卒業旅行-最終回

翌朝は二人とも熟睡できたのか、気持ちよく目覚めることができた。直さんの部屋に電話をして、いっしょに朝ごはんを食べることになった。レストランの前で待ち合わせて、私たちはいっしょに中に入って、ひとつのテーブルに座った。

翼くん「なんかジュンちゃん、良く眠れたみたいだね。」
ジュン「ホント、ぐっすり眠れた。翼にいちゃんたちは?」
翼くん「昨夜、オペラの後、ちょっと飲んだから、ぐっすり寝られたよ。直なんかぐっすり寝すぎたみたいだよ。」
私「そのわりにはなんか直さん眠そうにしてるけど・・・」
翼くん「ああ、ヘンな時間に起きちゃったせいだよ。」
ジュン「直さん、まだ時差ぼけ?」
直さん「それはないんだけどね・・・」

朝食を4人でゆっくりと食べてから、ホテルを出ていっしょにプラターに行った。そこで古い観覧車に乗ってウィーンの街の全体像を眺めることができた。

そして旧市街に戻ってくると、昼食の時間だったのだが、朝のビュッフェをみんな食べ過ぎて、昼になってもそれほどお腹が空いていなかったので、オペラ座の裏のザッハホテルの喫茶室に行って、昼食代わりに生クリームつきのザッハトルテとコーヒーでカフェタイムとした。

その後、直さんたちとは別行動ということで、カフェを出たところでふたりと別れた。私たちは、ジュンが見たいと言った、ベートーヴェンの小道を見るためにオペラ座の前から市電に乗って、ハイリゲンシュタットというウィーン郊外の街に行った。途中に市電の窓から、フンデルトワッサー設計のごみ処理場の派手な建物を見ることができた。
市電を降りると、緑の多い郊外の住宅街と言うところだった。すぐにベートーヴェンガングはこちらという道案内があったのでそれにしたがって歩いて行くと、すぐに小川に沿ったベートーヴェンの小道に着いた。

ジュン「ここがベートーヴェンの小道なんだ・・・」
私「緑は多いけど、住宅街の中だよね。」
ジュン「でもここでベートーヴェンは田園の着想を得たんでしょう?」
私「昔は田園地帯だったのかもしれないね。」
ジュン「まあ、緑が多くて静かだから、散歩道としてはいいよね。」

しばらく歩いて行くと、エロイカ通りという何の変哲もない住宅街の通りに出た。なんでもこの通り沿いに、エロイカを作曲していたときに住んでいた家があるらしい。しばらく歩いて行くと、ベートーヴェンが住んでいた家が、今はホイリゲになっているところがあった。そしてしばらく歩いて行くとまた別のベートヴェンの住んだという家があり、そこがちょっとした博物館のようになっていたので、中に入って見学をした。そしてカフェがあったのでちょっと休んでから、また歩いて行くと教会があり、その向こうに市電の停留所があったので、私たちはリンク通りに向かう市電に乗った。

ジュン「ちょっと時間がかかったね、夕食の約束に間に合うように帰らなきゃ・・・」
私「この線だと乗り継ぎで帰らなきゃならないみたいだから、急がなきゃ。」
ジュン「でもホテルで待ち合わせだから、ちょっとくらいはだいじょうぶじゃないかな。」
私「そうだね、でもそれほど遅れないで戻れるだろう。」

ホテルに戻ると、直さんたちはすでに戻ってきて部屋で休んでいた。私たちも少し部屋で休んでから、翼くんが予約しておいてくれたレストランに歩いて向かった。レストランはちょっと奥まったところにあり、街を歩いているだけではとても見つけられないようなところだった。

翼くん「今日はウィーンと言えばこれっていう、ウィンナシュニッツェル。まあここにきたら一度はとりあえず食べておかないとね。」
ジュン「それにしてもすげえ大きさ、皿から完全にはみ出してる。」
私「皿自体がけっこう大きいのに、それでもかなりはみ出している。」
直さん「でもけっこう食べられるもんだよ、まあ全部食べちゃうとすげえカロリーだろうけどね。」

直径30センチ以上もあるシュニッツェルを私たちは食べ始めた。味は薄い牛肉をフライにして、塩とレモンで食べるという単純なもので、まずいわけではないが、とびりきの美味というわけでもない。食べているうちにだんだんと油の匂いが気になり始めて、わたしはけっきょく少し残してしまった。

夕食の後は、腹ごなしにライトアップされた旧市街をブラブラと歩いてホテルに帰った。

そして翌日私たち4人はホテルで朝食をとったあと、ホテルの車で空港まで送ってもらい、飛行機に乗ってイスタンブールに向かった。ウィーンからイスタンブールはけっこう近く、私たちはちょっと遅めの昼食をイスタンブールで食べることができた。

そして以前に泊まった眺めのいいホテルにまたチェックインした。部屋の窓からはハギアソフィア寺院が大きく見えていた。

ホテルから港に行き、私たちはボスポラス海峡のミニクルーズの船に乗った。船は海峡の両側に広がるイスタンブールの街を眺められるようにゆっくりと進んでいった。

ジュン「なんか旅行の最後に、アジアとヨーロッパの境界を船で見られて良かった。」
私「なんかあっという間だったね。」
直さん「ルイスの結婚披露パーティーはいつだったの?」
私「この前の日曜だったんだよね。それで今日はもう金曜、明日は日本に戻る飛行機に乗らなきゃならない・・・」
ジュン「でも、ルイスとマリアにも会えたし、ひ○さんの住んでるところも見たし、ウィーンでオペラを見て、さらにイスタンブールにも寄れたし、すげえ盛りだくさんの旅行だった。」
翼くん「4月からはジュンちゃんも社会人か・・・ なんかジュンちゃんって呼ぶのも変えなきゃいけないかもね。」
直さん「じゃあなんて呼ぶんだよ、ジュンくんっていうのもヘンだし、ジュンさんじゃさらにヘンだよね。」
翼くん「ホントだ、なんて呼べばいいんだ・・・」
ジュン「今までと同じでいいのに・・・ だって仕事のときに直さんや翼にいちゃんに会うわけじゃないんだから。」
私「ジュンがいいのなら、この際、直さんと翼くんは、ジュンだけでもいいんじゃないかと思うけどね。」
ジュン「直さんと翼にいちゃんなら、呼び捨てでもぜんぜんかまわないよ、むしろそのほうがうれしいかもしれない・・・」
翼「じゃあ、直はいちおうジュンちゃんのお父さん2号なんだから、ソウさんと同じにして、俺は今までどおりジュンちゃんって呼んでいい?」
ジュン「翼にいちゃんがそれでいいなら、オレはかまわないけど・・・」
翼くん「直、ジュンちゃんのこと呼んでみなよ。」
直「ええと、ジュン・・・ なんかヘンじゃないか?」
ジュン「ヘンじゃない、ヘンじゃない、それで決まりだね。」
直「じゃあ、そのかわり、ジュンもぼくのこと、直って呼んでよ。それから、ソウさんも・・・」
私「そうだね、そうしようか、そのかわり、直も私のことはソウさんじゃなくて聡一って呼ぶこと。」

私と直さんとは二人だけで話すときはすでに名前だけでで呼び合っていたが、他に誰かがいるときはなんとなくさん付けにするようになっていたのだった。それが、これで解消されて、いつでも呼び捨てにできることになった。

翼くん「俺はさすがにソウさんのことを呼び捨てにはできないけど、俺のことは呼び捨てでいいからね。」

これで私たち4人はさらに近しい関係となれたように感じていた。

ボスポラス海峡で採れたという名物のスズキの料理を食べて、その後はホテルの上の眺めのいいバーに行って、軽く食後酒を飲んだ。

直「明日はもう帰らなきゃなんないんだ・・・」
翼くん「おっ、直、ちゃんと帰る日を覚えてたんだ。二週間も仕事を離れてこっちにいるじゃん、だからふだんでもボケボケの直のことだから、さらにぼけちゃってて帰る日のことなんか忘れてると思ってた。」
直「いくらなんでもそこまでボケるか!」
私「でも、ちょっと曜日の感覚がずれてしまうことはあるよね。」
直「聡一だってそうでしょ、ジュンはどう?」
ジュン「うん、たまに長い休みの時とか錯覚することはあるよ。」
翼くん「もうソウさんも、ジュンちゃんも直を甘やかさないで、すぐに付け上がるから。」
私「翼、今回もいろいろ世話になったね、ありがとう・・・」
翼くん「世話の焼ける直と違って、ソウさんとジュンちゃんの世話は楽だから、たいしたことはしてないし。」

バーで一杯ずつ酒を飲んでから、私たちは部屋に戻った。

部屋に戻って、窓に向けておいてあるソファに座って、私たちはしばらくライトアップされた旧市街の夜景を眺めていた。

私「ジュンといっしょにこんないい景色を見られて、とうさん、ほんとうに良かったと思ってる。」
ジュン「なんだよ、とうさん、最後みたいなこと言うなよな・・・」
私「とおさんは、これから先、ずっと幸せに楽しくいてくれると、それがいちばんうれしい。」
ジュン「それなら、オレとずっといっしょにいてくれればいい、オレはとうさんといっしょなのがいちばん幸せだからね。」
私「それはうれしいけど、そんなんじゃ、ひ○さんに嫌われるぞ。」
ジュン「だいじょうぶ、オレがファザコン気味なのも含めて、ひ○はオレと結婚してくれるんだって。」
私「そういうわけにもいかないだろう・・・」
ジュン「そのかわり、オレもひ○の仕事のことに関してはなにも言わないで、好きなようにやらせてあげるつもりだし・・・」
私「まあ、おまえたちがそれでいいんだったら、とうさんはなにも言わないけどね・・・」
ジュン「それよりも、その前にまずはからの仕事をちゃんとしなきゃならないからね。」
私「そうだな、仕事も俊顕に負けるなよ。」
ジュン「うん、がんばるよ。でも、このところとうさんにいろいろと負担かけたよね。」
私「まあ、それはだいじょうぶ、心配するな、こういう時のために普段は節約してるんだから。」
ジュン「4月からはちゃんと生活費入れるからね。」
私「それはいいよ、4月からはジュンの学費がなくなるから、それだけで楽になるからね。」
ジュン「そういうことじゃなくて、とうさんのためになんかしたいんだって。」
私「とうさんのことを考えてくれるんだったら、今はいいから、とうさんが将来年とって働けなくなったら、少し助けてくれればいい。」
ジュン「その頃、オレが失業してるかもしれないじゃん。そうしたらなんもできないよ。」
私「その時はその時、まだ何十年も先のことだ。」
ジュン「そうだね、まあヒロちゃんもいるし、なんとかなるよね。」
私「ジュンもヒロと仲良くしてくれて、うれしいよ。」
ジュン「まあ、とうさんの愛情を取り合ってるっていう点ではライバルなんだけど、とうさんを支えるっていう点では同士でもあるからね。」
私「どういうかたちであれ、ヒロと折り合いを付けてくれてうれしいよ。」
ジュン「だってとうさん、ヒロちゃんと長続きしそうじゃん。だからオレも仲良くできるところはナカヨクしとこうかなと思って。」
私「寝る前に風呂に入っておいで。」
ジュン「そうだ、とうさん、いっしょに入ろうよ。」
私「いいよ、でもちょっと二人だと狭いかもしれないぞ。」
ジュン「そのほうが、とうさんにくっつけるから・・・」

風呂はとりあえずは二人が向かい合って入れるくらいの大きさはあった。ただ深さがないので、二人ではいると半身浴にしかならない。

ジュン「今までこうしてとうさんと何回風呂に入ったんだろうね。」
私「ジュンが子供の頃は毎日いっしょに入ってたわけだから、一年で365回だろう、10年だと3650回になるのか・・・」
ジュン「日曜とか夏休みとか学校がないときは、朝風呂もいっしょに入ってたじゃん。」
私「そうだったね、それも加えると、すごい回数ジュンと風呂に入ってるね。」
ジュン「オレが大学生になってからだね、毎日いっしょには入らなくなったのは。」
私「そうだね、高校生前ずっといっしょにはいてたから、ジュンの成長の具合もよくわかったし。」
ジュン「そうだよね、オレってオクテだったから、、チン毛が生えたのも高校生になってからじゃん、他のみんなはずっと前に生えたみたいなのに、オレだけヘンなのかなって思ってたら、とうさんも同じだったって教えてくれて、オレ、安心したもん。」
私「でも、その後、急激に育って、今じゃけっこう背が高いほうだろう。」
ジュン「うん、ずっと一生懸命牛乳をたくさん飲んでたからね。でも背の高さはとうさんに勝ったけど、こっちは勝てなかった。」
わたしん「こらこら触るんじゃないって。ジュンだってふつうよりはずっと立派だろうが・・・」
ジュン「でもさ、まあとうさんは特別にしても、俊顕も直さんもけっこういいモノ持ってるじゃん。やっぱなんかゲイの人って大きいよね。」
私「まあ、なんとなくその傾向はあるような気もするけど。」
ジュン「本で読んだんだけど、胎児の脳がヘテロじゃなくてゲイになる時に出るホルモンの影響であそこも大きくなるって科学的に検証されたみたいだよ。」
私「でもジュンはゲイじゃないのにけっこう大きいだろう。」
ジュン「でもさ、オレがもしゲイになってたら、あそこもとうさん並に大きくなってたかもね。」

そんなことを話しながら、ジュンはずっと私のものを握っていたので、私は自然に勃起していた。

ジュン「おおっ、急激に膨張してる。」
私「こらこら、もう触るのやめなさい。」
ジュン「いいでしょ、オレ、とうさんのここ触るの大好きだもん。」
私「しょうがないなあ。」
ジュン「ねえねえ、オレのも触って欲しいな・・・」
私「まったく甘えた声を出して、ほんの少しだぞ。」

私が触っていると、ジュンのものも少しずつ大きくなってきた。

私「ひ○さんと会ったとき、ちゃんとしたんだろう?」
ジュン「まあね、でもこれはこれでとうさんと擦りあうのは別の気持ちよさがあるもん。」
私「こらこら、を触ると感じすぎる。」
ジュン「やっぱとうさんもここ感じるんだ。」
私「そんなに触られると、とうさんのほうが先にいっちゃいそうだよ。」
ジュン「ガマンしないで、いけば?」
私「できれば、同時にいきたいけどなあ・・・」
ジュン「じゃあ、とうさん、もっとちゃんとオレのを触って・・・」

ジュンが私への刺激を絶妙に調節してくれたので、ジュンの快感が高まってくるまで、私は我慢することができた。そして時間の経つのも忘れて、私たちは快感を貪った。

ジュン「とうさん、ゴメン、顔直撃しちゃったね。」
私「とうさんもジュンにけっこう飛ばしちゃったからね。」
ジュン「すげえ、いっぱい出ちゃった・・・」
私「ほら、シャワーで洗い流すから、立って。」

私たちはからだの奥から思いきり噴出したことで、満ち足りた気分だった。

風呂から出て、からだを拭いてから、裸のままで私たちはベッドに横になった。

私「ほら、ジュン、抱いててあげるから、安心して寝なさい。」
ジュン「うん、なんか眠くなってきた。」
私「ジュン、おやすみ。」
ジュン「とうさん、おやすみ・・・」

ジュンはすぐに規則的な寝息をたてはじめた。私はしばらくジュンの寝息を心地よく聞いていたが、そのうち自然に眠っていた。

翌朝、私たちはドアをノックする音で目を覚ました。

ジュン「なんだろう。」
私「ちょっと出るよ。」

私はベッドから起き上がって、裸なのに気づいて、バスタオルを取って、元気なものがちょっと邪魔だったが、何とか腰に巻いてから、ドアを開けた。そこには直さんがにこにこしながが立っていた。


私「あれ、直、朝早くからどうしました?」
直さん「聡一、そんな早くないよ、朝ごはんいっしょにたべようって翼が言ってる。あれっ、聡一、裸で寝てたの?」
私「昨日、シャワーを浴びてそのまま寝たから。」
直さん「あっ、ジュンも裸で寝てる。あっ、ジュン、元気だね・・・」
ジュン「げっ、朝勃ちしてるよ、直、見ないで。」
直さん「なんだ、男なら普通のことじゃん。ジュンのはけっこうりっぱだから、恥ずかしくないって。聡一も勃ってるみたいだし。」
私「すぐに着替えますから、直はレストランに先に行っててくれる?」
直さん「じゃあ、翼と先に行ってるね。」
私「すぐに行きますから。」

直さんは相変わらず自然体のまま部屋を出て行った。

私「直に見事に二人とも見られちゃったね。」
ジュン「なんか前の晩にすると、よけい朝になると勃っちゃうよね。」
私「ホント、そうだよね、まあ直さんだから見られてもそれほど問題ないけど・・・」

私たちは顔を洗ってから、服を着ただけで部屋を出てレストランに向かった。レストランに入ると翼くんと直さんが手招きして迎えてくれた。

翼くん「ジュンちゃん、なんか顔がつやつやして内部から光ってるみたいだね。」
ジュン「すげえよく眠れたから、今朝は気分いい。」
私「翼と直は?」
翼くん「朝早く直がごそごそ動くから一度目がさめたけど、また寝れたし、まあよく眠れたほうだよね。」
ジュン「翼にいちゃん、まだずっとこっちにいることになるの?」
翼くん「なんかやっと日本にとりあえず帰れそう。まあ三ヵ月後くらいだけどね。だから今回、ジュンちゃんとソウさんがこっちに来てくれてよかった。」
私「翼はけっこうこっち長かったもんね。」
翼くん「普通はもう少し早く異動するんだけどね、いろいろあったから長くなっちゃった。」

レストランのビュッフェでゆっくりと朝食を取ったあと、私たちは部屋に戻って荷物をまとめた。

ジュン「ここの空港で乗り継ぎしたの、ちょうど先週の土曜だよね。」
私「まだ一週間しか経ってないんだな。」
ジュン「なんかもっと長く旅行してるような気がしてる。」
私「パリへ行って、今度はロンドンに行って、さらにウィーンでオペラ聞いて、最後にイスタンブールに来たからね。」
ジュン「それにいろんな人にあったよね。ルイスとポールとその友達、それにマリア。俊顕と、ひ◎さんと◎香さんにも会えたし、さらに翼にいちゃんと直にも会えたし、楽しかったなあ。でもとうさんといろんなところに行けたのがいちばんよよかった・・・」
私「ほんといい旅行になったね。」
ジュン「とうさん、いっしょに旅行してくれてありがとう・・・」
私「子供はこれくらいのことで親に礼なんか言わなくていいんだぞ。」
ジュン「でもすげえ楽しかったから・・・」
私「ジュンが喜んでくれてよかったよ。さあ、そろそろ出発する時間だ。」
私たちはホテルの車に乗って空港まで行った。チェックインをしてから、翼くんに見送られて私たち3人は出国審査の列に並んだ。後はもう日本に帰る飛行機の乗るだけだった。

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卒業旅行-4

ルームサービスの朝食を食べた後、俊顕くんの婚約者を出迎えに空港に行く時間が来た。俊顕くんの運転する車に私も同乗して、空港で婚約者を出迎えた。

●香さん「まあ、ジュンちゃんのお父様にまでお迎えいただいてありがとうございます。」
私「どうもお久しぶりです。」
俊顕くん「飛行機、揺れなかった?」
●香さん「ぜんぜん揺れなくて、ゆっくり機内食をいただけましたわ。」
俊顕くん「じゃあ、ひ○さんの住んでる街に行こうか。」
私「どのくらいかかるんだ?」
俊顕くん「車だと一時間ちょっとじゃないかな。」

私たちは空港を車で出発して、ひ○さんとジュンのいる街に俊顕くんの運転する車で行った。そしてジュンと婚約者も合流して、その地方のイングリッシュガーデンを見て回った。

緑に囲まれた池のそばにある古い家を改造した小さなレストランで私たちは食事をした。

●香さん「なんか新婚旅行の予行演習をしてるみたいですわね。」
ひ○さん「新婚旅行も私たち二組いっしょにするのかしらね。」
俊顕くん「未来の花嫁ふたりがそれでいいなら、いっしょにするのもいいかもね。ジュンは?」
ジュン「オレはみんながいいなら、ぜんぜん問題ないよ。」
俊顕くん「本番の新婚旅行にも聡一さん、ついて来たりして・・・」
私「ばあか、それじゃあまるでおじゃま虫がついていくようなもんだろうが・・・」
俊顕くん「なんだ、聡一さん、ちゃんとおじゃま虫だとわかってるんじゃん。」
私「うるせえなあ、ったく俊顕はかわいくないやつだなあ・・・」
俊顕くん「はいはい、俺はジュンと違ってかわいくないですよ。」
●香さん「やだもう、ジュンちゃんお父様と俊顕様って、おもしろいことばかりおっしゃって。」
ジュン「なんか最近、俊顕ととうさん、すげえ仲いいんだよね。」
ひ○さん「俊顕さんにしては珍しいわね、以前はこんなに打ち解ける人じゃなかったからね。」
俊顕くん「ジュンのお父さんだから、しかたなく仲良くしてるだけだからね。」
私「はいはい、しかたなく仲良くしてもらって、感謝してるよ。」

午後も俊顕くんの運転する車で、イングリッシュガーデンを見て回った。そして夕方、私たちはジュンの婚約者と別れて、私とジュン、それに俊顕くんとその婚約者の4人でホテルに戻ってきた。4人で軽く食事をした後、私とジュンは部屋に戻って、翌朝の出発に備えて荷物をまとめた。

翌朝、6時に私たちはホテルのチェックアウトを済ませて、ホテルの入口で俊顕くんに見送られて空港に向かった。そして空港で飛行機に乗って、私たちは昼前にウィーンの空港に着いた。

とりあえずタクシーに乗って予約してもらったホテルに行った。まだ部屋は使えなかったが、荷物を預かってもらえた。もう何日か前にウィーンに来ている直さんたちから夜いっしょに食事をしたいというメッセージがあった。

ホテルを出て、しばらく街中を歩いて行くと公園に、モーツアルトの像があった。

ジュン「モーツアルトってお墓ないんだよね。」
私「なんか共同墓地のどこかに他の人といっしょに埋葬されてて、今はもうどこだかわからないんだろう。」
ジュン「あんなにすごい曲をいっぱい作ったのにね。」
私「でもお墓が残るより、曲が残るほうがモーツアルトとしてはうれしいんじゃないかな。」
ジュン「そうだね、なんかモーツアルトのソナタ、弾きたくなっちゃった。」
私「今日はこれからどうしようか?」
ジュン「とりあえず、せっかくウィーンに来たから、シェーンブルン宮殿を見に行きたいな。」

私たちは近くの駅まで行き、地下鉄に乗ってシェーンブルン宮殿に行った。建物の中は予約していなかったので、ちょうどいい時間に空きがなくて入れなかった。それでも広大な宮殿の敷地をぐるっと歩いて回っていった。高台から見る宮殿の全景はすばらしかった。

宮殿の中を見学した後、宮殿の前の停留所からこんどは市電に乗って、朝着いた西駅にまで戻ってきた。そして地下鉄でシュテファンプラッツ駅で降りて、地上に出てちょっとちょっと迷いながら、ジュンの行きたがっていたドブリンガーに行った。世界的に有名な楽譜屋さんは、ちょっと奥まった通りにひっそりとあった。

私「ジュン、なんかさがしてる楽譜あるのか?」
ジュン「とりあえずドブリンガーでなんか買ってみたい。」

ジュンは店の人に声をかけて、楽譜の棚を空けて、順番に楽譜を見始めた。ジュンは声をかけても気がつかないくらい集中していた。私もヴァイオリンの楽譜を探し始めた。

ゆっくりとドブリンガーで楽譜を見てから、私たちは荷物を預けてあるホテルに戻った。フロントで鍵を受け取って部屋にやっと入ることができた。

ジュン「もう直さんと翼にいちゃん、いつホテルに戻るのかなあ。」
私「ちょっと、外出してるみたいだから、夕食前には戻るんじゃないかな。」
ジュン「オレ、部屋に入って、シャワー浴びたい。移動がけっこう長かったから、シャワー浴びて疲れ取りたいし。」
私「そうだね、ちょっと部屋で休むか。」

私たちは部屋に入って交代でシャワーを浴びた。熱いお湯を浴びると疲れがちょっと取れたような気がした。

ベッドに寝転がってうつらうつらしていると、ドアがノックされた。ドアを開けると、直さんと翼くんがニコニコしながら並んで立っていた。

直さん「あれ、ソウさんたち、寝てたんだ。」
私「なんか移動で疲れちゃって・・・」
翼くん「どうします、夕食、食べにいけます?」
ジュン「オレはもうだいじょうぶだけど・・・」
私「それほど疲れてるわけじゃないから、夕食食べに行くくらいだいじょうぶだよ。」
翼くん「予約してるレストランはここから歩いてすぐに行けるから。」
私「じゃあ、すぐに着替えるから、待っててくれる?」
直さん「じゃあ、ぼくたちロビーで待ってるから、急がなくてもいいからね。」

私たちは急いで着替えをして、ロビーに行った。ホテルを出てウィーンの街を歩いてシュテファンプラッツに行った。タイルの屋根のきれいな教会の外観を見てから、翼くんが予約しておいてくれたウィーン料理の店に行った。そこでウィーン名物と言う茹でた牛肉がメインになったコースを食べた。

翼くん「ホントはシュニッツェルのほうが有名なんだけど、揚げ物よりこっちのほうがいいかなっと思って。」
ジュン「なんか歴史のありそうなレストラン、すげえ。」
私「有名店なんでしょう?」
翼くん「けっこう有名みたいだね。せっかくソウさんとジュンちゃんにウィーンで会えたんだから、ちょっといいとこにしてみた。」
直さん「なんか、ウィーンってなんでも歴史を感じさせるんだよね。」
私「今日、ちょっとカフェに行ったんだけど、そこも重厚なインテリアだった。」
翼くん「ソウさんたち、今日はどこに行ってたんですか?」
ジュン「シェーンブルン宮殿に行ってた。その後、ドブリンガーに行った。」
翼くん「そうなんだ、シェーンブルン行ったんだ。で、ドブリンガーって?」
直さん「楽譜屋さんだよ、有名なとこだよね。なんかいい楽譜あった?」
ジュン「いくつか買ったから、あとで見せてあげるね。」
私「明日はどうする?」
直さん「とりあえず、美術史美術館に行こうよ。ブリューゲル見たいし。」
翼くん「けっこう見るだけで時間かかりそうだよ・・・」
私「全部の絵を見るのは無理だろうから、いいところだけでも見れればいいね。」

私たちは動けなくなるくらい夕食をお腹に入れて、ホテルに戻った。

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卒業旅行-3

翌朝私たちは早く起きて、レストランでビュッフェの朝食をゆっくりと食べてから、ホテルを出た。ブラブラとシャンゼリゼまで歩いて、凱旋門のあるエトワールロータリーに行った。地下道を通って凱旋門に入り、長い階段を登って一番上のテラスまで行った。

ジュン「おお、すげえ、まっすぐな道が放射状に広がってる。」
私「すごい都市計画だよね。街自体が芸術作品みたいだ。」
ジュン「ええと、あれがエッフェル塔でしょう、そんであの高層ビルはモンパルナスタワーか。」
私「そんで、あの丘の上の白い建物が、モンマルトルのサクレクール寺院だね。で、反対側を向くと、新凱旋門が見える。」
ジュン「古いものと、新しいものがいっしょに見えるなんてすごい。」

私たちは場所を移動しながら、四方の景色をそれぞれゆっくりと眺めた。

その後私たちは地下鉄に乗ってノートルダム寺院に行った。

私「これはまた、すごい教会だ。」
ジュン「ええと、12世紀末に立てられたみたいだね。」
私「900年以上前の建築っていうことなんだね。」
ジュン「都庁の建物って、この塔の影響?」
私「まあ良く言えば参考にしたんだろうね。」

私たちは初期ゴチック様式の聖堂に入っていった。石造りの内部にステンドグラスを通した光が美しかった。

そしてまた地下鉄に少し乗ってホテルに戻った。部屋には俊顕くんが戻ってきていた。

ジュン「俊顕、帰ってたんだ。」
私「昨日はどうだったんだ? まあその晴れ晴れした顔を見たら大体想像つくけどね。」
俊顕くん「まあそれなりに楽しく・・・ ジュンと聡一さんは今朝はどこに行ってたんですか?」
ジュン「とうさんと観光に行ってたんだよ、凱旋門とノートルダム寺院。」
私「とりあえず二つだけでも見られて良かったよ。午後は何時ごろホテルを出発なんだ?」
俊顕くん「2時でいいと思いますよ。ホテルの車頼んであるから。」

私たちはホテルの中で軽く昼食をとってから、ホテルの車で北駅に向かった。簡単な手続きをしてホームに入るとそこはもう英語の圏内になっていた。
列車に乗ってしばらくパリの裏町やら田園地帯を眺めているうちに私は眠ってしまっていた。
次に目が覚めたときは、外の景色がすっかり変わっていた。

俊顕くん「もうすぐ、着きますよ。」
私「えっ、そうなんだ。早いな。」
俊顕くん「ユーロトンネルに入る前に一応起こしたけど、ジュンも聡一さんもちょっと目を開けただけですぐ寝ちゃったから・・・」
ジュン「まだ時差ぼけなのかなあ・・・」
俊顕くん「それから時間が一時間遅くなりますから、聡一さん、時計直しておいたほうがいいですよ、ジュンも・・・」
ジュン「おっ、なんか一時間得したような気分。」

ユーロスターは静かに終着駅のホームに到着した。駅からタクシーに乗って俊顕くんが予約しておいてくれたホテルに行った。
ホテルにはジュンの婚約者の○○さんが待っていた。

ひ○さん「おとうさま、ご無沙汰しております。」
私「いやあ、こんなところで会うことができるとは思わなかった。」
ジュン「元気みたいだね、勉強はうまくいってる?」
ひ○さん「順調よ、思い切って来て良かったわ。」
俊顕くん「なんか生き生きしてるね。」
ひ○さん「そうそう、○香から明日は予定通りの飛行機で着くって連絡がさっきあったわよ。俊顕様にロンドンでお会いするのが楽しみって伝言があった。」
私「俊顕、おまえ、婚約者に俊顕様ってよばれてるのか?」
俊顕くん「そうですよ、いけませんか。」
ひ○さん「まあ、俊顕さんは○香には白馬の王子様だからねえ。」
俊顕くん「いいよなあ、ひ○さんとジュンは気軽に呼び合えて・・・」
ひ○さん「いえ、わたくしも二人だけのときはジュン様とお呼びしておりますのよ、ほほほ。」
俊顕くん「ばあか、んなわけねえだろうが。」
ひ○さん「まあ○香は天然記念物的深窓の令嬢だから。」
私「でもひ○さんだって、お嬢様だよね。」
ジュン「うん、オレもそう思うけど。」
ひ○さん「私はそういうのが嫌で、飛び出しちゃった。ある意味○香は偉いわよ、ちゃんとお嬢様を続けてるんだから。」
俊顕くん「そんで、今夜はなんかおいしいもの食べられるんだろう?」
ひ○さん「コンランプロデュースのレストランを予約しておいた。わりとおいしいのよ。」

私たちはホテルの車で、テレンス・コンランのプロデュースしたというレストランに行った。奥まった予約席に私たちは座って、名物料理を食べた。

そして食べ終わった後は、ジュンはひ○さんの住んでいる町にいっしょに行ってしまった。
私と俊顕くんとふたりでホテルに帰ったのだった。

俊顕くん「聡一、わかりやすい、ジュンがいなくなってがっかりしてる。」
私「俊顕も同じような表情してるぞ。」
俊顕くん「べつに嫉妬してるわけじゃないけど、なんか取られた感があるんだ・・・」
私「こっちも同じだよ、妬いてるわけじゃないんだけどね・・・」
俊顕くん「じゃあ、置いてかれた二人で慰めあいましょうか・・・」
私「とりあえず、なんか飲みたいなあ。」
俊顕くん「ルームサービスでワインでも持ってきてもらいます?」

私たちはすでにレストランである程度ワインを飲んでいたけれど、さらに一瓶赤ワインを飲んだ。

私「そろそろ寝るかな・・・」
俊顕くん「なんか聡一、元気ない。」
私「そうかもしれないな、じゃあ、慰めてくれるのか?」
俊顕くん「俺で良かったら・・・」
私「ゴメン、さっき言ったこと、忘れて・・・」
俊顕くん「聡一はすぐに冷静になるんだから・・・ こういう凹んでる時は素直になったほうがいいと思うけど・・・」
私「今日は俊顕、えらく大人だな。」

私たちは二台並んだ大きなベッドの片側に並んで横になった。

俊顕くん「ほら、聡一、しばらく抱いててあげるよ。」
私「いつになく優しいじゃないか・・・」
俊顕くん「いつもは聡一さんってしっかりしすぎてるから、俺なんかが助けられないじゃないですか。今夜みたいな、ちょっとさみしそうな聡一って、けっこうソソる。」
私「ばあか、息子と同い年のくせに生意気だぞ。」
俊顕くん「ジュンは俺のどストライクなんだから、その父親の聡一もけっこうタイプなんだけど・・・」
私「なんだ、ジュンの代わりなのか・・・」
俊顕くん「そういう意味じゃないですって。聡一さんのほうが熟してておいしそう・・・」
私「ジュンから見たら、これって俊顕の浮気じゃないのか?」
俊顕くん「俺とジュンは友達以上ではあるけど、残念ながら恋人じゃないから、浮気にはなんないよ。」
私「でも俊顕は息子の友達だからなあ・・・」
俊顕くん「ごちゃごちゃ言ってないで、さっさと実行したら?」
私「いいけど、ジュンには絶対に秘密だからな。」
俊顕くん「そんなこと言うわけないでしょうが。聡一さんってけっこう優柔不断なんだなあ・・・」
私「俊顕みたいに遊びなれてないからな。」
俊顕くん「ひでえなあ。でも、なんか聡一さんに抱かれると思うと、なんかドキドキしてきた。」
私「俊顕もそういうかわいい顔できるんだ・・・」
俊顕くん「ごちゃごちゃ言ってないで、早くして・・・」

私は思い切って俊顕を抱き寄せてキスをし始めた。俊顕くんは目を閉じて気持ちよさそうな表情で私のキスを受け入れてた。

俊顕くん「聡一、ちょっと苦しいよ、キスがんばりすぎ・・・」
私「ゴメン、キスあんまり良くなかった?」
俊顕くん「聡一のキスだったらどんなのでも気持ちいいけどさ、あんまり焦らないで。」
私「慣れてなくてゴメン・・・」
俊顕くん「まあ、聡一さんのそういうちょっと初々しいところがソソるんだけどね。」
私「うるせえ・・・」

若いくせにそっちのほうの経験豊かな俊顕くんにさりげなくリードされながら、だんだんと快感の嵐に巻き込まれてしまっていた。

けっきょく勢いで俊顕と一夜をベッドでともにしてしまい、私は疲れ果てて眠ってしまっていた。
翌朝目が覚めると、私にくっつくように俊顕くんが安心しきったように眠っていた。眠っていると、昼間見せているような人を寄せ付けないような厳しい表情が消えて、意外にかわいい感じだった。わたしは思わず、手を伸ばして俊顕君の滑らかな顔を触っていた。

俊顕くん「なんだ、聡一さん、起きてたんだ。俺の顔に何かついてました?」
私「そうじゃなくて、俊顕も寝るとけっこうかわいくて、つい触ってしまった。」
俊顕くん「それって、父親みたいな感じ、それとも寝た相手として?」
私「う~ん、両方かな。」
俊顕くん「そういう時はウソでも一夜をともにした相手としてって言って欲しいなあ。」
私「俊顕とこんな朝を迎えることになるとは思わなかった。」
俊顕くん「聡一って清潔そうな顔してるくせに、けっこう淫乱なんだもんな、それにすげえでっかいんだもん・・・」
私「俊顕がうますぎるからだよ・・・」
俊顕くん「まあ、経験の差かな。聡一、俺のテクにはまっちゃったとか。」
私「ばあか・・・ でもありがと・・・」
俊顕くん「俺はあんまり同じヤツと繰り返しやんないんだけど、聡一だったら、またしてもいいな、だってでっかいアレをもういちどオレに・・・」
私「ったく、アレにしか興味がないのか・・・」
俊顕くん「聡一なら、アレの大きさだけじゃなくてすべてがいいって・・・」
私「まったく口からでまかせばっかり言って・・・」
俊顕くん「聡一、俺、おなかすいちゃった。」
私「そうだな、でもちょっとダルくて、レストランに行きたくない。」
俊顕くん「ルームサービスにしましょう。それに聡一と二人だけで食べたいし。」

ルームサービスの朝食を私たちは着替えもしないでゆっくりと食べた。そしてその後、俊顕くんは空港に婚約者を出迎えに行った。私も同行して、婚約者を出迎えた後、3人でジュンの婚約者が住んでいる町に出かけた。

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卒業旅行-2

そしてホテルの部屋でちょっとだけフォーマルな服に着替えて、ホテルの車で披露パーティーのあるレストランに向かった。車はパリの街を抜け、30分ほどで会場の前に着いた。
定休日のレストランを借り切ってパーティーは行われるようだった。入り口に行くと、満面の笑みをたたえたルイスが結婚相手と腕を組んで来客を出迎えていた。二人とも礼服を着ているので、新郎が二人いる披露パーティーだった。

俊顕くん「ルイス、結婚おめでとう。」
ルイス「俊顕、ありがとう。それから、聡一、来てくれて本当にうれしいよ。ジュンもありがとうね、マリアももうすぐ来ると思う。」
俊顕くん「相手を紹介してよ。」
ルイス「そうだね、こっちが俺のパートナーのポール。」
ポール「日本からわざわざ参加してくださってありがとうございます。ゆっくりと楽しんでいってください。」

ルイスが南欧的なちょっとエキゾチックなイケメンであるのに対して、ポールはいかにもフランスのイケメンと言う感じだった。タイプの違う二人の超イケメンが礼服を着て並んでいると、映画の中の一シーンを見ているようだった。

ルイス「今日はみんな楽しんでいってね。カーニヴァルの出し物もあるからね、聡一も積極的に参加してよね。」
ポール「ジュンと聡一って本当に本物の親子なんですか?」
ルイス「そうだよ、どうして?」
ポール「だって、聡一って20歳代でしょ。ジュンは十代みたいだけど、それにしても聡一は親としては若すぎる。」
ルイス「ジュンはオレと同い年だからね。」
ポール「東洋人の年齢はわからない・・・」
ルイス「ポール、まさかジュンが大人とわかって、後で口説こうと思ったりしなかったよね?」
ポール「そんなことしないよ、ぼくの目に入るのはルイスしかいないからね。」
ルイス「ったく、口先男が・・・」

パーティーにはドラッグクィーンのような人も少しはいたけれど、それ以外はごく普通の人たちが参加していた。ただ異様に男の比率が多いのがちょっと他のパーティーと違ったところなのだろう。それから参加者のほとんどが上手いヘタはあるにしろ、英語がよくしゃべれることだった。

俊顕くんは水を得た魚のように、いろんな人と話しをして活躍していた。ジュンは遅れてやってきたマリアと仲良くしゃべっていた。
私も新郎の片割れの知り合いということで、いろんな人が話しかけてきてくれた。いろんな人と話しているうちに、今回のパーティーは異様にイケメン率が高いことに遅まきながら気がついた。俊顕くんが舞い上がってしまったのはこのせいなのだと、いまさらながら気がついたのだった。

パーティーが進んだ頃、ルイスがひとりで私のところにやってきた。

ルイス「聡一、退屈してない?」
私「だいじょうぶだよ、ルイス。でもルイスが幸せそうで良かった・・・」
ルイス「ありがとう、聡一・・・」
私「私はルイスを幸せにすることができなかったからね、それが気になってたんだ。」
ルイス「俺は聡一と少しでもいっしょにいられただけで、幸せだったよ。」
私「それならいいけど・・・」
ルイス「聡一、俺は幸せを手に入れたから、聡一も幸せになってね。」
私「ああ、がんばるよ。」
ルイス「今年中にまたポールと日本に行く予定だけど、また会ってくれる?」
私「もちろんだよ。」
ルイス「今日は聡一をお持ち帰りしたいけど、相方の監視が厳しいからなあ。」
私「こらこら、ルイスの結婚披露だろうが、そんなところで何を言うんだよ。」
ルイス「そうだね、聡一はいつも大人だ・・・」

そこにポールがやってきた。

ポール「やあ、聡一、俺の大切な相方と名にしゃべってた?」
私「ルイスとポールが正式に結婚できてうらやましいなって・・・」
ルイス「日本ではまだ同性結婚が認められてないんだよ。」
ポール「そうなんだ、でも聡一にも決まった相手はいるんだろう?」
私「いるよ。」
ルイス「聡一の相手ってどんなひと?」
私「写真見る?」

私は持っていた携帯の画面にヒロの写真を表示した。
私「これだよ。」
ルイス「キュートだね。」
ポール「十代じゃないよな・・・」
私「もうすぐ30歳だよ。」
ポール「ひゅう~、、日本人の年齢はわからない・・・」
ルイス「何してる人?」
私「いちおうピアニスト・・・」
ルイス「そういえば、ジュンもピアノうまかったよね。そうだ、聡一、ジュンといっしょになんかオレたちのために弾いて。」
私「ヴァイオリンがないよ。」
ルイス「たぶんどっかのオーケストラのヴァイオリン弾きが来てるはずだから、ヴァイオリンは見つかると思うよ。」
ポール「ぼくたちのために弾いてくれるとすごいうれしいなあ。」
私「じゃあ結婚のお祝いということで、フランクのヴァイオリンソナタの第四楽章を弾こうかな。これならすでにジュンと他で弾いたことあるから、ぶっつけでもまあだいじょうぶ。」
俊顕くん「ジュンと聡一さん、ずるいなあ、俺も弾きたいのに。」
ルイス「じゃあ、俊顕はソロでなんか弾いてよ。」

そういうわけで、ミニコンサートが始まった。まずは俊顕くんがルイスと同郷の作曲家グラナドスのオリエンタルを弾いた。これがいっきに聞いている人たちのハートを鷲づかみにするようないい演奏だった。その後、ジュンと私は、ルイスの結婚祝いとして、ヴァイオリンソナタを第四楽章だけだったけれど、心を込めて弾いた。

ルイス「俊顕、ジュン、それから聡一、ホントありがとう。」
ポール「みんなプロじゃないのに、すごい演奏だった。本当にありがとうございました。」

そしてパーティーは果てしなく続いていくようだったが、あまり長居をするのもいけないので、ジュンと私は適当なところで失礼することにした。

私「じゃあ、私たちは先に失礼するよ。」
ルイス「聡一、ジュン、ホントにホントに来てくれてありがとう、すげえうれしかった。」
俊顕くん「俺は、もう少しここにいるから。」
ルイス「はいはい、俊顕にはいい男を紹介してあげるよ。」
私「やれやれ、マジで男漁りなのか。」
俊顕くん「少し発散しないと、ジュンを襲っちゃいますよ、聡一さんでもいいから、襲っちゃうかもしれない。」
私「ばあか、しょうがないヤツだ。」
ジュン「じゃあ、俊顕、オレととうさんはホテルに戻るからね。」
私「じゃあ、今夜俊顕がホテルに戻ってこない時は、いい男にめぐり合えたってことだな。」
俊顕「ジュン、ゴメンね、今夜は俺、帰らないかもしれないけど・・・」
ジュン「じゃあ、俊顕、がんばって・・・」

私たちは呼んでもらったタクシーに乗って、レストランの近くの駅まで行き、そこからは地下鉄に乗ってホテルまで帰った。夕食時間だったが、パーティーで食べ過ぎたので、夕食はとても食べられそうにはなかった。

部屋で少し休んでから、私たちは腹ごなしに散歩に出かけた。ぶらぶらと20分ほど歩いていると、古いほうのオペラ座に着いた。立派な建物を一周してから、私たちは有名なカフェに入った。私たちは通りの良く見える席に座って、赤のグラスワインを一杯ずつゆっくりと飲んだ。

私「こうやってパリのカフェでジュンと二人でワインを飲める日が来るとはなあ・・・」
ジュン「なんかこのワインもおいしく感じられるね。」
私「ジュンとこうやって旅行できるのも、これが最後だからなあ・・・」
ジュン「まあ学生最後だけど、オレが社会人になってもまたなにかの機会にとうさんと旅行できるんじゃないかな。」
私「でも、将来結婚したら、ジュンはお嫁さんのほうを優先しなきゃなんないんだからな。」
ジュン「まあそうだけど、オレと○○さんとはあんまりべたべたした関係にはならないと思うんだけど・・・」
私「とにかくとうさんみたいに、結婚生活破綻させないでほしい。 ジュンには母親をあたえられなかったわけだから・・・」
ジュン「別にオレはとうさんがいてくれたから、それでじゅうぶん・・・」
私「ジュン・・・」
ジュン「もう、この話はやめよう。」
私「そうだね。」
ジュン「明日は、午前中は観光できるんだよね?」
私「ユーロスターに乗るのは午後だから、午前は全部観光できるよ。」
ジュン「じゃあ、とりあえず凱旋門に登りたい。」
私「いいよ、まあ明日の天気しだいだけどね。」

私たちは二杯ずつ赤ワインを飲んでから、カフェを後にして、ホテルに戻った。
夜遅くなっても俊顕くんはホテルに戻ってこなかった。いい相手が見つかったのだろう。

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卒業旅行-1

ジュンの卒業旅行に一部分だけいっしょに行くことになり、私は久しぶりに一週間まとめて休みを取った。
そしてある土曜日の早朝、私とジュンはスーツケースを引っ張ってマンションを出て駅に向かっていた。

私「でも最後にジュンといっしょに旅行できてよかった。」
ジュン「別に最後ってわけじゃないよ。オレが社会人になってもとうさんとたまに旅行くらいできると思うよ。」
私「そうだけど、そのうちジュンも結婚するだろう、そうなるとジュンと二人だけで旅行なんてあんまできないよ。」
ジュン「オレが結婚したって、とうさんと旅行くらいできるよ。」
私「そう言ってくれるとうれしいけどね。」

私たちは新宿まで行ってからNEXに乗った。時間はかかるが、荷物があるときは乗り換えなしで成田まで行けるのはありがたい。時間通りに成田空港に着き、私たちはチェックインを済ませてから、カフェに行って朝食を食べた。
早めに出国手続きを済ませて、免税店を見て時間をつぶした。

搭乗した飛行機はちょっと遅れて離陸した。私たちは窓側の三人掛けの席の窓側から2席だったが、その日は満席でなかったみたいで、通路側の席は空いていた。ジュンを窓側の席に座らせて、私は真ん中の席に座った。

私「通路側の席、空いてるみたいだね。」
ジュン「そこに知らない人がいると、なんとなくトイレに行きにくいんだよね。」
私「トイレに行きたくなったらとうさんにはすぐに言うんだぞ。」
ジュン「うん、でもそんなしょっちゅう行くわけじゃないし。」

飲み物を飲み、食事をしてしまうと、前夜遅くまでいろいろと準備をしていて寝不足だった私は、そのまま眠っていた。
しばらくして目を覚ますと、ジュンは起きていて、地球の歩き方を読んでいた。

私「眠れなかったのか?」
ジュン「なんか映画見てたら、あんまり眠れなくって・・・」
私「まあ飛行機で眠れなかったら、ホテルに着いてからすぐに寝ればいい。」
ジュン「そうだね、ホテルに着くのは、けっこう遅くなるもんね。」
私「それにしても、ルイスが結婚するんだもんなあ。」
ジュン「オレも知ったときは驚いたもんね。」
私「結婚式はどんなんだろうね?」
ジュン「俊顕の言うには、結婚式はあらかじめメリーっていう役所でして、その後レストランでパーティーをやるんだって。オレたちが出るのは、結婚式の後のパーティーのほうだよ。」
私「それにしても、男同士の結婚披露パーティーってどんなひとたちが参加するんだろうね。」
ジュン「ゲイの人たちが多いんだろうと思うよ。でもマリアとその今彼とかも出るそうだから、ゲイばっかりではないんじゃないかな。」
私「ジュン、マリアと会っても平気なのか?]
ジュン「ああ、オレがマリアの元彼だったっていうことか。それならとうさんだってルイスの元彼だから、同じ状況じゃんか。」
私「とうさんとルイスは別にカップルだったわけじゃないからな。」
ジュン「ルイスのほうはけっこうマジだったみたいだよ、前にマリアからのメールにそう書いてあったもん。」
私「ジュンはマリアとその今の彼氏と会って平気なのか?」
ジュン「だって、マリアとはどっちかというとセフレだもん。ぶっちゃけあっちの相性はすごく良かったから・・・ あっ、ゴメン、ヘンなこと言っちゃったかな。」

途中で一か所乗り継ぎをして、私たちはその日の夜に最初の目的地に着いた。荷物もあったので私たちはタクシーに乗ってホテルに向かった。未来的な建物の空港を出て、タクシーは夜の高速道路をものすごい速度で進んでいった。
30分ほどでホテルに着いた。フロントで名前を告げて待っていると、すぐに俊顕くんが下りてきてくれた。

俊顕くん「飛行機、遅れなかったみたいですね。」
私「乗り継ぎもうまくいって、ほぼ時間通りに着いた。」
俊顕くん「ジュン、なんか眠そうだね。飛行機で眠れなかった?」
ジュン「なんか、映画見てたら面白くて、あんまり眠れなかったんだよね。」
俊顕くん「今、日本時間だともう朝になってるからね。」

私たちはホテルの部屋に入った。部屋は広くて、大きなベッドがふたつくっついて置かれていて、その隣には何人も座れそうなソファのあるコーナーがあった。

私「ベッドがふたつしかないが・・・」
俊顕くん「ベッドはキングサイズのベッドがふたつをぴったりくっつけて置いてもらってるから、3人並んでもゆったり眠れますよ。」
ジュン「なんかとうさんと俊顕といっしょに寝るのって久しぶり。オレが真ん中で寝ていい?」
私「真ん中はちょっと寝にくいんじゃないのか、だからとうさんが寝るよ。」
俊顕くん「なんか聡一さん、俺にいじわるしてません?」
私「俊顕、私の隣は不満なのか?」
俊顕くん「不満じゃないけど、どっちかというとジュンの隣がいいなあ・・・」
ジュン「だから、オレが真ん中で寝れば問題ないじゃん。」
私「ジュンがそういうなら、それでいいけど、俊顕、ジュンにいたずらするなよ。」
俊顕くん「なに言ってるんですか、するわけないでしょ。」
私「ジュン、眠そうだね。とうさんといっしょにお風呂に入って温まってから寝なさい。」
ジュン「うん、お風呂に入りたい。」
俊顕くん「聡一さん、俺もいっしょにお風呂入っていい?」
私「こら俊顕、気持ち悪い声を出すんじゃない。」
俊顕くん「ジュンみたいに可愛く言ったのに・・・」
私「俊顕、おまえはそんなキャラじゃねえだろうが・・・」
ジュン「お風呂、広いんだったら、3人で入ればいいじゃん、そのほうが楽しいし。」

部屋も広かったが、風呂も無駄に広かった。3人くらいならゆったりと入れそうだった。

私「お湯に入るとなんか疲れが少し消えていくな。ジュン、ゆっくりと暖まるんだぞ。」
ジュン「うん、お風呂気持ちいいね。三人入っても窮屈じゃないし。」
俊顕くん「ジュンったら、安心しきった顔しちゃって。」
私「俊顕だっていつもより穏やかな顔になってるぞ。」
俊顕くん「俺も聡一さんの息子になったみたいだね。」
ジュン「じゃあオレたち、兄弟だね。」
俊顕くん「ジュン、俺たちマジで兄弟になろうよ。」
ジュン「俊顕とだったらいいけど、どうするの?」
俊顕くん「なんか、地方には同年代の仲のいい男二人が、義兄弟の約束をして、その後はずっと両方の家同士で親戚付き合いするんだって。」
私「それってなんか、本で読んだことがあるぞ。」
俊顕くん「それぞれの地域で形はいろいろだけど、けっこうあちこちでその習慣はあるみたい。」
ジュン「それなら、オレたち、兄弟みたいなもんじゃん。」
俊顕くん「ジュンと兄弟か、俺のほうがお兄さんだね。」
ジュン「まあ、俊顕のほうが何ヶ月か早く生まれてるけど・・・」
俊顕くん「ジュン、俺が兄貴だと嫌?」
ジュン「まあ俊顕だったら、嫌と言うわけじゃないけど・・・」
私「こういうのは、なにかと弟のほうが有利だと思うぞ。」
俊顕くん「俺が兄貴になったら、ジュンのこと大切にするからさ。」
ジュン「俊顕ったらムリして兄貴ぶっちゃって・・・」
俊顕くん「ちょっと拗ねたジュンってマジ可愛い。」
ジュン「オレは拗ねてなんかないからな。」
私「どっちが兄貴かって言うのはそれほど重要なことじゃないぞ、大切なのは兄弟で助けあったり、足りないところを補い合ったりすることだからね。」
俊顕くん「聡一さん、さすが父親。」
私「俊顕、茶化すんじゃない。」
俊顕くん「まじめに言ったのに・・・」

私たちはしばらくお湯に浸かってからだを暖めた。

私「ほら、ジュン、からだ洗ってやるから、立って。」
ジュン「あんま汚れてないから軽く洗うだけでいいよ。」

私とジュンはバスタブの中、俊顕くんの横の立ち上がった。私は手にボディソープをとって、ジュンのからだを上から順番に手でこするように洗っていった。いつものようにジュンは気持ちよさそうな、そしてちょっとくすぐったそうな表情をしていた。からだ全体を洗い終わると、私はジュンのからだにシャワーのお湯をかけてやり、泡を落とした。

私「ほら、ジュン、終わりだ、もう少しお湯に入って暖まってから出なさい。」
俊顕くん「聡一さん、次は俺俺。」
私「なんで、俊顕まで洗わなきゃならないんだよ。」
俊顕くん「だって、俺、ジュンの兄弟だもん。」
私「ったく、甘えた声を出すなって。」
ジュン「とうさん、今日は特別に俊顕も洗ってあげてよ。」
私「しょうがねえなあ・・・ ほら、俊顕、洗ってやるから、立ちなさい。」

私がそう言うと俊顕くんはうれしそうに立ち上がった。

私「俊顕、ったく、これはなんだ、これは?」
俊顕くん「なんだって、これは俺のチ○コじゃないですか。」
私「そんなことはわかっている。なんで、こんなに勃起してるんだって聞いてるんだ。」
俊顕くん「だって惣一さんが勃ちなさいって言ったから。」
私「ばあか、ったくしょうがねえヤツだ。」
俊顕くん「だってジュンが聡一さんの手で全身愛撫されてるのを見たから、当然勃っちゃうじゃないですか。」
私「わかったわかった、洗ってやるから、まずはそのいきり立ったものをなんとかしろ。」
俊顕くん「えっ、ジュンと聡一さんの前でシコっていいんですか?」
私「ばあか。」
俊顕くん「聡一さんが手でしてくれるとか。」
私「するか!」
俊顕くん「俺としてはジュンがしてくれるほうがもっとうれしいけど・・・」
ジュン「とうさんと俊顕、最近仲良過ぎる。」
私「ジュン、心配するな、とうさんはこんなやつ、好きでもなんでもないから。」
俊顕くん「ジュン、聡一さんなんかよりジュンのほうがずっとずっと好きだからね。」
私「こらこら、どさくさにまぎれてジュンに告白するんじゃない。」
俊顕くん「そんなことしてませんよ。」
私「なんだよ、俊顕、このカチンカチンになったものの先から、タラーっと垂れ下がってる透明な液体は?」
俊顕くん「だって、ジュンと聡一さんのフルヌードをたっぷり見せつけられたら、自然に垂れちゃったみたい。」
私「ったく、こんなところで発情するなよな・・・」
俊顕くん「ジュン、ゴメンね、ヘンなとこ見せちゃって・・・」
ジュン「別に、俊顕はオレと風呂に入るといつもガマン汁垂らしてるじゃん。」
俊顕くん「なんだ、ジュンにはバレてたんだ・・・」
ジュン「でも、いつもは今みたいに勃起はしてないじゃん。」
俊顕くん「だってジュンと二人だけで風呂に入ってるときに勃起させちゃったら、ジュンに嫌われそうだから、大きくならないように必死でガマンしてた。」
私「やれやれ、俊顕もけっこう大変だね。」
ジュン「別に勃起したくらいじゃ、嫌いになんかなんないから・・・」
俊顕くん「じゃあ、次回からはムリにガマンしないから・・・」
私「俊顕、うれしそうに言うんじゃない。」
ジュン「オレととうさんはもう風呂から出るからね。」
私「後は俊顕、あとひとりで好きにしなさい。」
俊顕くん「俺もいっしょに出る。」
私「ひとりでそれを小さくするんじゃないのか?」
俊顕くん「ひとりでするなんて、さみしすぎる・・・」

私たちは風呂から上がり、ビールを一杯ずつ飲んでから、べっどに横になった。ジュンはちょうどふたつのマットレスの境目だったが、それほど寝苦しくはないらしく、すぐに寝息を立て始めた。

俊顕くん「ジュン、疲れてたのかな、もう寝ちゃいましたね。」
私「飛行機でほとんど眠らなかったみたいだからね。」
俊顕くん「ジュン、いい匂いしますね。」
私「俊顕もジュンの匂い、わかるのか?」
俊顕くん「なんか、媚薬みたい、またガマン汁が出てきた。」
私「ったく、見境のないやつだな。」
俊顕くん「聡一だって、ジュンに多少は発情してるくせに・・・」
私「まあ多少はな・・・」
俊顕くん「これ以上起きてたら悶々とするだけけだから、寝ます。」
私「悶々として寝れるのか?」
俊顕くん「ムリにでも寝ます。明日はルイスのパーティーにゲイのいい男がいっぱいくるはずだから、ナンパして、悶々を解消します。だからジュンのことをおそったりしないから、聡一は安心してね。」
私「いい男が見つかるといいね。じゃあ私も寝るよ、なんかからだの芯が疲れてる感じだから。」
俊顕くん「おやすみなさい、聡一・・・」
私「おやすみ、俊顕・・・」

私は目をつぶって寝ようとしたが、疲れているにもかかわらずすぐには眠れなかった。かなり時間が経ってから、とりあえずは眠ってしまったようだった。ただ寝ているあいだずっと夢を見続けていたような気がする。

翌朝目を覚ますと、ベッドにジュンはいなかった。俊顕くんがこっちを向いて眠っていた。私は、とりあえず起き上がった。その気配で俊顕くんも目を覚ましたようだった。

俊顕くん「ふわああぁぁ、ああ、おはよう、聡一。あれっ、ジュンは?」
私「私も今起きたばっかりなんだけど、起きたときにはジュンはいなかった。」
俊顕くん「トイレかな。」
私「まあそんなところだろうな。」
俊顕くん「俺、トイレ行ってきます。」
私「子供みたいななにあわてて起き上がってるんだよ。」
俊顕くん「オシッコ漏れそうなくらい溜まってるんです。」
私「トイレは順が入ってるかもしれないぞ。」
俊顕くん「じゃあ、いっしょにします。」
私「ったく、いいから、トイレ行っておいで。」

俊顕くんは起き上がって、小走りにトイレのほうに向かっていた。

俊顕くん「ふう、やっと落ちついた。ああ、ジュン、トイレにはいませんでしたよ。」
私「じゃあ、どこに行ったんだろう。」
俊顕くん「俺、とりあえず、シャワー浴びてきますね。」
私「ああ、きれいにしておいで。」

そこにジュンが戻ってきた。

ジュン「あっ、とうさん、おきてたんだ。」
私「ジュン、どっか行ってたのか?」
ジュン「うん、朝目を覚ましたら、、まだ早すぎてとうさんも俊顕もぐっすり寝てるから、オレ、ちょっとホテルの周りを散歩してきたんだ。なんか映画みたいな町並みで、すげえ気持ちよかった。」
私「そうなのか、明日はとうさんも朝の散歩したいな。」
ジュン「じゃあ明日はとうさん早く起きなよ、いっしょに散歩しよ。」

俊顕くんがシャワーを浴びてバスルームから出てきたので、その後私も軽くシャワーを浴びた。そしてレストランに下りていって、ビュッフェの朝食を3人でゆっくりと食べた。

私「今日はルイスの披露パーティー、何時からだよ。」
俊顕くん「昼から始まるらしいよ。今年はちょうど今がカーニヴァルの時期だから、面白いことがあるかもしれないよ。」
ジュン「どんな人たちが集まるのかな楽しみ。」
俊顕くん「でもまあ、だいたいはゲイの人たちが多いんじゃないかな。」
私「そうだろうな、でもジュンとかマリアとかも出るんだし、全部がそうってわけじゃないよな。」
ジュン「でも、ルイスの家の人、マリアの以外に来るのかなあ・・・」
俊顕くん「どうだろうね、まあ、親とかは来ないかもね。まあ、行ってみないとわからないんだけど・・・」

朝食を食べ、いったん部屋に戻ってから、私たちはちょっとだけ観光に出かけた。とりあえずぶらぶらと歩いてセーヌ川に行って、芸術家橋という橋を渡った。橋は歩行者専用で、そのわりにはけっこう幅も広くて、橋の上には大道芸人が何人か出ていた。橋を渡って、ポンヌフに行って、元の右岸に戻って、少し地下鉄に乗ってホテルに戻った。

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息子とバリへ(8)

ウブド2泊目の朝、私は少し寒さを感じて目が覚めた。昨夜からベッドルームの折り戸は開けっ放しだったので、朝の冷えた風がベッドの周りに垂れ下がっている薄い布を通って中にまで入ってきていた。
私は起き上がってベッドルームの折り戸を閉めにいった。まだ薄暗かったが、どうもあまりいい天気ではなさそうだった。そのせいで風が冷たかったのだろう。
暖かいベッドに入ると、息子が目を覚ました。
ジュン「あれ、とうさんどうしたの? トイレ?」
私「開けっ放しでちょっと風が冷たかったから閉めてきた。今朝はちょっと寒そうだよ。」
ジュン「そうなんだ、オレ気がつかなかった。」
私「ジュンにくっついてれば、暖かかったんだけどね・・・」
ジュン「そういえばとうさんは体温低めだもんね。くっついてきなよ、オレが暖めてあげるから。」
私「いつもは、おまえのほうがとうさんにくっついてきているのにね。」
ジュン「ほら、こうすると暖かいだろう?」
私「暖かいけどさ、なんか今朝はジュンに守られてる感じだな・・・」
ジュン「いいじゃんか、からだはオレのほうがすでに大きいんだし・・・」
私「大きく育てすぎたかなあ・・・」
ジュン「じゃあ、なんでオレにずっと牛乳をたくさん飲ませ続けたんだよ・・・」
私「おまえだって、牛乳は好きだったじゃないか・・・」
ジュン「まあ、オレも大きくなりたかったから、たくさん飲んでたんだけどね・・・」
私「でもほんと大きくなってくれて良かったよ・・・」
ジュン「でも、ここだけは・・・ ちょっとまだ負けてる・・・」
私「こら、ジュン、どこ触ってるんだ。」
ジュン「とうさん、これ朝立ち?」
私「そりゃそうに決まってるだろうが・・・」
ジュン「オレなんか、さっき目が覚めたばっかりのころは、朝立ちしてたけど、今は元に戻ってるよ。」
私「だから、とうさんは、ジュンにこんなふうに抱かれるとだなあ・・・」
ジュン「とうさん、けっこういい反応するんだね。」
私「こら、とうさん、これでもガマンしてるんだぞ・・・」
ジュン「別にガマンすることないじゃん。それに、オレ、とうさんのここ、大きくて好きだもん・・・」
私「こら、やめなさい・・・」
ジュン「なんかここ、すごく熱を持ってきたよ・・・」
私「あっ、そこはだめ・・・ こら、ダメだって・・・言って・・・るだろ・・・・・・」
ジュン「とうさん、この辺が感じやすいみたいだね・・・」
私「ダメだって・・・ このままだと・・・・・・」
ジュン「このままだとどうなるの?」
私「ジュン、もう・・・止めろ・・・止めないと・・・・・」
ジュン「すげえギンギンになってきたね。」
私「このままだと・・・出るって・・・・・・」
ジュン「とうさん、気持ちいいんだろう? だったら出しちゃいなよ。」
私「そんなに・・・手を・・・動かすなって・・・・・・イキそう・・・・・・」
ジュン「ガマンしてないでイッちゃいなよ。」
そう言いながらジュンは手を激しく動かした。私のガマンも限界に達して、とうとう最後の時を迎えていた。
私「ダメだ、あっ、あっっ・・・・・・イク、イク。」
その時、私のモノが弾けて、大量の白い液体が何度も何度も噴出していった。それは、穿いたままのパンツの中で白い染みを作っていった。
ジュン「すげえ、とうさん、いつまで射精が続くんだよ・・・」
私「もう手を動かさないで・・・ 感じすぎる・・・」
射精が終わりかけてもジュンは手の動きを止めなかったので、私の感じやすくなっているモノは、その刺激のせいで、突き上げるような快感におそわれて、私はそのままほんの少し気を失ったようになっていた。
ジュン「とうさん、大丈夫?」
私「なんか感じすぎて・・・」
ジュン「すごい出しちゃったね・・・」
私「ホントだ、トランクスがベトベトだ・・・」
ジュン「今日はオレが替えてあげるよ。」
私「自分でするからいいって・・・」
ジュン「オレが子供のころはとうさん毎日替えてくれたじゃんか。そのお返しの一部だから・・・」
そう言うとジュンは手早く私のトランクスを新しいのに履き替えさせてくれた。
ジュン「初めてだね、オレがこんなことするの・・・ なんか嬉しい感じ・・・」
私「自分でやるから・・・」
ジュン「あっ、とうさん、また少し勃ってきてない?」
このままだと、また最初に戻って、エンドレスになりそうなので、私はそのまま眠ることにした。
私「とうさんは、もう少し寝るよ。」
ジュン「オレもまだちょっと眠い。」
満たされたような心地よい気分の中で私とジュンはふたりとも、また眠りの中に引き込まれていった。

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息子とバリへ(7)

夕方ベッドに横になっていると、そこは外からの風が柔らかく吹いて、とても気持ちのよい場所なので眠くなってくる。ジュンは気持ち良さそうに寝息をたてている。可愛い顔で眠っているジュンを私はずっと飽きずに眺めていた。
このホテルは三泊すると一回レストランでのバリ風ディナーを出してくれる。その夕食の時間が近づいてきたので、眠っているジュンを起こそうとすると、もっと眠っていたいのか、からだをゆすっている私の手の動きを止めようと、軽く握った手を動かしている。なんか猫が寝ぼけて手を動かしているようで、私は可笑しくなってしまう。
私「ほら、ジュン、そろそろ起きないと晩御飯の時間だよ。」
ジュン「ね・・・む・・・い・・・よ~・・・ もう少し寝かせて・・・」
私「そんなに甘えてくれるのは嬉しいけど、ホテルのレストラン、予約してるから起きないと・・・」
ジュン「起きたくないよう・・・」
私「今夜はジュンが食べたいって言ってた、バリ名物のソテだぞ。」
ジュン「ソテ食べたい・・・」
私「それなら早く起きな・・・」
ジュン「眠いよう・・・」
私「ほら、目覚ましのキスしてあげるから・・・」
ジュン「オレ、子供じゃないぞ・・・」
私「子供みたいにぐずってる癖に・・・」
ジュン「だって眠いんだもん・・・」
私「そう言えば、今夜のオードブルはガドガドだと思うよ・・・ ジュン、食べたくないの?」
ジュン「ガドガド食べてみたい・・・」
私「それじゃあ早く起きな・・・」
のろのろとジュンは不機嫌そうな顔で起き上がった。
私「そんなブスっとした顔してると、かわいくないぞ。」
ジュン「オレは別にかわいくないもんね・・・」
私「ジュンのそういうかわいくないところがかわいいんだよね・・・」
ジュン「なに言ってるんだかわかんない・・・」
私「ほら、顔でも洗っておいで。」
のろのろとジュンはバスルームに入っていき、しばらくすると今度は見違えるほどシャキっとして戻ってきた。
私「やっと目が覚めたみたいだね。」
ジュン「とうさん、オレはらへった。」
私「それじゃあ、レストランに行こう。」
私たちは熱帯植物に囲まれた通路を通ってレストランに行った。
テーブルに案内されると、そこには花が飾られろうそくの火が揺れて、なんと新婚さん向けのような設えになっていた。
ジュン「おっ、ロマンチック・・・」
私「あそこで食べるのはちょっと気恥ずかしい感じだな・・・」
ジュン「でも、雰囲気あっていい感じだよ。オレは好きだな・・・」
私「じゃあ、将来ジュンが新婚旅行に来るときの予行演習ということで・・・」
ジュン「それならとうさん、腕を組もうか?」
私「ば~か、完全にゲイの新婚さんと間違えられるぞ。」
ジュン「別にいいじゃん。オレはとうさんのこと好きだし、とうさんもオレのこと好きだろ、気持ち的には新婚さんと一緒じゃん・・・」
そんなことを言いながら私たちは用意されたテーブルについた。私たちのほかには、離れた席にヨーロッパ人のグループが一組いるだけで、レストランは静かな雰囲気だった。
私たちは、腕こそ組まなかったけれど、仲の良さそうな感じに見えたのだろう。
私たちのテーブルの世話をしてくれる女性が料理の確認をしたあとでこんなことを話しかけてきた。
女性「おふたりはご兄弟ですか?」
ジュン「彼はオレの父親です。」
女性「ほんとうですか?」
私「彼は私の息子ですよ、名前はジュンです。」
女性「あなたがお父さん、信じられない・・・ 若いですね。とても親子には見えないです。」
ジュン「確かに今は息子のほうが背が高いですからね。」
女性「仲のいい親子はすてきですよね。」
ゲイのカップルではないことは分かってもらえた様だった。私は別にどう思われようと、そもそもゲイなのでいいのだが、息子までそう思われたくなかった。
バリのワインで乾杯をしていると、最初の料理が出てきた。

ガドガドサラダ
これは茹でた野菜にゴマ風味の少し甘いドレッシングをかけて食べるサラダ、ガドガド。

ジュン「ガドガド、すげえ美味しい。想像してたよりもずっといける。」
私「このゴマベースのちょっと甘いドレッシングが温野菜にあうね。」
ジュン「これ、日本にも作って食べたいね。」
私「日本に帰ったら試してみようか。」

そしてメインの料理のソテが出てきた。
ソテ盛り合わせ

ジュン「美味しいけど、少し火の通しすぎかなあ・・・」
私「まあ暑いところだから、火はしっかりと通さないと危ないんじゃないかな。」
ジュン「でもじゅうぶん美味しいね。」
私「とうさんは生っぽいのよりは、火がじゅうぶん通ったほうが好きだな。」
バリ料理を食べながら、嬉しそうに目を輝かせているジュンを見ているとほんとうにいっしょに来てよかったと思う。
ジュン「なにとうさん、オレのことを訴えるような目で見つめてるのさ。」
私「いやあ、ジュンといっしょに旅行できてよかったなと思ってさ。」
ジュン「オレも・・・ 連れてきてくれてうれしい・・・」
その時、私とジュンの間にはいつもにも増して暖かい気分に満たされていた。

theme : 男同士の恋愛
genre : 恋愛

tag : ゲイの父親

息子とバリへ(6)

ウブド1泊目の朝、ホテルのレストランに行き、朝食を食べる。レストランと言っても屋根だけがあって壁はない開放的なところで、テラスの先を一段降りるとプールになっていて、その先は谷川になっていて気持ちのいいところだ。朝食としてホテルの宿泊料金含まれているのは、パンとサラダ、卵料理、それにフルーツジュースで、なぜかコーヒーはオプションとなる。バリの人はFの音が自動的にPに変わるらしく、コーヒーのことを「コピ」と言う。最初は何でレストランでコピーのことを聞かれるのか怪訝に思うけれど、それはコーヒーのことなのである。
ジュン「ここの人たちは、コーヒーのことをコピって言うんだね・・・」
私「日本人だって、コーフィーのことをコーヒーって言うから、Fの音を置き換えてるというのは同じだろう?」
ジュン「ホントだ、人のことは言えないや・・・」
私「とうさんはバリコピを頼むけど、ジュンはどうする?」
ジュン「オレもコピ飲みたい。」
ガムラン音楽が静かに流れているレストランでゆっくりと朝食を食べ、それからの予定を相談する。
私「今日はどうしようか? ジュンは何を見たい?
ジュン「まずはウブドの町に出て、いろんな店を見たいなあ。」
私「それじゃあ、まずはホテルの車で王宮の前まで送ってもらおうか。」
ジュン「それから、ちょっと美術館でバリ絵画も見たいし・・・」
私「それはとうさんもすごく見たい。」
ジュン「それと今日の昼は豚の丸焼き料理を食べたいなあ。」
私「ガイドブックに出てた店だろう? それなら王宮のすぐ前にあるみたいだよ。」
ジュン「それからちょっとバリの田園風景を見て・・・」
私「そりあえず、それだけ予定があれば今日一日つぶれちゃうぞ。」
ジュン「それから、昨夜ケチャのあとで入ったカフェで少しマッタリしたい。それでとうさんはなんか見たいものあるの?」
私「1個くらいはウブドのお寺も見てみたい。」
ジュン「じゃあ今日の予定はだいたい決まりだね。」
私「もしも少し早く帰ってこれたら、そこのプールで泳いでみようか?」
ジュン「でもだれも泳いでないよね。」
私「まあそれぞれのヴィラに小さいとはいえプールがあるから、わざわざここまで泳ぎに来ないのかもしれないね。」
ジュン「そうだよね、ヴィラのプールだと誰に気にせずに素っ裸で泳げるからいいよね。」
私「普通はいくらヴィラのプールでも素っ裸では泳がないと思うけど・・・」
ジュン「別にいいじゃん、誰にも見られるわけじゃないし・・・」
私「でもこっちのプールもいいぞ。レストランからカクテルとか持ってきてもらって、飲みながら泳げるし・・・」
そんなことを言いながら、朝食を終えて、いちど部屋に戻ってしたくをしてから、ホテルの車でウブドの王宮の前まで送ってもらった。
まずはメインストリートにならぶいろいろな店を順番に見ていく。お土産屋、バリ絵画の店、アジアン雑貨の店、本屋など、それぞれ特徴のある店に入っていく。ジュンはなぜかこういったショッピングがものすごく好きでいつまでも飽きずに見続けることができる。一時間も付き合っていると私は少し退屈してしまい、ショッピングを続けるジュンと別れて、昨夜入ったモダンなカフェに行って少し休むことにした。昨夜は11時近くまでいたときに対応してくれたギャルソンがもう働いていた。いったい一日何時間仕事をしているのだろうか。ともかくけっこうイケメンで笑顔がさわやかなので私のお気に入りである。
ギャルソン「あれ昨夜もいらっしゃってましたよね。」
私「感じいいカフェだからね。」
ギャルソン「ありがとうございます。今日は何になさいます?」
私「ビンタンビールの冷えたやつを・・・」
ギャルソン「わかりました。少しお待ちください。」
カフェ
ゆったりとしたソファに半分寝るような格好で座り、私は外の通りをのんびりと眺めていた。
しばらくしてジュンがカフェに戻ってきた。ジュンのためになにか注文をするためにまたさっきのギャルソンを呼ぶ。
ジュン「とうさん、さっきのギャルソン気に入ったみたいだね。」
私「まあね、笑顔がいいなと思ってさ・・・」
ジュン「オレの笑顔は?」
私「とうさんにとってそれは別格、他とは比べ物にならないよ。」
ジュン「オレもとうさんが笑ったとこ好きだけどね・・・」
私「これからどうする?」
ジュン「それじゃあプリルキサン美術館に行こうか?」
私「そうだね、美術館見たあと昼メシにしよう。」
カフェを出てウブドの街を少し歩いてプリルキサン美術館でバリ絵画を見た後、王宮前に戻って、すぐ前にあるイブオカという食堂に行く。ここは店の中で豚の丸焼きをしていて、それを切り分けてごはんの上に乗せて、タレをかけ野菜を添えたもので有名な店らしい。地元の人たちと観光客で中はごったがえしているが、すぐに席が空いたのでそこにかけて、豚の丸焼きのせご飯と飲み物を頼む。
豚の丸焼き料理
カゴの上に防水紙を載せて、その中に料理が入っている。これならば皿を洗う必要もないから合理的ではある。豚肉は皮がパリッと焼けていて、肉は柔らかくとてもおいしい。
ジュン「これ、すごくおいしいね。」
私「有名なだけはあるね。」
ジュン「ご飯も少し匂いがあるけど、豚肉といっしょに食べるとおいしいなあ。」
私「この米の匂いが気にならなければ、これはこれでおいしい。」
ジュン「もう一回食べに来たい味だよね。」
意外に安い昼メシをすませたあと、私たちはウブドの外れにある寺院に行った。中心から少し外れているせいかものすごく静かなところで、ほとんど人が来ないところだった。
ウブドの寺院
ゆっくりと見てまわって、あずまやのような建物の中に入ってすわり、静かな雰囲気を楽しんだ。
その後、ウブドの街のすぐうしろにある棚田を見に行く。メインストリートから10分も歩くと、のどかな田園地帯が広がっている。
棚田風景
バリでは一年中米を栽培できるので、日本の田んぼのようにそのあたり一帯が同じような稲の育ち方をしているわけではなく、刈り取りの終わった隣では青々とした稲が育っている。
あまりにものどかな風景なので、ゆっくりと歩いていく。どこまで行っても同じような田園風景が広がっていて、清々しさがからだの中まで染みこんでくるようだった。
棚田からまたウブドの街に戻り、ホテルに電話して迎えの車に来てもらい、早めにホテルに帰った。部屋で少し休んでから、プールに出かけた。相変わらずだれも泳いでいない。
プールからの眺め
プールサイドのアジアン風のチェアに座って、トロピカルカクテルを注文して飲む。ジュンは相変わらず、生地の小さいビキニタイプのきわどい水着を穿いている。まあ少数のホテルのスタッフ以外はいないのでまあいいだろう。
私「こっちのほうが広いからちゃんと泳げるだろう?」
ジュン「確かにゆっくりと泳げるよね。でもやっぱヴィラのプールで開放的に泳ぎたいなあ。」
私「ジュンの穿いてる水着だったら、ほとんど穿いてないのと同じじゃないか・・・ むしろ穿いてないよりもエロいけどな・・・」
ジュン「だって翼さんもプールでは同じようなの穿いてたよ・・・」
私「そうだけど、こっち系の人には堪らないような姿だけどね・・・」
ジュン「でも感じてくれるってことは、この格好が魅力的だってことでしょう? だったらいいじゃん・・・」
私「いいじゃんって言うけど、万が一襲われたりしたらどうするんだよ・・・」
ジュン「オレけっこう力あるから、だれも襲ってきたりしないと思うけどね・・・」
私「ジュンより強いやつだっているだろう。だから用心するにこしたことはないからね・・・」
ジュン「まったくとうさんは心配性なんだから・・・」
私「とうさんにとっては、おまえが無事に成長してくれることがいちばん大事なことだからね・・・」
ジュン「そろそろヴィラに戻ろうよ・・・」
私「そうだな、夕飯まで少しゆっくりするか・・・」
ふたりはヴィラに戻って、ベッドに横たわって、とりとめもない話をしながら、外ののどかな景色をずっと眺めていた。

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genre : 恋愛

tag : ゲイの父親 バリ島

息子とバリへ(5)

息子とふたりでベッドに横になりすこしだけ上半身を起こして、目の前に広がる田園風景をしばらく眺めていると、だんだんと眠くなって来た。少しだけうつらうつらとしているともう6時近くなり、出かける時間が来てしまっていた。急いで服を着て、ヴィラを出てホテルの門にいくと、すでに迎えの車は来ていた。ホテルの車ではなくてホテルと契約しているフリーの車らしく、名刺を渡されて、明日どこかに観光に行くのならここに電話してくれれば、予約がなければすぐにホテル前に来てくれ連れて行ってくれるという。ホテルを通じて予約するよりも安くするからと積極的に売り込んできた。まあどこかに行くのであれば車も新しいし悪くはない感じだ。
車で10分も行くと、もうウブドの王宮の前に着いた。とりあえずケチャの会場を探していると、いろんな催し物の看板を持った人が寄ってくる。しばらく歩いていると、道路に受付が出ていて、すぐにその夜のチケットを買うことができた。始まるまでに一時間ほど時間があるので、とりあえず夕食を食べる必要がある。街を歩いていると、ヨーロッパ人やら日本人が入っているレストランがあったので、とりあえず入った。インドネシア料理のレストランで、入り口の横の屋外の席に座ると、ウエイターがメニューを持ってきてくれた。写真入のメニューで、英語のほかに日本語の説明もあるので、食べたいものを簡単に選ぶことができた。
食事をしてケチャの会場に行くと、すでに入場者の列ができていた。ドイツ語を話しているグループのあとに続いて会場に入る。席についてしばらく待っていると、女性がひとり出てきて、観客にらんの花びらの浮かんだ器から水を少しずつ掛けて、清めていった。その後会場が暗くなると、市松模様の腰巻姿の男たちが何十人も出てきて、ケチャが始まった。劇のあらすじは、ラーマヤーナを題材にしたもので、男女の恋愛が表現されているそうだ。男たちの、チャチャチャという早いリズムの声に導かれてだんだんと観客も劇の中に集中していき、クライマックスを迎えて、めでたしめでたしで終わった。祖そしてその後、ファイアーダンスが行なわれて、その夜の出し物は終わった。
会場を出て、街の中心部にあるロータスカフェに行くと、けっこう混んでいたので、その前にあるモダンなインテリアのカフェに入った。私はワインを頼むと、ジュンはビールを頼んだ。まあ旅行中はうるさいことは言わないことにしようと私は決めて、ジュンと乾杯をしてゆっくりとワインの味を楽しんだ。ウエイターにホテルに電話してもらい、迎えの車が店の前に来たので、ホテルに送ってもらった。
ヴィラに帰り着くと11時を少し過ぎていた。中に入るとすぐにジュンは服を脱いで、素っ裸になってまた薄暗いプールに飛び込んだ。プールの下から照らしているライトの光が、水の揺らめきに反射して、ジュンの顔がキラキラとしていた。
ジュン:とうさんもおいでよ、気持ちいいよ。
私:少しプールでからだを冷やすか・・・
ジュンの輝くようなからだを見ていると勃起してしまいそうになるのをなんとかこらえながら、私は服を脱いでから、プールに足から少しずつ入っていった。
ジュン:とうさん早く入りなよ。
私:けっこう水が冷たいから、少しからだをならしてから・・・
その時、ジュンは子供みたいに私に手で水を掛けてきた。
私:こら、ジュン冷たいだろうが・・・ 
ジュン:早く入ってこないからだよ。
私:まったく子供なんだから・・・
ジュン:だってオレとうさんの子供だもん。
そう言うとジュンはいきなり私にハグしてきた。ふたりの裸のからだが密着して、ジュンのからだのぬくもりを感じて、意思に反して私のモノが一気に勃起し始めた。
ジュン:あれ、とうさん、硬くなって来た?
私:ゴメン、ガマンできなかった・・・
ジュン:とうさん、オレのこと好き?
私:もちろん大好きだよ。
ジュン:ホント、オレもとうさんのこと好きだよ。ねえ、とうさん、オレのモノ、ちょっと触ってくれる?
耳元で息が掛かるようにジュンにそんなことを囁かれて、私は自然とジュンのモノを握って、刺激し始めていた。
ジュン:なんかとうさんすげえうまいから、オレ感じちゃうよ・・・ あっ、そこ、いい、もっと、して・・・
だんだんとジュンのモノも勃起してきて、しばらくすると完全に硬くなっていた。 ジュンのモノも最近はけっこう成長してきていたが、まだ完全には剥けていないせいか亀頭はけっこう敏感なので、最初はやさしく刺激しないといけない。しばらくお互いに刺激しあっていると、ジュンはだんだんと快感にのめりこんでいき、われを忘れたような感じで、私に激しいキスをしてきた。私はジュンのキスがけっこううまいのに驚きながら、キスの快感をむさぼった。そしてジュンはふたりのモノを重ねて手で握って、刺激をし始めた。私も快感が全身を駆け巡り、自然に腰を振って快感をさらに高めようとしていた。そして腰が砕けるような痺れるような快感がからだの中で爆発して、私のモノは激しい射精を始めた。私が最後を迎えたのを察知して、ジュンは私の亀頭を指でやさしく刺激していた。私はあまりの快感に腰を引いてしまい、倒れそうになっていた。そしてその後すぐにジュンのモノが律動を始めて、大量の白い液を水の中になんども噴出していった。終わった後、私たちは荒い息をしながら、そのまましばらく抱合ったままプールの中に立ち尽くしていた・・・
ジュン:いっぱい出ちゃったけど、プールの水、汚れないかなあ・・・
私:そんな心配しないでいいって・・・ 
ジュン:そうか、小さいけどけっこうたくさん水入ってるもんね・・・
私:あんまり気持ちよくて、つい我を忘れてしまった・・・
ジュン:オレもすげえ良かった・・・
私:もう少し、このままジュンを抱いていたいな・・・
ジュン:いいけど、オレ、ちょっと・・・
私:どうした?
ジュン:なんかションベンしたくなった・・・
私:そのままやったら?
ジュン:ええ、プールの中でするの? とうさんに掛かっちゃうよ・・・
私:水の中なんだし、別にいいんじゃないの・・・
ジュン:じゃあ、やっちゃうよ・・・ なんか水の中でするのって変な感じ・・・ 
私:なんかあのあたりが暖かくなって来た。
ジュン:なんか水の中でするのって、水圧の抵抗があって、変に気持ちいい・・・
私:そう言えばジュンは子供のころ、風呂に入って暖まってると、ときどきションベン漏らすことあったなあ・・・
ジュン:ホント? オレは覚えてないけど何歳くらいの時?
私:ジュンが幼稚園の頃かなあ・・・ すごい気持ち良さそうな顔して漏らすから、とうさん怒れなかった・・・
ジュン:とうとう全部出しちゃった・・・
私:そうか、それじゃあ、熱いシャワー浴びて寝ようか・・・
プールを出て、熱いシャワーを浴びてから、私たちはベッドに入った。ジュンはその日は特に甘えモード全開なのか、ベッドの中でも私の胸の辺りに頭をつけて寝始めた。私はそんなジュンの頭を優しく撫でながら、だんだんと眠りの中に引き込まれていった・・・




theme : 男同士の恋愛
genre : 恋愛

tag : ゲイの父親 射精

息子とバリへ(4)

私たちはすっきりとした朝を迎えて、シャワーを浴びた後、レストランに早めの朝食を食べに行った。
ジュン「今日はウブドに行くんでしょう?」
私「11時ころホテルをチェックアウトして、ウブドのホテルの迎えの車が来てくれて、それに乗って行くんだけど、途中ちょっと観光するように頼んであるよ。」
ジュン「どこを見るの?」
私「ベサキ寺院とティルタ・エンブル寺院、それからキンタマーニ高原くらいかな。」
ジュン「キンタマーニなんてちょっとおもしろい名前・・・」
私「日本人にはね・・・」
ジュン「それでウブドのホテルには何時ころ着くの?」
私「4時くらいには着くんじゃないかな。」
ジュン「そしたら夜はバリダンスかなんか見られるかな?」
私「今日の夜は、ケチャックダンスが見られると思うよ。」
ジュン「ホント、オレいちばんケチャが見たかったんだ。」
私「ケチャはけっこう迫力あるみたいだね。」
ジュン「楽しみ・・・」
私「朝食終わったらどうする?」
ジュン「オレ、すこしビーチに行って海で遊びたい。」
私「じゃあとうさんもビーチでマッタリするよ・・・」
朝食の後、ビーチでしばらくすごしてから、部屋に戻って荷物をまとめ、チェックアウトをした。ホテルの前には、迎えの車が来ていたので、すぐに乗り込んだ。
まずはバリで一番大きな寺院であるベサキに向かう。ここはバリヒンズー寺院の総本山のようなもので、規模は大きい。とはいえ建物自体の数は多くて面白いのだが、ただどれも同じように見えてしまう。
ベサキ寺院
その後キンタマーニ高原に行って、すこし遅めの昼食をとった。その後ティルタ・エンブル寺院を見てから、ウブドのホテルに四時前に着いた。
駐車場に着くと、小さな門があってそこにいたベルボーイが車に駆け寄ってきて、ドアを開けてくれた。このホテルは部屋がすべてヴィラになっていて、ホテルのフロントというものが存在しないので、そのままベルボーイに案内されてヴィラのひとつに行った。ヴィラは完全にプライヴェート空間になっていて
入り口の木の扉を入ると小さな池があり、それを飛び石を伝ってこえると開放的なリビングになっている。そこのアジアン風のソファに座っていると、女の人がドリンクを持って現れ、そしてそれを飲みながらチェックインをすることになった。リビングに続いて建物があり、その中にはベッドルームとバスルームがあった。そしてベッドルームの前には狭いながらもプールがあり、亀の形をし蛇口から水が流れ落ちていた。
ホテルのリビング
ヴィラの入り口を入ったところにあるリビングスペース

チェックインの手続きが終わりホテルの係員が出ていくと、ヴィラの中は私たちだけのスペースになる。スーツケースはベッドルームに運び込まれているので、必要なものを出すためにベッドルームに行った。
ホテルのベッド
ジュン「うわあ、このベッドほんともろ新婚さん向け・・・」
私「親子だって説明したけど信じてくれたかな・・・」
ジュン「とうさん若いもんね、ゲイのカップルと思われたかも・・・ まあファミリーネームが同じだからどっちかというと兄弟だと思ってるんじゃない・・・」
私「確かに息子のほうが背が高いし、すぐには親子と考えないだろうなあ・・・
ジュン「オレはべつにゲイのカップルと思われてもぜんぜんかまわないけど・・・ 逆にそう思われたほうがカッコいいかも・・・」
私「バカなこと言ってないで、これからどうする?」
ジュン「6時に車でウブドの町まで送ってくれるんだよね。
私「まだ2時間あるよ。」
ジュン「せっかくプールがあるから、オレプールで泳ぐ。」
私「泳ぐのにはちょっと狭いかもね。」
ジュン「とうさんも泳ごうよ。」
私「ふたりで入ったら、よけい狭くなるじゃないか。」
ジュン「それはいいから、せっかくだからいっしょに泳ごうよう」
私「まったく甘えてしょうがないヤツだなあ・・・」
ジュン「子供は甘えるのが商売、なんちゃって・・・」
私「でっかい子供だな・・・」
ジュン「まだ成人してないもん。そんで、オレ一度やってみたかったことあるんだ。」
私「なんだよ?」
ジュン「一度すっぽんぽんで泳いでみたかったんだ。ここ、だれもいないから、いいでしょう?」
さっさとジュンは着ているものを全部脱いで、生まれたままの姿でプールに飛び込んでいった。
私「こら! とうさん、いいって言ってないぞ・・・」
ジュン「気持ちいいよ。とうさんも早く服脱いで来なよ。」
私「まったく、しようのないやつだなあ・・・」
ホテルのプール
泳げるほどの広さはないが、二人で水遊びをするくらいはできる。ただジュンと素っ裸でじゃれあっていると私のほうはだんだん勃起してしまうので困るのだが・・・
プールの水は以外に冷たくて、しばらく入っているとからだが冷えてきたので、私は先にプールを出てバスタブに湯をはってからだを温めていたら、しばらくするとジュンもさすがに冷たくなって来たのか、湯に入りにきた。
ジュン:お風呂、気持ちいいね。
私:からだ冷えただろう。ゆっくり温めな・・・
ジュン:でもプール気持ちよかった。
私:からだ暖まったら、とうさん少しベッドに横になって、寝そべって外の景色を見ようかな。
ジュン:オレもそうする。
バスローブを着て、ふたりでベッドに寝そべって外に広がる田園風景をしばらく眺めていた。静かな時間が流れていた・・・

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