を書きます。」
私「私は、斉○先生のご紹介で来ました、○○聡一です。よろしくお願いします。」
先生「なんか堅苦しいな、欧米風にファーストネームで呼び合いましょう。」
私「私の方を呼ぶのはいいとして、先生を呼ぶときもですか?」
先生「もちろんです、それに私のほうが聡一さんより年下みたいなので、名前で呼んで下さい。」
私「いきなり名前は呼びにくいなあ。」
先生「そこを何とかお願いします。」
私「じゃあ悠先生ということで・・・」
先生「まあ今のところはそれでいいことにしましょう。」
私「そうか、悠先生はイギリスから帰ってきたばっかりなんだ・・・」
先生「はい、あっちには2年ほど行ってました。」
私「そう言えば斉○先生が、悠先生は賞を取られたと言ってましたが・・・」
先生「たいしたことない賞ですよ・・・」
私「そんな方が私のような素人を教えてくれるなんて・・・」
先生「斉○せんせいから聞いてますよ、聡一さんは教え甲斐のある弟子だって・・・」
私「斉○先生はそんなことをおっしゃってたんですか・・・」
先生「それに、私は帰国したばかりで、ちょうどよかったんです。」
私「それでレッスン料は斉○先生と同じでいいんでしょうか?」
先生「斉○先生と同じなんて恐れ多い、私は駆け出しなんだから・・・」
私「でもヨーロッパで賞を取った方から教わるんだから・・・」
先生「なんか恥ずかしいな、全然有名な賞じゃないんですから。そうですね、斉○先生の半額ということで、とりあえずはお願いします。」
私「悠先生がそれでよろしければ・・・」
先生「とりあえずレッスンを始めましょう。まずは聡一さんの得意な曲を弾いてみてください。」
私「このところずっと練習している、フランクのソナタの第一楽章を弾きます。」

その後、初めてのレッスンは無事に終わり、これから毎週レッスンをしてもらうことが決まった。

先生「いろいろ課題は出しておきましたが、聡一さんは仕事をお持ちなんだから、そちらを優先して、課題のほうはできるところまでデいいですよ。」
私「ありがとうございます、できるだけ最後までやるようにします。」
先生「じゃあ、次回のレッスンを楽しみにしてますね。」
私「うわあ、ちょっとプレッシャーだな・・・」
先生「教師としては多少はプレッシャーをかけておかないと・・・」

レッスンを終えて、待合室に使われている応接室に出ると、お手伝いさんがお茶を準備してくれていた。

先生「よかったら聡一さん、お茶しませんか?」
私「いいですけど・・・」
先生「ショートブレッドいかがです? 私が持って帰ってきたものです。」
私「おいしそうですね。」

私たちはとりあえずお茶を飲んでお菓子を食べた。ショートブレッドはあまり甘くないが、バターがかなり入っているみたいで、おいしかった。

ゆっくりとお茶を楽しんでから、私は先生の家を出た。駅まで歩いて、電車を乗り継いで私はマンションに帰った。

そして金曜の夜が来て、私はヒロのマンションに行った。ヒロはまだ帰ってきてなかった。
私はとりあえずヒロのベッドルームに私が置いた洗濯物入れを見た。中は一週間分の下着やシャツが押し込まれていた。
それを持って洗濯機のところに行き、洗濯機を開けてみるとその中もかなりの洗濯物が入っていた。詰め込めばいちどであらえないことはなかったが、汚れのひどいものもあり、詰め込みで洗濯すると汚れがあまり取れないので、2回に分けて洗うことにした。
2回目の洗濯をしている時にヒロが帰ってきた。

ヒロ「ただいま、遅くなっちゃった。」
私「お帰りヒロ、変わらず忙しそうだな。」
ヒロ「まあね、これでも早く帰れたほうなんだよね。」
私「メシ食ったのか?」
ヒロ「少しはお腹に入ってるけど、なんかあるんだったらちょっとくらいは食べられる。」
私「じゃあ、晩御飯を軽めに出すから、それを食べなよ。」
ヒロ「その前にシャワーを浴びてすっきりしてくる。」

そう言うとヒロは荷物を置いてバスルームに入っていった。
しばらくするとスッキリとした顔でヒロは頭をバスタオルで拭きながら出てきた。

ヒロ「ゴメン、聡一、洗濯させちゃったみたいだね。」
私「それも2回。」
ヒロ「うわあ、俺、そんなに溜めてた?」
私「まあ、一回でできないわけじゃなかったけど、詰め込むと汚れが落ちないといけないから、2回に分けた。」
ヒロ「聡一、洗濯物を見たりしてないよね。」
私「見たよ、だってどのくらい汚れてるか見ないといけないじゃん。汚れの酷いところにはスポット洗剤を洗濯前につけておくからね。」
ヒロ「じゃあ、汚れたパンツとかも見られちゃったんだ・・・」
私「着てたらふつうに汚れるもんだよ。」
ヒロ「ゴメン、こんどからはひどく汚さないように気を着けるよ。」
私「汚れてても手間はたいして変わらないから、ふつうにしてればいいよ。」
ヒロ「なんか、やっぱり聡一はお父さんだけじゃなくてお母さんのスキルも高いよね。」
私「そうなのかな、ふつうだと思うけど。」

ヒロと食卓に向かい合って座り、ヒロは少なめの晩御飯を食べ、私はお茶を飲んでいた。

ヒロ「そうそう、今日のヴァイオリンのレッスン、どうだった?」
私「ああ、なんか若いけどすげえ才能のある先生で、習うのが楽しみだな。」
ヒロ「確かにすげえ優秀なんだけどね・・・」
私「ああ、それにけっこうイケメンだった。」
ヒロ「だから、それが一番心配なんだよね。斉○先生だと、わりと安心して聡一を送り出せるんだけど・・・」
私「心配しなくても、悠先生は男には興味ないだろう・・・」
ヒロ「確かに学生時代は女たらしだったって聞いてるけど、ウワサによるとやられた男もいるって話だったし、まあイケメンに限ってだったそうけど・・・ だから聡一はイケてるから心配なんだよね。ていうか、もう下の名前で呼んでるし・・・」
私「そんなドンファンみたいな感じの先生じゃなかったよ。それにイギリスから帰ったばっかりで、ファーストネームのほうが慣れてるって言ってたし・・・」
ヒロ「それは聡一の前ではいい子ブリッ子をしたわけじゃん。最初にあったときからファーストネームで呼ばせるなんて、かえって危険だよ。」
私「ホントそんな遊んでる感じじゃなかったんだって。」
ヒロ「聡一がそういうんだったら、そういうことにしておくけど、浮気はするなよな。」
私「悠先生と、浮気なんかやりようがないと思うけど・・・」
ヒロ「心配なんだよ、だって聡一はけっこうモテるんだから・・・」
私「ばあか、そんなにモテねえよ。」
ヒロ「そんなことないよ、だって聡一は顔もいいし、それにあそこも大きいし・・・」
私「そんなことを言ってくれるのはヒロだけだよ。」
ヒロ「とにかく気をつけろよな。」
私「大丈夫だって・・・」

遅い食事の後、ヒロは少しだけ仕事をするということで、食器等を片付け他テーブルに資料等を広げて読み始めた。私は向かいに座って本を読むことにした。
12時頃にヒロは仕事の準備を終えた。

ヒロ「聡一、お風呂に入ろうよ。ぬるいお湯につかれば、よく眠れるよ。」
私「そうしようか。」

私はバスルームに行って、お湯の温度を少し低めにしてお湯張りスイッチを押した。
しばらくするとお湯がたまったので、ヒロと入ることにした。

ヒロ「なんかいいよね、ゆっくりと聡一とお風呂に入れるなんて。」
私「いつも入ってただろうが・・・」
ヒロ「聡一を独占できてると思うと、なんか一段と満足度が上がった。」
私「ばあか、今までも独占してただろうが・・・」
ヒロ「でもジュンちゃん、アメリカ本土のビジネススクールに行くなんて、すごいよね。」
私「ああ、ホントに行けるとは思わなかった。」
ヒロ「これでジュンちゃんが親離れしてくれると俺もうれしいんだけどね。」
私「勉強が終わって帰ってきたら、こんどは結婚が控えてるからね、親離れも自然にするだろう・・・」
ヒロ「だといいんだけどね、ジュンちゃんは聡一の前だと子供になっちゃうからね。」
私「まあ多少甘えるのは仕方ないよね・・・」
ヒロ「やれやれ、聡一の子離れのほうができないのかもね。」

私たちはゆっくりとぬるいお湯につかって、一日の疲れをとった。
そしてからだを拭いただけで、裸のままベッドに横になった。

ヒロ「軽くやろう。疲れたほうが寝付きがよくなるよ。」
私「そうかな。」
ヒロ「そうだよ、俺なんか寝る前にオナニーするとすぐに眠れちゃうよ。」
私「そうだと思って、この前寝る前にしてみたんだけど、かえって目が冴えて眠れなくなって、そのせいで翌朝疲れが残って、目覚めが悪かった。」
ヒロ「うわあ、聡一がオナニーするとこなんて想像できない。」
私「確かにずっとジュンといっしょに寝てたから、オナニーなんてできなかったからね。」
ヒロ「聡一もそうだけど、やりたい盛りのジュンちゃんまでしてなかったなんてすげえ・・・」
私「まあジュンはだいたいセフレがいたみたいだけど・・・」
ヒロ「明日は仕事は午後からだから、ちょっとやりたいな。」
私「いいけど、仕事があるんだったら、やりすぎて目の下に隈なんか作ったら、恥ずかしいだろう。」
ヒロ「だいじょうぶ、金曜はひとりだったらぜったいオナニーするから、聡一としてもいっしょだよ。」
私「かける時間が違うだろうが、オナニーとエッチじゃ・・・ っていうか、イケメンがオナニーするなんて言わないほうがいいぞ。」
ヒロ「以前、聡一とカップルになる前は、なんか毎日オナニーしてた頃があるよ。」
私「今は金曜の夜、ひとりのときだけなのか?」
ヒロ「だって聡一とのエッチで満足できるもん。行きずりのエッチじゃ出してもそれほど満足できなくて、家に帰るとまたオナニーとかしてたもんね。」
私「イケメンがそういうことをはっきりと言わない。」
ヒロ「でも聡一、俺の話でけっこうこうふんしたでしょ、だってかなり勃ってきてるよ・・・」
私「ヒロだってけっこう勃ってきてる・・・」

私たちは大きくなりかけたお互いのモノを手でゆっくりとこすっていった。
そして完全に勃起してからは、二本のものを重ねて刺激しあった。

ヒロ「重ねると聡一のはでっかい・・・」
私「ばあか、ヒロのだっていい線いってるぞ・・・」
ヒロ「聡一のモノは俺だけのものだからね。」

だんだんと快感が高まっていき、私たちはすぐにいかないように刺激を手加減しながら、長く楽しんでいた。それでもとうとう限界が来て、私が少し先に爆発し、程なくしてヒロも最後を迎えた。

ヒロ「うへっ、聡一、すげえいっぱい出したね。」
私「ヒロだってたくさん出したくせに・・・」
ヒロ「溜まってたんだ、だから気持ちよかった。」
私「後始末はしておくから、眠かったら寝なさい。」
ヒロ「うん、気持ちよく眠れそう。聡一は眠れそう?」
私「ああ、眠れそうだ・・・」

後始末をした後、私はティッシュをキッチンの蓋のあるゴミ箱に捨てに行った。
ベッドに戻ってくるとヒロは気持ちよさそうに眠っていた。
私もヒロにくっつくように横になったのだが、眠れそうになかった。疲れてはいるのだが、眠りは訪れてこなかった。
私はメモリーにイヤホンを繋いで、中に入っている曲を聞くことにした。スカルラッティのソナタを一番から順に聞いていくことにした。聞いたことにある曲や、ピアノで弾いたことのある曲などが次々と出てきて、けっこう面白い。一時間位聞いたところで、やっと眠れた。
このところ眠りが浅いので、ちょっと寝るとすぐに目が覚めてしまう。4時頃に一度目が覚めたので、とりあえずトイレに行った。
その後はしばらく寝続けることができて、8時過ぎにヒロが目覚めるまで寝ることができた。

起きてもしばらくは二人でベッドにぐずぐずと横になっていた..

ヒロ「聡一、よく眠れた?」
私「寝付きはよくなかったけど、まあ眠れた。最初は眠りが浅くて、朝方いちど目が覚めたけどね。」
ヒロ「でも今朝も8時くらいまで寝たから、まあいいんじゃないかな。」
私「そうだね、けっこう寝たかな。」
ヒロ「やっぱ、昨夜、俺とエッチしたのがよかったんだよ。」
私「まあその可能性もあるけどね。」
ヒロ「じゃあ、今夜もやろうね。明日は俺、仕事に行かねえから、今夜はじっくりとできる、うふふふ・・・」
私「ばあか、そろそろ起きるぞ。今日は出かけるんだろう、シャワーを浴びてシャキっとしておいで。」

私は起き上がって朝食の準備をした。朝食というよりブランチに近い食事をした。そのあとヒロは少しピアノの練習をして、12時にヒロは仕事に出かけてしまった。
ジュンがいる頃は、週末でもヒロが忙しいと、ジュンといっしょにいたので、ひとりで長い時間いるのは珍しい。私はぽかっと空いた時間をどうしようかと考えていた。

theme : 男同士の恋愛
genre : 恋愛

tag : ゲイの父親

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No title

イケメンのバイオリンの先生ですか。いいですね。
すごくやる気出そうです。
週末はヒロくんと兜合わせですか。兜あわせは僕もエロくて大好きですが、やる相手がいないです。

Re: No title

コメントありがとうございます。

週一のレッスンというのはけっこう大変ですね。うまくなるといいんですけどね。でも忙しいくらいのほうがジュンのいないさみしさを少しは忘れられますね。
ヒロのほうは絶好調みたいで、毎日かんばっています。

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No title

悠先生との今後の行方が、、、、、
 
そういちさんは本当にイケメンとの出会いがありますね。
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