息子とバリへ(8)

ウブド2泊目の朝、私は少し寒さを感じて目が覚めた。昨夜からベッドルームの折り戸は開けっ放しだったので、朝の冷えた風がベッドの周りに垂れ下がっている薄い布を通って中にまで入ってきていた。
私は起き上がってベッドルームの折り戸を閉めにいった。まだ薄暗かったが、どうもあまりいい天気ではなさそうだった。そのせいで風が冷たかったのだろう。
暖かいベッドに入ると、息子が目を覚ました。
ジュン「あれ、とうさんどうしたの? トイレ?」
私「開けっ放しでちょっと風が冷たかったから閉めてきた。今朝はちょっと寒そうだよ。」
ジュン「そうなんだ、オレ気がつかなかった。」
私「ジュンにくっついてれば、暖かかったんだけどね・・・」
ジュン「そういえばとうさんは体温低めだもんね。くっついてきなよ、オレが暖めてあげるから。」
私「いつもは、おまえのほうがとうさんにくっついてきているのにね。」
ジュン「ほら、こうすると暖かいだろう?」
私「暖かいけどさ、なんか今朝はジュンに守られてる感じだな・・・」
ジュン「いいじゃんか、からだはオレのほうがすでに大きいんだし・・・」
私「大きく育てすぎたかなあ・・・」
ジュン「じゃあ、なんでオレにずっと牛乳をたくさん飲ませ続けたんだよ・・・」
私「おまえだって、牛乳は好きだったじゃないか・・・」
ジュン「まあ、オレも大きくなりたかったから、たくさん飲んでたんだけどね・・・」
私「でもほんと大きくなってくれて良かったよ・・・」
ジュン「でも、ここだけは・・・ ちょっとまだ負けてる・・・」
私「こら、ジュン、どこ触ってるんだ。」
ジュン「とうさん、これ朝立ち?」
私「そりゃそうに決まってるだろうが・・・」
ジュン「オレなんか、さっき目が覚めたばっかりのころは、朝立ちしてたけど、今は元に戻ってるよ。」
私「だから、とうさんは、ジュンにこんなふうに抱かれるとだなあ・・・」
ジュン「とうさん、けっこういい反応するんだね。」
私「こら、とうさん、これでもガマンしてるんだぞ・・・」
ジュン「別にガマンすることないじゃん。それに、オレ、とうさんのここ、大きくて好きだもん・・・」
私「こら、やめなさい・・・」
ジュン「なんかここ、すごく熱を持ってきたよ・・・」
私「あっ、そこはだめ・・・ こら、ダメだって・・・言って・・・るだろ・・・・・・」
ジュン「とうさん、この辺が感じやすいみたいだね・・・」
私「ダメだって・・・ このままだと・・・・・・」
ジュン「このままだとどうなるの?」
私「ジュン、もう・・・止めろ・・・止めないと・・・・・」
ジュン「すげえギンギンになってきたね。」
私「このままだと・・・出るって・・・・・・」
ジュン「とうさん、気持ちいいんだろう? だったら出しちゃいなよ。」
私「そんなに・・・手を・・・動かすなって・・・・・・イキそう・・・・・・」
ジュン「ガマンしてないでイッちゃいなよ。」
そう言いながらジュンは手を激しく動かした。私のガマンも限界に達して、とうとう最後の時を迎えていた。
私「ダメだ、あっ、あっっ・・・・・・イク、イク。」
その時、私のモノが弾けて、大量の白い液体が何度も何度も噴出していった。それは、穿いたままのパンツの中で白い染みを作っていった。
ジュン「すげえ、とうさん、いつまで射精が続くんだよ・・・」
私「もう手を動かさないで・・・ 感じすぎる・・・」
射精が終わりかけてもジュンは手の動きを止めなかったので、私の感じやすくなっているモノは、その刺激のせいで、突き上げるような快感におそわれて、私はそのままほんの少し気を失ったようになっていた。
ジュン「とうさん、大丈夫?」
私「なんか感じすぎて・・・」
ジュン「すごい出しちゃったね・・・」
私「ホントだ、トランクスがベトベトだ・・・」
ジュン「今日はオレが替えてあげるよ。」
私「自分でするからいいって・・・」
ジュン「オレが子供のころはとうさん毎日替えてくれたじゃんか。そのお返しの一部だから・・・」
そう言うとジュンは手早く私のトランクスを新しいのに履き替えさせてくれた。
ジュン「初めてだね、オレがこんなことするの・・・ なんか嬉しい感じ・・・」
私「自分でやるから・・・」
ジュン「あっ、とうさん、また少し勃ってきてない?」
このままだと、また最初に戻って、エンドレスになりそうなので、私はそのまま眠ることにした。
私「とうさんは、もう少し寝るよ。」
ジュン「オレもまだちょっと眠い。」
満たされたような心地よい気分の中で私とジュンはふたりとも、また眠りの中に引き込まれていった。

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genre : 恋愛

tag : ゲイの父親 バリ島

息子とバリへ(7)

夕方ベッドに横になっていると、そこは外からの風が柔らかく吹いて、とても気持ちのよい場所なので眠くなってくる。ジュンは気持ち良さそうに寝息をたてている。可愛い顔で眠っているジュンを私はずっと飽きずに眺めていた。
このホテルは三泊すると一回レストランでのバリ風ディナーを出してくれる。その夕食の時間が近づいてきたので、眠っているジュンを起こそうとすると、もっと眠っていたいのか、からだをゆすっている私の手の動きを止めようと、軽く握った手を動かしている。なんか猫が寝ぼけて手を動かしているようで、私は可笑しくなってしまう。
私「ほら、ジュン、そろそろ起きないと晩御飯の時間だよ。」
ジュン「ね・・・む・・・い・・・よ~・・・ もう少し寝かせて・・・」
私「そんなに甘えてくれるのは嬉しいけど、ホテルのレストラン、予約してるから起きないと・・・」
ジュン「起きたくないよう・・・」
私「今夜はジュンが食べたいって言ってた、バリ名物のソテだぞ。」
ジュン「ソテ食べたい・・・」
私「それなら早く起きな・・・」
ジュン「眠いよう・・・」
私「ほら、目覚ましのキスしてあげるから・・・」
ジュン「オレ、子供じゃないぞ・・・」
私「子供みたいにぐずってる癖に・・・」
ジュン「だって眠いんだもん・・・」
私「そう言えば、今夜のオードブルはガドガドだと思うよ・・・ ジュン、食べたくないの?」
ジュン「ガドガド食べてみたい・・・」
私「それじゃあ早く起きな・・・」
のろのろとジュンは不機嫌そうな顔で起き上がった。
私「そんなブスっとした顔してると、かわいくないぞ。」
ジュン「オレは別にかわいくないもんね・・・」
私「ジュンのそういうかわいくないところがかわいいんだよね・・・」
ジュン「なに言ってるんだかわかんない・・・」
私「ほら、顔でも洗っておいで。」
のろのろとジュンはバスルームに入っていき、しばらくすると今度は見違えるほどシャキっとして戻ってきた。
私「やっと目が覚めたみたいだね。」
ジュン「とうさん、オレはらへった。」
私「それじゃあ、レストランに行こう。」
私たちは熱帯植物に囲まれた通路を通ってレストランに行った。
テーブルに案内されると、そこには花が飾られろうそくの火が揺れて、なんと新婚さん向けのような設えになっていた。
ジュン「おっ、ロマンチック・・・」
私「あそこで食べるのはちょっと気恥ずかしい感じだな・・・」
ジュン「でも、雰囲気あっていい感じだよ。オレは好きだな・・・」
私「じゃあ、将来ジュンが新婚旅行に来るときの予行演習ということで・・・」
ジュン「それならとうさん、腕を組もうか?」
私「ば~か、完全にゲイの新婚さんと間違えられるぞ。」
ジュン「別にいいじゃん。オレはとうさんのこと好きだし、とうさんもオレのこと好きだろ、気持ち的には新婚さんと一緒じゃん・・・」
そんなことを言いながら私たちは用意されたテーブルについた。私たちのほかには、離れた席にヨーロッパ人のグループが一組いるだけで、レストランは静かな雰囲気だった。
私たちは、腕こそ組まなかったけれど、仲の良さそうな感じに見えたのだろう。
私たちのテーブルの世話をしてくれる女性が料理の確認をしたあとでこんなことを話しかけてきた。
女性「おふたりはご兄弟ですか?」
ジュン「彼はオレの父親です。」
女性「ほんとうですか?」
私「彼は私の息子ですよ、名前はジュンです。」
女性「あなたがお父さん、信じられない・・・ 若いですね。とても親子には見えないです。」
ジュン「確かに今は息子のほうが背が高いですからね。」
女性「仲のいい親子はすてきですよね。」
ゲイのカップルではないことは分かってもらえた様だった。私は別にどう思われようと、そもそもゲイなのでいいのだが、息子までそう思われたくなかった。
バリのワインで乾杯をしていると、最初の料理が出てきた。

ガドガドサラダ
これは茹でた野菜にゴマ風味の少し甘いドレッシングをかけて食べるサラダ、ガドガド。

ジュン「ガドガド、すげえ美味しい。想像してたよりもずっといける。」
私「このゴマベースのちょっと甘いドレッシングが温野菜にあうね。」
ジュン「これ、日本にも作って食べたいね。」
私「日本に帰ったら試してみようか。」

そしてメインの料理のソテが出てきた。
ソテ盛り合わせ

ジュン「美味しいけど、少し火の通しすぎかなあ・・・」
私「まあ暑いところだから、火はしっかりと通さないと危ないんじゃないかな。」
ジュン「でもじゅうぶん美味しいね。」
私「とうさんは生っぽいのよりは、火がじゅうぶん通ったほうが好きだな。」
バリ料理を食べながら、嬉しそうに目を輝かせているジュンを見ているとほんとうにいっしょに来てよかったと思う。
ジュン「なにとうさん、オレのことを訴えるような目で見つめてるのさ。」
私「いやあ、ジュンといっしょに旅行できてよかったなと思ってさ。」
ジュン「オレも・・・ 連れてきてくれてうれしい・・・」
その時、私とジュンの間にはいつもにも増して暖かい気分に満たされていた。

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tag : ゲイの父親

息子とバリへ(6)

ウブド1泊目の朝、ホテルのレストランに行き、朝食を食べる。レストランと言っても屋根だけがあって壁はない開放的なところで、テラスの先を一段降りるとプールになっていて、その先は谷川になっていて気持ちのいいところだ。朝食としてホテルの宿泊料金含まれているのは、パンとサラダ、卵料理、それにフルーツジュースで、なぜかコーヒーはオプションとなる。バリの人はFの音が自動的にPに変わるらしく、コーヒーのことを「コピ」と言う。最初は何でレストランでコピーのことを聞かれるのか怪訝に思うけれど、それはコーヒーのことなのである。
ジュン「ここの人たちは、コーヒーのことをコピって言うんだね・・・」
私「日本人だって、コーフィーのことをコーヒーって言うから、Fの音を置き換えてるというのは同じだろう?」
ジュン「ホントだ、人のことは言えないや・・・」
私「とうさんはバリコピを頼むけど、ジュンはどうする?」
ジュン「オレもコピ飲みたい。」
ガムラン音楽が静かに流れているレストランでゆっくりと朝食を食べ、それからの予定を相談する。
私「今日はどうしようか? ジュンは何を見たい?
ジュン「まずはウブドの町に出て、いろんな店を見たいなあ。」
私「それじゃあ、まずはホテルの車で王宮の前まで送ってもらおうか。」
ジュン「それから、ちょっと美術館でバリ絵画も見たいし・・・」
私「それはとうさんもすごく見たい。」
ジュン「それと今日の昼は豚の丸焼き料理を食べたいなあ。」
私「ガイドブックに出てた店だろう? それなら王宮のすぐ前にあるみたいだよ。」
ジュン「それからちょっとバリの田園風景を見て・・・」
私「そりあえず、それだけ予定があれば今日一日つぶれちゃうぞ。」
ジュン「それから、昨夜ケチャのあとで入ったカフェで少しマッタリしたい。それでとうさんはなんか見たいものあるの?」
私「1個くらいはウブドのお寺も見てみたい。」
ジュン「じゃあ今日の予定はだいたい決まりだね。」
私「もしも少し早く帰ってこれたら、そこのプールで泳いでみようか?」
ジュン「でもだれも泳いでないよね。」
私「まあそれぞれのヴィラに小さいとはいえプールがあるから、わざわざここまで泳ぎに来ないのかもしれないね。」
ジュン「そうだよね、ヴィラのプールだと誰に気にせずに素っ裸で泳げるからいいよね。」
私「普通はいくらヴィラのプールでも素っ裸では泳がないと思うけど・・・」
ジュン「別にいいじゃん、誰にも見られるわけじゃないし・・・」
私「でもこっちのプールもいいぞ。レストランからカクテルとか持ってきてもらって、飲みながら泳げるし・・・」
そんなことを言いながら、朝食を終えて、いちど部屋に戻ってしたくをしてから、ホテルの車でウブドの王宮の前まで送ってもらった。
まずはメインストリートにならぶいろいろな店を順番に見ていく。お土産屋、バリ絵画の店、アジアン雑貨の店、本屋など、それぞれ特徴のある店に入っていく。ジュンはなぜかこういったショッピングがものすごく好きでいつまでも飽きずに見続けることができる。一時間も付き合っていると私は少し退屈してしまい、ショッピングを続けるジュンと別れて、昨夜入ったモダンなカフェに行って少し休むことにした。昨夜は11時近くまでいたときに対応してくれたギャルソンがもう働いていた。いったい一日何時間仕事をしているのだろうか。ともかくけっこうイケメンで笑顔がさわやかなので私のお気に入りである。
ギャルソン「あれ昨夜もいらっしゃってましたよね。」
私「感じいいカフェだからね。」
ギャルソン「ありがとうございます。今日は何になさいます?」
私「ビンタンビールの冷えたやつを・・・」
ギャルソン「わかりました。少しお待ちください。」
カフェ
ゆったりとしたソファに半分寝るような格好で座り、私は外の通りをのんびりと眺めていた。
しばらくしてジュンがカフェに戻ってきた。ジュンのためになにか注文をするためにまたさっきのギャルソンを呼ぶ。
ジュン「とうさん、さっきのギャルソン気に入ったみたいだね。」
私「まあね、笑顔がいいなと思ってさ・・・」
ジュン「オレの笑顔は?」
私「とうさんにとってそれは別格、他とは比べ物にならないよ。」
ジュン「オレもとうさんが笑ったとこ好きだけどね・・・」
私「これからどうする?」
ジュン「それじゃあプリルキサン美術館に行こうか?」
私「そうだね、美術館見たあと昼メシにしよう。」
カフェを出てウブドの街を少し歩いてプリルキサン美術館でバリ絵画を見た後、王宮前に戻って、すぐ前にあるイブオカという食堂に行く。ここは店の中で豚の丸焼きをしていて、それを切り分けてごはんの上に乗せて、タレをかけ野菜を添えたもので有名な店らしい。地元の人たちと観光客で中はごったがえしているが、すぐに席が空いたのでそこにかけて、豚の丸焼きのせご飯と飲み物を頼む。
豚の丸焼き料理
カゴの上に防水紙を載せて、その中に料理が入っている。これならば皿を洗う必要もないから合理的ではある。豚肉は皮がパリッと焼けていて、肉は柔らかくとてもおいしい。
ジュン「これ、すごくおいしいね。」
私「有名なだけはあるね。」
ジュン「ご飯も少し匂いがあるけど、豚肉といっしょに食べるとおいしいなあ。」
私「この米の匂いが気にならなければ、これはこれでおいしい。」
ジュン「もう一回食べに来たい味だよね。」
意外に安い昼メシをすませたあと、私たちはウブドの外れにある寺院に行った。中心から少し外れているせいかものすごく静かなところで、ほとんど人が来ないところだった。
ウブドの寺院
ゆっくりと見てまわって、あずまやのような建物の中に入ってすわり、静かな雰囲気を楽しんだ。
その後、ウブドの街のすぐうしろにある棚田を見に行く。メインストリートから10分も歩くと、のどかな田園地帯が広がっている。
棚田風景
バリでは一年中米を栽培できるので、日本の田んぼのようにそのあたり一帯が同じような稲の育ち方をしているわけではなく、刈り取りの終わった隣では青々とした稲が育っている。
あまりにものどかな風景なので、ゆっくりと歩いていく。どこまで行っても同じような田園風景が広がっていて、清々しさがからだの中まで染みこんでくるようだった。
棚田からまたウブドの街に戻り、ホテルに電話して迎えの車に来てもらい、早めにホテルに帰った。部屋で少し休んでから、プールに出かけた。相変わらずだれも泳いでいない。
プールからの眺め
プールサイドのアジアン風のチェアに座って、トロピカルカクテルを注文して飲む。ジュンは相変わらず、生地の小さいビキニタイプのきわどい水着を穿いている。まあ少数のホテルのスタッフ以外はいないのでまあいいだろう。
私「こっちのほうが広いからちゃんと泳げるだろう?」
ジュン「確かにゆっくりと泳げるよね。でもやっぱヴィラのプールで開放的に泳ぎたいなあ。」
私「ジュンの穿いてる水着だったら、ほとんど穿いてないのと同じじゃないか・・・ むしろ穿いてないよりもエロいけどな・・・」
ジュン「だって翼さんもプールでは同じようなの穿いてたよ・・・」
私「そうだけど、こっち系の人には堪らないような姿だけどね・・・」
ジュン「でも感じてくれるってことは、この格好が魅力的だってことでしょう? だったらいいじゃん・・・」
私「いいじゃんって言うけど、万が一襲われたりしたらどうするんだよ・・・」
ジュン「オレけっこう力あるから、だれも襲ってきたりしないと思うけどね・・・」
私「ジュンより強いやつだっているだろう。だから用心するにこしたことはないからね・・・」
ジュン「まったくとうさんは心配性なんだから・・・」
私「とうさんにとっては、おまえが無事に成長してくれることがいちばん大事なことだからね・・・」
ジュン「そろそろヴィラに戻ろうよ・・・」
私「そうだな、夕飯まで少しゆっくりするか・・・」
ふたりはヴィラに戻って、ベッドに横たわって、とりとめもない話をしながら、外ののどかな景色をずっと眺めていた。

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tag : ゲイの父親 バリ島

息子とバリへ(5)

息子とふたりでベッドに横になりすこしだけ上半身を起こして、目の前に広がる田園風景をしばらく眺めていると、だんだんと眠くなって来た。少しだけうつらうつらとしているともう6時近くなり、出かける時間が来てしまっていた。急いで服を着て、ヴィラを出てホテルの門にいくと、すでに迎えの車は来ていた。ホテルの車ではなくてホテルと契約しているフリーの車らしく、名刺を渡されて、明日どこかに観光に行くのならここに電話してくれれば、予約がなければすぐにホテル前に来てくれ連れて行ってくれるという。ホテルを通じて予約するよりも安くするからと積極的に売り込んできた。まあどこかに行くのであれば車も新しいし悪くはない感じだ。
車で10分も行くと、もうウブドの王宮の前に着いた。とりあえずケチャの会場を探していると、いろんな催し物の看板を持った人が寄ってくる。しばらく歩いていると、道路に受付が出ていて、すぐにその夜のチケットを買うことができた。始まるまでに一時間ほど時間があるので、とりあえず夕食を食べる必要がある。街を歩いていると、ヨーロッパ人やら日本人が入っているレストランがあったので、とりあえず入った。インドネシア料理のレストランで、入り口の横の屋外の席に座ると、ウエイターがメニューを持ってきてくれた。写真入のメニューで、英語のほかに日本語の説明もあるので、食べたいものを簡単に選ぶことができた。
食事をしてケチャの会場に行くと、すでに入場者の列ができていた。ドイツ語を話しているグループのあとに続いて会場に入る。席についてしばらく待っていると、女性がひとり出てきて、観客にらんの花びらの浮かんだ器から水を少しずつ掛けて、清めていった。その後会場が暗くなると、市松模様の腰巻姿の男たちが何十人も出てきて、ケチャが始まった。劇のあらすじは、ラーマヤーナを題材にしたもので、男女の恋愛が表現されているそうだ。男たちの、チャチャチャという早いリズムの声に導かれてだんだんと観客も劇の中に集中していき、クライマックスを迎えて、めでたしめでたしで終わった。祖そしてその後、ファイアーダンスが行なわれて、その夜の出し物は終わった。
会場を出て、街の中心部にあるロータスカフェに行くと、けっこう混んでいたので、その前にあるモダンなインテリアのカフェに入った。私はワインを頼むと、ジュンはビールを頼んだ。まあ旅行中はうるさいことは言わないことにしようと私は決めて、ジュンと乾杯をしてゆっくりとワインの味を楽しんだ。ウエイターにホテルに電話してもらい、迎えの車が店の前に来たので、ホテルに送ってもらった。
ヴィラに帰り着くと11時を少し過ぎていた。中に入るとすぐにジュンは服を脱いで、素っ裸になってまた薄暗いプールに飛び込んだ。プールの下から照らしているライトの光が、水の揺らめきに反射して、ジュンの顔がキラキラとしていた。
ジュン:とうさんもおいでよ、気持ちいいよ。
私:少しプールでからだを冷やすか・・・
ジュンの輝くようなからだを見ていると勃起してしまいそうになるのをなんとかこらえながら、私は服を脱いでから、プールに足から少しずつ入っていった。
ジュン:とうさん早く入りなよ。
私:けっこう水が冷たいから、少しからだをならしてから・・・
その時、ジュンは子供みたいに私に手で水を掛けてきた。
私:こら、ジュン冷たいだろうが・・・ 
ジュン:早く入ってこないからだよ。
私:まったく子供なんだから・・・
ジュン:だってオレとうさんの子供だもん。
そう言うとジュンはいきなり私にハグしてきた。ふたりの裸のからだが密着して、ジュンのからだのぬくもりを感じて、意思に反して私のモノが一気に勃起し始めた。
ジュン:あれ、とうさん、硬くなって来た?
私:ゴメン、ガマンできなかった・・・
ジュン:とうさん、オレのこと好き?
私:もちろん大好きだよ。
ジュン:ホント、オレもとうさんのこと好きだよ。ねえ、とうさん、オレのモノ、ちょっと触ってくれる?
耳元で息が掛かるようにジュンにそんなことを囁かれて、私は自然とジュンのモノを握って、刺激し始めていた。
ジュン:なんかとうさんすげえうまいから、オレ感じちゃうよ・・・ あっ、そこ、いい、もっと、して・・・
だんだんとジュンのモノも勃起してきて、しばらくすると完全に硬くなっていた。 ジュンのモノも最近はけっこう成長してきていたが、まだ完全には剥けていないせいか亀頭はけっこう敏感なので、最初はやさしく刺激しないといけない。しばらくお互いに刺激しあっていると、ジュンはだんだんと快感にのめりこんでいき、われを忘れたような感じで、私に激しいキスをしてきた。私はジュンのキスがけっこううまいのに驚きながら、キスの快感をむさぼった。そしてジュンはふたりのモノを重ねて手で握って、刺激をし始めた。私も快感が全身を駆け巡り、自然に腰を振って快感をさらに高めようとしていた。そして腰が砕けるような痺れるような快感がからだの中で爆発して、私のモノは激しい射精を始めた。私が最後を迎えたのを察知して、ジュンは私の亀頭を指でやさしく刺激していた。私はあまりの快感に腰を引いてしまい、倒れそうになっていた。そしてその後すぐにジュンのモノが律動を始めて、大量の白い液を水の中になんども噴出していった。終わった後、私たちは荒い息をしながら、そのまましばらく抱合ったままプールの中に立ち尽くしていた・・・
ジュン:いっぱい出ちゃったけど、プールの水、汚れないかなあ・・・
私:そんな心配しないでいいって・・・ 
ジュン:そうか、小さいけどけっこうたくさん水入ってるもんね・・・
私:あんまり気持ちよくて、つい我を忘れてしまった・・・
ジュン:オレもすげえ良かった・・・
私:もう少し、このままジュンを抱いていたいな・・・
ジュン:いいけど、オレ、ちょっと・・・
私:どうした?
ジュン:なんかションベンしたくなった・・・
私:そのままやったら?
ジュン:ええ、プールの中でするの? とうさんに掛かっちゃうよ・・・
私:水の中なんだし、別にいいんじゃないの・・・
ジュン:じゃあ、やっちゃうよ・・・ なんか水の中でするのって変な感じ・・・ 
私:なんかあのあたりが暖かくなって来た。
ジュン:なんか水の中でするのって、水圧の抵抗があって、変に気持ちいい・・・
私:そう言えばジュンは子供のころ、風呂に入って暖まってると、ときどきションベン漏らすことあったなあ・・・
ジュン:ホント? オレは覚えてないけど何歳くらいの時?
私:ジュンが幼稚園の頃かなあ・・・ すごい気持ち良さそうな顔して漏らすから、とうさん怒れなかった・・・
ジュン:とうとう全部出しちゃった・・・
私:そうか、それじゃあ、熱いシャワー浴びて寝ようか・・・
プールを出て、熱いシャワーを浴びてから、私たちはベッドに入った。ジュンはその日は特に甘えモード全開なのか、ベッドの中でも私の胸の辺りに頭をつけて寝始めた。私はそんなジュンの頭を優しく撫でながら、だんだんと眠りの中に引き込まれていった・・・




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tag : ゲイの父親 射精

息子とバリへ(4)

私たちはすっきりとした朝を迎えて、シャワーを浴びた後、レストランに早めの朝食を食べに行った。
ジュン「今日はウブドに行くんでしょう?」
私「11時ころホテルをチェックアウトして、ウブドのホテルの迎えの車が来てくれて、それに乗って行くんだけど、途中ちょっと観光するように頼んであるよ。」
ジュン「どこを見るの?」
私「ベサキ寺院とティルタ・エンブル寺院、それからキンタマーニ高原くらいかな。」
ジュン「キンタマーニなんてちょっとおもしろい名前・・・」
私「日本人にはね・・・」
ジュン「それでウブドのホテルには何時ころ着くの?」
私「4時くらいには着くんじゃないかな。」
ジュン「そしたら夜はバリダンスかなんか見られるかな?」
私「今日の夜は、ケチャックダンスが見られると思うよ。」
ジュン「ホント、オレいちばんケチャが見たかったんだ。」
私「ケチャはけっこう迫力あるみたいだね。」
ジュン「楽しみ・・・」
私「朝食終わったらどうする?」
ジュン「オレ、すこしビーチに行って海で遊びたい。」
私「じゃあとうさんもビーチでマッタリするよ・・・」
朝食の後、ビーチでしばらくすごしてから、部屋に戻って荷物をまとめ、チェックアウトをした。ホテルの前には、迎えの車が来ていたので、すぐに乗り込んだ。
まずはバリで一番大きな寺院であるベサキに向かう。ここはバリヒンズー寺院の総本山のようなもので、規模は大きい。とはいえ建物自体の数は多くて面白いのだが、ただどれも同じように見えてしまう。
ベサキ寺院
その後キンタマーニ高原に行って、すこし遅めの昼食をとった。その後ティルタ・エンブル寺院を見てから、ウブドのホテルに四時前に着いた。
駐車場に着くと、小さな門があってそこにいたベルボーイが車に駆け寄ってきて、ドアを開けてくれた。このホテルは部屋がすべてヴィラになっていて、ホテルのフロントというものが存在しないので、そのままベルボーイに案内されてヴィラのひとつに行った。ヴィラは完全にプライヴェート空間になっていて
入り口の木の扉を入ると小さな池があり、それを飛び石を伝ってこえると開放的なリビングになっている。そこのアジアン風のソファに座っていると、女の人がドリンクを持って現れ、そしてそれを飲みながらチェックインをすることになった。リビングに続いて建物があり、その中にはベッドルームとバスルームがあった。そしてベッドルームの前には狭いながらもプールがあり、亀の形をし蛇口から水が流れ落ちていた。
ホテルのリビング
ヴィラの入り口を入ったところにあるリビングスペース

チェックインの手続きが終わりホテルの係員が出ていくと、ヴィラの中は私たちだけのスペースになる。スーツケースはベッドルームに運び込まれているので、必要なものを出すためにベッドルームに行った。
ホテルのベッド
ジュン「うわあ、このベッドほんともろ新婚さん向け・・・」
私「親子だって説明したけど信じてくれたかな・・・」
ジュン「とうさん若いもんね、ゲイのカップルと思われたかも・・・ まあファミリーネームが同じだからどっちかというと兄弟だと思ってるんじゃない・・・」
私「確かに息子のほうが背が高いし、すぐには親子と考えないだろうなあ・・・
ジュン「オレはべつにゲイのカップルと思われてもぜんぜんかまわないけど・・・ 逆にそう思われたほうがカッコいいかも・・・」
私「バカなこと言ってないで、これからどうする?」
ジュン「6時に車でウブドの町まで送ってくれるんだよね。
私「まだ2時間あるよ。」
ジュン「せっかくプールがあるから、オレプールで泳ぐ。」
私「泳ぐのにはちょっと狭いかもね。」
ジュン「とうさんも泳ごうよ。」
私「ふたりで入ったら、よけい狭くなるじゃないか。」
ジュン「それはいいから、せっかくだからいっしょに泳ごうよう」
私「まったく甘えてしょうがないヤツだなあ・・・」
ジュン「子供は甘えるのが商売、なんちゃって・・・」
私「でっかい子供だな・・・」
ジュン「まだ成人してないもん。そんで、オレ一度やってみたかったことあるんだ。」
私「なんだよ?」
ジュン「一度すっぽんぽんで泳いでみたかったんだ。ここ、だれもいないから、いいでしょう?」
さっさとジュンは着ているものを全部脱いで、生まれたままの姿でプールに飛び込んでいった。
私「こら! とうさん、いいって言ってないぞ・・・」
ジュン「気持ちいいよ。とうさんも早く服脱いで来なよ。」
私「まったく、しようのないやつだなあ・・・」
ホテルのプール
泳げるほどの広さはないが、二人で水遊びをするくらいはできる。ただジュンと素っ裸でじゃれあっていると私のほうはだんだん勃起してしまうので困るのだが・・・
プールの水は以外に冷たくて、しばらく入っているとからだが冷えてきたので、私は先にプールを出てバスタブに湯をはってからだを温めていたら、しばらくするとジュンもさすがに冷たくなって来たのか、湯に入りにきた。
ジュン:お風呂、気持ちいいね。
私:からだ冷えただろう。ゆっくり温めな・・・
ジュン:でもプール気持ちよかった。
私:からだ暖まったら、とうさん少しベッドに横になって、寝そべって外の景色を見ようかな。
ジュン:オレもそうする。
バスローブを着て、ふたりでベッドに寝そべって外に広がる田園風景をしばらく眺めていた。静かな時間が流れていた・・・

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