初めてのレッスンに行く

この前、ジュンが俊顕くんを家に連れてきた。授業のノートをお互いに見せ合って確認をするという。ふたりでテーブルに並んで座って、一生懸命にノートのチェックをしていた。2時間ほどで終わると、もう夕方だった。
私「俊顕、晩メシ、いっしょに食っていくか?」
俊顕くん「えっ、いいの?」
ジュン「時間あるんだったら食べていきなよ。」
俊顕くん「じゃあ、お言葉に甘えて・・・」
私「ただしたいしたものは出ないぞ。」
ジュン「とうさん、なにか作るの?」
私「今日はまた〇〇屋の惣菜で間に合わせようかと思って。」
ジュン「オレはそれでいいよ、あそこの惣菜うまいんだもん。」
私「そうだ、ジュン、自分で行って好きなもの買ってきてくれないか? 俊顕も一緒に行けば、食べたいものを買えるだろう。」
ジュン「そうだね、俊顕に食べたいものを選んでもらおうっと。」
買い物に出る前にジュンにだけこっそりと言った。
私「今日はすこし高いものを買ってもいいからね。」
ジュン「ホント、じゃあ俊顕の気に入ったものを買ってくるね。」
私「とりあえず多少多めに買っておいで。」
ジュン「わかった、行ってくるね。」
そう言ってジュンと俊顕くんは買い物に出かけて行った。
待っているあいだに、私はご飯を炊き始めた。そして味噌汁を作っていると、ふたりは帰ってきた。
私「意外に時間がかかったね。」
ジュン「うん、だって俊顕が惣菜屋を珍しがって、おじさんたちにいろいろ質問するんだもん。それにおばあちゃんが忙しいのにていねいに答えてくれるから、時間かかっちゃって・・・」
私「まったく惣菜屋が珍しいのか、俊顕は?」
俊顕くん「だって美味しそうなものがいっぱい並んでるんだもん、作り方とかいろいろ質問したくなっちゃって・・・」
ジュン「俊顕がいろいろ食べたいっていうから、けっこうたくさん買ってきたよ。」
私「じゃあ、サラダ以外は温めるから、皿に移して。」
下町育ちの惣菜屋のおじさんたちが作ったちょっと濃い目の味の惣菜を私たちは食べ始めた。
俊顕くん「なんかすげえ美味しい・・・」
ジュン「ここのおかずオレも好きなんだよね。」
私「ほんとにこの店にはお世話になってるな。」
それぞれ好きなおかずを食べながら、晩メシは終わった。
俊顕くん「そう言えば、聡一さん、斉*さんのヴァイオリンのレッスン、もう行きました?」
私「まだなんだよ、1月に一回目をしようって言ってたんだけど、なんか連絡しにくくて・・・」
俊顕くん「じゃあちょっと俺が電話してみますね。」
携帯で俊顕くんが連絡をとってくれて、けっきょくその週末にとりあえず見てもらいに行くことになった。
土曜の午後、私は電車で斉*先生の家にヴァイオリンを持って出かけた。郊外の閑静な住宅街の先に斉*先生の住んでいるマンションがあった。
マンションの中にウチと同じように防音室があった。斉*先生の部屋は一階だったので、窓の外にはちょっとしたテラスと芝生の庭が広がっていた。
私「なんか一戸建てみたいな景色ですね。」
斉*先生「最初一階はどうかと思ったんだけど、このへんは閑静だし、かえって一階のほうが緑が見えてよかったよ。」
私「それで、レッスンなんですが、ほんとうに見ていただいてよろしいんですか?」
斉*先生「もちろんですよ、まあ音大生みたいに週イチで見るというわけにはいきませんが、月イチくらいなら大丈夫ですから・・・」
私「それでは、とりあえず月イチくらいのペースでお願いします。」
斉*先生「それじゃあそういうことで。まずは今日はこの前コンサートで聞かせていただいたベートーヴェンをやりましょう。」
チューニングをしたあと、私はとりあえず第1楽章のヴァイオリンパートを通して弾いてみた。斉*先生はなにも言わずに最後まで腕組みをして聞いていた。引き終わってやっと先生が口を開いた。
斉*先生「ヴァイオリンだけで弾いてみてどうでした?」
私「なんかあんまりうまく弾けなくて・・・」
斉*先生「それはジュンくんのピアノに寄りかかって演奏しているからですよ。すべての面でジュンくんのピアノが決定権を持っていて、聡一さんはその上に乗ってちょっとだけ自分の演奏をしているだけだからですね。だから一人になるとなにもできない・・・」
私「ついジュンのピアノについていくとうまくいくもんですから・・・」
斉*先生「聡一さんの演奏なんですが、まずは基本的なリズムを大切にした全体練習をまずしてください。それからいくつか技術的な改善点を指摘しますから、次回までにちゃんと出来るように練習してきてください。」
1時間ほどでレッスンは終わり、すこし時間があるという斉*先生に付き合って、紅茶をごちそうになった。
私「どうでしょうか、私のヴァイオリン、うまくなりますか?」
斉*先生「確実に改善していけば、もっと良くなりますよ。」
私「そうでしょうか、練習してもあまり進歩しないような気がして・・・」
斉*先生「それは聡一さんが無駄な努力をしているからですよ、私が教える効率的な練習をすれば、やっただけうまくなります。」
私「なんとなくジュンのピアノに乗っかって演奏してきたので・・・」
斉*先生「私はジュンくんはものすごく才能があると思ってたので、普通の大学に行ってると聞いて驚きました。」
私「まあ才能だけではなれるようなものじゃないですからね、ピアニストなんて・・・」
斉*先生「ジュンくんは才能だけじゃなくて、容姿にも恵まれているから、人気商売のピアニストとしてはうってつけだと思っていたんですけどね。」
私「ああ、それなんですよ、なんかクラシックの演奏家がそれほど良くもない容姿だけを売り物にテレビとかで安っぽい演奏をさせられているのが、ジュンはすごく嫌だったみたいですね。」
斉*先生「ジュンくんはマジメだからなあ・・・ 容姿で売り出すのは問題はあるけど、売れないよりはいいと私は思うがなあ・・・」
私「斉*先生もそういう意味では、そっちの売り方もあったのでは?」
斉*先生「ははは、私の方にお鉢が回ってきた。私も実はジュンくんと同じ考えなんですよ、甘いかもしれないけど、有名になるんだったらちゃんと演奏を評価されたうえでなりたい・・・」
私「ほお、意外ですね、ジュンからは、斉*先生は女子学生に人気のノリのいい先生だと聞いてたもんですから・・・」
斉*先生「ジュンくんも厳しいことを言う・・・ まあそう見られても仕方がない面もありましたが・・・」
私「すみません、変なことを言ってしまいました、忘れてください。でもジュンは斉*先生のヴァイオリンほうは本物だってこともちゃんと言ってましたから・・・」
斉*先生「別に気にしてませんよ。それから次回ですが2月*日土曜の今日と同じ時間ということでいかかでしょうか?」
私「私のほうはそれで大丈夫です。また次回もよろしくお願いします。」
斉*先生「じゃあ、指摘したことの練習は頑張ってやっておいてください。」
夕方になりかかったころ、私は斉*先生のマンションを出た。来るときには気付かなかった大きな木がマンションの近くに何本も立っていた。私は木の下を回り道して駅まで戻った。

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tag : ゲイの父親

義兄とジュンと

大晦日からリビングのソファの前のテーブルを片付けて、そこにコタツが置かれた。父はコタツに入ってソファを背もたれにしている。
コタツの上に所狭しとおせちが並べられて、お屠蘇で正月を祝った。外はまだ雪が降っていた。昼頃にみんな一緒に近所の神社に初詣に出かけた。私はジュンが幸せになりますようにとお願いしたあと、私にもいい人が見つかりますようにと付け加えた。
実家に戻ると、もはやすることがなかった。私とジュンは部屋に戻って、私は本を読み、ジュンは大学の勉強をした。
ジュン「ずっと雪が降ってるね。」
私「寒波が来てるからね。」
ジュン「とうさん、いつ東京に帰るの?」
私「4日が仕事始めだからね、3日にはマンションに戻りたい。ジュンはもう少しこっちにいてくれるんだろう?」
ジュン「でもオレも4日に東京にいたいんだ・・・」
私「じゃあ、とうさんといっしょに帰るか。」
ジュン「うん、そうする、お祖父ちゃんたちには悪いけどね・・・」
私「まあ正月をいっしょにすごしたんだから、いいんじゃないかな。」
けっきょく私とジュンは2日の夜に家に戻るという義兄の車に乗っていくことにした。2日の夜、夕食を実家で食べて、義兄の運転する車に乗って実家をあとにした。2時間ほどで義兄の家に着いた。
寝る前にちょっとビールを飲んでから、和室に布団を3枚しいて3人で寝ることになった。
ジュンはすぐに眠ってしまった。
義兄「ジュンちゃん、寝ちゃったみたいだね。」
私「よく寝る子だから・・・」
義兄「だからこんなに大きくなったんだ。」
私「大きくなったのは最近だけどね・・・」
義兄「ジュンちゃんも寝ちゃったし、聡一、俺の布団においで。」
私「ジュンがいるのに、ダメだって・・・」
義兄「じゃあ、ベッドルームに行く?」
私「やだよ、ベッドではお姉ちゃんとしてるんだろう・・・」
義兄「聡一、嫉妬してる?」
私「するわけないじゃん。」
義兄「ほら、すねてないで俺の布団に入っておいで。」
私「布団に入るだけですよ。」
しかたなく私は義兄の布団に入った。義兄の体温が暖かくて、義兄の匂いがした。
私「兄貴の匂い、なんか安心する感じ・・・」
義兄「もうおじさんの匂いだぞ。」
私「そんなことない、いい匂い。」
義兄「聡一はいつもかわいいことを言うね。」
私「兄貴の匂いをかいだら、勃っちゃった・・・」
義兄「俺もだ・・・」
私「困ったね・・・」
義兄「俺、ぜったい静かにしてるから、聡一、入れて・・・」
私「しょうがないなあ、あまり動くとジュンが目を覚ますから、入れるだけだよ・・・」
音を立てないように注意しながら私は義兄の後ろに挿入した。義兄は思わずウッと呻いた。私はゆっくりと静かに腰を前後に動かした。ジュンを起こすといけないとちょっと後ろめたいせいか、かえって義兄と私は興奮してきていた。私たちは音も立てずに行為にのめりこんでいった。だんだんとふたりとも興奮してきていた。それでも義兄は声を出さないように一生懸命がんばっているようだった。
そしてとうとう最後の時が来て、まず私が義兄の中で暴発した。その刺激が義兄に伝わって義兄もすぐに最後を迎えた。ふたりとも声を押し殺して快感に耐えていた。ふたりの射精が終わったあと、私は義兄にキスをした。そのときジュンが寝返りをしたので、義兄と私はいっしゅん凍りついた。それでもジュンは眠ったままのようだったので、私たちはほっとしていた。そして義兄は後始末のためにトイレに立った。私は一人でティッシュで拭って後始末をした。そして私たちはそれぞれの布団ですぐ眠ってしまっていた。
翌朝、義兄が起き上がる気配で私も目が覚めた。
義兄「起こしちゃったね。」
私「兄貴、早いね。」
義兄「昨夜頑張らせちゃったからまだ眠いだろう、朝ご飯作ってるあいだ、寝てていいよ。」
私「今朝はちょっとだるい、朝ご飯の準備手伝えなくてゴメン・・・」
義兄「いいよ、あとで起こしてあげるよ。」
そう言って義兄は部屋を出ていった。私はもう少し寝ようと思って布団にもぐりこんだ。そのとき眠っていると思っていたジュンが話しかけてきた。
ジュン「おじさんって、なんかとうさんにはすげえ優しい声で話すんだね。」
私「なんだ、ジュン、起こしちゃった?」
ジュン「とうさんもおじさんに甘えたみたいな声だしてたね・・・」
私「義理でも兄さんだからね。」
ジュン「なんか、すげえとうさんとおじさんって親密なんだね・・・」
私「最近けっこう仲良くなったんだ・・・」
ジュン「とうさん、おじさんのこと好きなの?」
私「な、な、なにを言いだすんだよ。」
ジュン「別にあわてることないじゃん、オレはふたりはなんかいい雰囲気だなって思っただけ。」
私「とうさんがいちばん好きなのはジュンだからね。」
ジュン「ならいいけど・・・」
私「ほら、少しの間だけど、一緒に寝よう、こっちにおいで。」
ジュン「うん。」
少しからだを動かしてジュンが入ってこれるようにスペースをあけた。ジュンはうれしそうに私のとなりに入ってきた。
ジュン「とうさん、暖かいね。」
私「ジュンだって暖かいよ。」
ジュン「なんか落ち着く・・・」
すぐにジュンは眠ってしまった。私はジュンの寝息を聞きながら、ジュンの寝顔を飽きずにすっと眺めていた。
今朝の義兄との会話はジュンにしっかりと聞かれてしまったみたいだが、まさか昨夜の行為までジュンにバレているわけはない、と私は思った。

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実家に帰ると

直さんたちと京都駅で別れた後、私とジュンは電車で実家に向かった。夕方実家に着くと、すでに姉夫婦は来ていてにぎやかだった。
大晦日は雪が降っていた。それでも母親と姉は最後の買い物に出かけ、私の父とジュンは父の知り合いの息子に大学のことを説明すると言って出かけて行った。
私「義兄さん、なんか二人だけになっちゃったね。」
義兄「どうしよっか、ふたりで出かけようか?」
私「うん、ちょっと出る?」
義兄「ここじゃ、ゆっくりできないし・・・」
私「なにを?」
義兄「わかってるくせに・・・」
雪の中を私たちは車で出かけた。郊外の広い道路を走っているとホテルがあったので、義兄はそこに車を乗り入れた。
私「男ふたりでも大丈夫かな・・・」
義兄「たぶん誰にも会わないですむと思うよ。」
私「うわっ、なんかよくみると安っぽい内装・・・」
義兄「こんなところでゴメンな、せっかく聡一といっしょなのに雰囲気ないよね・・・」
私「義兄さんといっしょだったら、俺はどこでもいいけどね。」
義兄「かわいいことを言ってくれるね、聡一は・・・」
そう言うと義兄はこれ以上ないような優しい笑い方をした。私は胸がキュンとするというのはこういうことなのかと思った。
義兄「寒かっただろう? 風呂に入ろう。」
バスタブにお湯が流れ落ちる音を聞きながら、お湯がいっぱいになるまで私たちはずっと甘いキスをしていた。
私「義兄さんにキスされるとからだが溶けちゃいそうだよ・・・」
義兄「それは俺もいっしょだよ。」
ちょうどお湯がいっぱいになったので、私たちはバスタブにつかった。私がまず入って、そして広げた両足の間に義兄を抱くように座らせた。
義兄「なんか俺が女になったみたいな感じだな。」
私「女より義兄さんのほうがかわいいよ。」
義兄「俺は聡一より年上だぞ。」
私「ぜんぜんそんなふうには思えないよ。義兄さんはホント若く見えるし・・・」
義兄「からだ温まったらベッドに行こう。今日はあんま時間ないし・・・」
体を拭いてから私たちはベッドに行った。
ふたりともそれまでにもうじゅうぶん興奮していたので、ベッドに入ると激しく行為に没頭した。そしてその興奮が頂点に達しかけたときに義兄が言った。
義兄「聡一、そろそろ聡一のその大きいものを俺に入れてほしい・・・」
私「やさしく入れるけど、痛かったら言ってよね・・・」
義兄「聡一に入れられたら、痛くなんかないよ・・・」
すでに陶酔したような表情の義兄に私はゆっくりと挿入した。義兄は一瞬苦しそうな顔をしたが、すぐにまた気持よさそうな顔に戻った。
私も我を忘れたように行為に没頭していた。そしてどのくらい時間がたったかわからなくなったころ、とうとう私は義兄の中で爆発した。それと同時に義兄のものも激しく律動し始めていた。永遠に続くかと思えるほどふたりの爆発は長く続いた。
私「義兄さん、よかったよ。」
義兄「はあ、はあ、はあ・・・」
からだの中に残っている快感がまだ強すぎて義兄は口もきけないくらいだった。私は丁寧に義兄の腹をテッシュいでぬぐって後始末をした。
私「義兄さん、起きられる? そろそろ帰らないといけない時間だよ。」
義兄「ゴメン、あんまり気持ちよすぎて眠りそうだ。」
私「帰りは俺が運転していくから。」
車に乗ってホテルをでるとすぐ、義兄は居眠りを始めた。よほど疲れたみたいだった。安心して眠っている義兄の顔を見て、私は幸せな気分に満たされていた。
家に帰ると、母と姉は買い物から戻っていて、おせちの準備をしていた。
姉「どこにいってたのよ。」
私「なんか退屈だから、義兄さんとドライブがてらコーヒー飲みに行ってた。」
姉「まったく私たちがこんなに忙しくしてる時に、まったくのんきなんだから。」
私「だって、やることねえもん・・・」
姉「少しは手伝おうって気がないの?」
母「いいわよ、昔と違ってたいした準備はないんだから。」
義兄「いつもすみません。」
母「いいのよ、男の人はテレビでも見てて。」
姉「まったくお母さんがそんなふうに甘やかすから、家の男どもはなにもしないのよ。」
私「お母さんの黒豆食べたかったんだ。」
母「もう少しでできるから、夕飯の時に少し味見してもいいわよ。」
まもなく父親とジュンも戻ってきて、お節の味見をしながら、にぎやかに夕食をとった。
今年も雪の中、正月がやってきたのだった。

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京都の夜

部屋に敷かれた布団に私たちは横になった。電気を消すと外の光が障子にうつって意外に明るかった。風が強いのか、窓越しに風音がすこし聞こえてきていた。
ジュン「風、けっこう強いね。」
私「ここは静かだから、かえって風の音がよくきこえる。」
ジュン「子供の頃、オレけっこう風音を怖がってたよね。」
私「そうそう、なんか夜嵐だと、寝るときにジュンはとうさんにぴったりくっついて来たね。」
ジュン「オレ、もう子供じゃなくなったけど、今夜は特別にとうさんの布団にいっていい?」
私「いいよ、こっちにおいで、でもちょっと狭いぞ。」
ジュン「狭くてもいい。」
掛け布団を持ち上げてやると、ジュンはそこにそっと入ってきた。
ジュン「とうさん、暖かいね。」
私「冬は一緒にくっついて寝ると暖かくていいもんだな。」
ジュン「とうさん、布団からはみ出してない?」
私「ジュンとくっついてたら大丈夫だよ。」
ジュン「オレ、寝るときにとうさんのここ握ってるの好きだった、あっ、今夜は固くなってる。」
私「まったく、ジュンとこんなにくっついてたら、なんかそうなった。」
ジュン「じゃあ、オレがマッサージしてあげるよ。」
私「ああ、ジュンにそんな事されたら、とうさん気持よすぎて・・・」
ジュン「オレのも触ってよ。」
私「ジュンのもけっこう固くなってるね。」
ジュン「オレ、ふつうは男では絶対勃起しないけど、とうさんは特別・・・」
私「そんなこと言われたら、とうさん興奮するぞ・・・」
ジュン「すげえ、とうさんのさらに固くなってきた。先がヌルヌルになってるし・・・」
私「そんなにビミョーにこすられると、なんか気持いいようなくすぐったいような・・・」
ジュン「オレもとうさんほどじゃないけど、けっこう感じてきた・・・」
そして私たちは無言になって、お互いのものを刺激する行為に没頭し始めた。ふたりとも我を忘れて、快感の喘ぎ声をもらしていた。だんだんと手の動きが早くなっていき、私はそろそろ限界がき始めていた。私がさらに喘ぎ声をあげると、私の最後が近いのを察したジュンがさらに手の動きを早めた。その刺激にとうとう私は耐えられなくなって、とうとう私のものはさらに固くなって、そしてついに爆発した。私はジュンの手でこすられながら、激しく射精をしていた。ジュンの手の刺激が私の全身を快感でいっぱいにしていた。私の長い射精が終わって、ジュンの手の動きが止まった。ジュンのものも私の手の中でさらに大きくなっていた。私がさらに刺激を強めると、ジュンもとうとう最後の時を迎えていた。ジュンのものは私の手の中で、跳ね返るように大きく律動した。そして大量の白い粘液が私の手にぶつかってきた。ジュンはものすごい喘ぎ声を発しながら、10回以上射精を続けた。
ジュン「とうさん、すげえ良かった、からだの中に溜まってたものが全部出ちゃったみたいな感じ・・・」
私「とうさんもだよ、それにしてもベトベトだな・・・」
ジュン「なんか勢いでふたりともパンツ穿いたまま出しちゃったね。」
私「ジュン、パンツが濡れて気持ち悪いだろう?」
ジュン「オレは濡れててもわりと平気だけど・・・ とうさんは?」
私「ちょっとベトベトするけど、それほど気にはならない・・・」
ジュン「それなら、もう眠いし、ちょっとガマンしてそのまま寝ちゃおうよ。」
私「じゃあ、明日の朝、パンツを履き替えよう。」
前夜は夜行バスで熟睡できなかったせいか、ふたりともものすごく眠くなっていた。少しだけ濡れたのが気にはなっていたが、眠気には勝てずに私たちは眠ってしまっていた。

翌朝、部屋の扉をノックする音で私は目が覚めた。時計を見ると8時半になっている。私は慌ててと起き上がって扉の前に行った。
私「はい、どなたですか?」
直さん「ああ、ソウさん直です。朝ご飯いっしょに食べましょう。」
私「直さんですか、開けます。」
そう言って私は部屋の扉を開けた。前にはもうすでに身支度を整えた直さんが立っていた。
直さん「起こさなかったほうがよかった?」
私「すみません、疲れてたらしくてすっかり寝坊してしまったみたいだ。こんな格好で悪いね・・・」
直さん「ジュンちゃんも寝てるんだ。」
そう言うと直さんは部屋に入っきた。
直さん「あれ、ソウさんたちひとつの布団で寝てたんだ。」
私「ジュンが甘えてきて・・・」
直さん「ジュンちゃん、起きなよ。あれ、ジュンちゃん、パンツがシミになってる・・・」
ジュン「うわっ、ほんとだ、どうしよう・・・」
直さん「ソウさんもパンツがシミになってますよ、それにちょっと臭いもするし・・・」
私「ああ、まいったな、直さんに見つかった・・・」
直さん「ふたり揃って夢精したんですか?」
ジュン「夢精なんかじゃないよ、昨夜とうさんとシコりあったから・・・」
私「こら、ジュン、恥ずかしいことを直さんにバラすんじゃないって・・・」
直さん「うわぁ、いいなあ、親子でそんな気持ちいいことできるなんて・・・ こんどするときはぼくもまぜてほしいな。」
ジュン「そんなことしたら翼兄ちゃんに怒られますよ。」
直さん「じゃあ翼もいっしょなら大丈夫だね。」
私「翼くんはそう言うのは嫌いだと思いますよ。」
直さん「とりあえずソウさんたちもシャワーでも浴びて、朝食を一緒に食べようよ。」
朝から大変なところを直さんに見つかってしまったが、直さんはなんでも受け入れられる人だから、私たちのことを変なふうには思わないだろう。私たちはシャワーを浴びて、直さんたちといっしょに朝食を食べたのだった。

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tag : ゲイの父親 射精

ジュンと年末は京都に

俊顕くんの別荘に出かけていたジュンは12月25日の夜に帰ってきた。リビングのソファに座って、ビールを飲みながら別荘での話をジュンはしてくれた。
私「どうだった、楽しかった?」
ジュン「女の子二人はどっちもすごく感じのいい子だったんでよかった。」
私「でも俊顕くんはフィアンセの相手をしなきゃならないから、ジュンはひ**さんと仲良くしてたんだろう?」
ジュン「そうなんだ、俊顕はともかく、*香さんがオレたちを二人だけにしたがるんだよね。」
私「仲良くなった?」
ジュン「仲良くはなったけど、ひ**さんはやりたいことがあって、そっちの方が彼氏を見つけるよりもずっと優先なんだって。」
私「ひ**さん、なにをやりたがってるんだ?」
ジュン「なんかフラワーアレンジメントとか言ってたけど、オレはいまいちよくわからなかった・・・」
私「まあ、お嬢様らしいんじゃないの?」
ジュン「でも、とりあえず大学は日本で出て、その後はどっかに留学するらしいよ。」
私「じゃあ、ホントにただの友達?」
ジュン「だって、別荘では男女別の部屋だったんだよ、心配しなくてもなにもないって。」
私「俊顕はなにもしなかった?」
ジュン「もう、とうさん変な心配しないでよ、大丈夫だって、ちょっとだけキスされただけだからさ。」
私「嫌ならはっきり拒否したほうがいいぞ。」
ジュン「だって、夜ベッドに寝てしばらくして、まだオレは眠ってなかったけど、俊顕はオレが眠ってしまったと思ったんだろうね、起き上がってオレのベッドの横に立って、軽くキスしてきたんだよ。別にそのくらいなら拒否するようなことじゃないし、すぐにオレも眠ってしまったし・・・」
私「キスくらいですめばいいけどね・・・」
ジュン「とうさん、ひょっとして妬いてる?」
私「バ~カ、妬いてるんじゃなくて心配してるんだ。」
そんな事を話しているうちに遅くなったので、その夜はそのまま眠ってしまったのだった。
そして28日の夜、私は仕事を早めに仕事を終えて、マンションに帰ってきた。ジュンはすでに帰っていて、夕食を準備してくれていた。夕食を食べた後、私たちは夜行バスに乗るためにマンションを出た。夜の11時前後には関西方面に行くバスが東京駅から次々に発車している。私たちはその最後のバスに乗った。バスのシートは前後はけっこう広いのだが、横幅はそれほど広くないので、男二人で座るとからだを寄せ合うように自然になってしまう。窓側のほうが冬は寒いので私が座って、ジュンを通路側に座らせた。バスは東京駅を出ると、足柄サービスエリアで一度だけ休憩がある。私たちは気分転換のためにバスを降りて、トイレに行った。バスが発車すると、ジュンはすぐに私にもたれかかるようなかっこうで眠ってしまった。ジュンの寝息をすぐ近くに感じながら、私もだんだんと眠ってしまっていた。
次に目が覚めると、バスはもう高速を降りて、下の道を走っていた。まもなく京都に到着するという放送があって、バスは京都駅に着いた。予定の時間より遅れての到着だった。駅にある多目的トイレにジュンと二人で入って、顔を洗ったりして身支度をととのえていると、7時開店のカフェにちょうど入ることができて、朝食を食べた。
直さんにすすめられた、朝の寺を見ようと思い、私たちは電車に一駅乗って、そこから10分ほど歩いて、泉涌寺というところに行った。境内を歩いて回っていると、寒波のせいかものすごく空気が冷たい。私たちは足早に寺を見て、次に東福寺まで歩いて行った。
東福寺
それにしても足元からしびれるような寒さがからだを襲ってくる。私たちは境内を足早に見て回った。有名な方丈の庭では、私たちは寒さのため身を寄せ合って見ていた。
昼頃に新幹線で京都に来る直さんと翼くんと待ち合わせをしているのだが、まだ充分に時間があるので、隣の駅にある伏見稲荷に行くことにした。東福寺駅に行くとJRは電車が出たばかりであと20分以上来ないので、京阪のほうは10分おきに各停があるので、京阪で伏見稲荷駅まで行った。
伏見稲荷は果てしなく続く赤い鳥居の列が圧巻で、ジュンもおもしろがっていた。けっきょく茶屋のあるところまで登って、茶屋に入ってコーヒーでいっぷくした。
伏見稲荷にジュンの幸せをお願いしたあと、JRに乗って京都駅まで戻った。待ち合わせまでは時間があったのでジュンと伊勢丹に入った。
直さんたちとの待ち合わせ時間が近づいたので、私たちは駅を通って、新幹線中央口まで行った。時間になると直さんと翼くんが仲良く並んで改札口を出てきた。
直さん「待ちました?」
私「私たちも今来たとこ。」
翼くん「ジュンちゃん、久しぶり、元気にしてた?」
ジュン「翼兄ちゃん、なんかちょっと大人っぽくなった・・・」
翼くん「ジュンちゃんもますますイケメンになったね。」
私「これからどこに行きましょうか?」
直さん「ちょっと行きたいところがあるんだけど。」
翼くん「今夜が和食だから、昼はイタリアンにしようって、なんか町家を使った店があるみたい。」
ジュン「オレ、町屋のレストランに行きたい。」
直さん「じゃあ、決まりだね。」
駅前からタクシーに乗って三条のほうに行った。町家を改造したレストランがあってそこでイタリアのランチを食べた。
その後、三条大橋を渡って京阪電車で出町柳まで行きそこから叡電で一乗寺まで行って、一乗下り松を見ながら詩仙堂に行った。私はジュンと、直さんは翼くんと自然と身を寄せ合うようにして、庭を眺めていた。寒さも忘れて私は暖かな幸せな気分に包まれていた。
詩仙堂を出て、寒いのでとりあえず宿に行こうということになり、タクシーをつかまえて、また三条付近に戻ってきた。
その日の宿は、この前ルイスたちを京都に案内したときに泊まった旅館である。私たちが京都に行くのを知った俊顕くんが父上に頼んでこの前のコンサートのお礼替わりに予約してくれたのである。
旅館に着くと女将に迎えられて、さっそく部屋に案内された。私とジュンで一室、直さんと翼くんは別の一室が準備されていたが、まずは直さんたちの部屋でお茶をいただくことにした。
女将「ようおこしやす。この前おいなったんは4月やったかいなあ。お久しぶりどす。外はさぶおしたやろ、おこたでゆっくりとしておくれやす。」
私「お世話になります。」
私たちはよく温められた部屋のこたつに座って坪庭を眺めながらお茶を飲んだ。
翼くん「なんかこたつに入っていると眠くなっちゃうよね。」
ジュン「とうさんとオレとは夜行バスだったから、けっこう眠い。」
直さん「こたつで少し寝たら?」
翼くん「こたつで寝たら風邪ひいちゃうよ。」
直さん「あっ、奥の部屋にはもう布団がちゃんとしいてあるよ。」
翼くん「ホントだ、ちょっと昼寝しようかな。」
私「じゃあ、私たちは部屋に戻って少し寝ます。」
翼くん「ちょっと昼寝するだけだから、ジュンちゃん、いっしょに寝よう。」
ジュン「うわあ、翼兄ちゃんと寝るなんて、うれしい。」
直さん「ぼくと寝るんじゃないのか?」
翼くん「ジュンちゃんのほうがかわいいもんね。」
私「直さん、私といっしょはいやですか?」
直さん「えっ、ソウさんと一緒だったらうれしい。」
と言うわけで、翼くんとジュンが右側の布団に、直さんと私は左側の布団に入った。直さんの体温を感じていると、私はすぐに眠ってしまっていた。
一時間ほど気持ちよく昼寝をして、私たちは少し疲れが取れて元気になっていた。私たちは目覚ましと気分転換をかねて旅館から歩いていける京都名物のイノダのコーヒーを飲みに出かけた。砂糖とミルク入りの独特のコーヒーを味わって旅館に帰ると、ちょうど夕食の時間だった。4人でほんとうに和気あいあいと懐石料理を食べた。心のなかまで暖まるような幸せな時間が過ぎていった。食べ終わった後、翼くんは私たちともっとおしゃべりしたそうだったが、直さんは翼くんと二人きりになりたそうな素振りをみせたので、私たちも部屋に戻ることにした。
部屋に戻って、ジュンと差し向かいで酒を飲みながらしばらく話をした。
私「ジュン、ひ**さんとはどうなってる?」
ジュン「どうなってるって、ただの友達だよ。」
私「ただの友達って言っても・・・」
ジュン「だからホントにただの友達、エッチもしてねえし・・・」
私「そうなんだ・・・」
ジュン「とうさん、心配した?」
私「心配しすぎだな、とうさんは・・・」
ジュン「でも、おれのこといつも心配してくれてうれしいよ。」
私「父親だから、息子のことを心配するのは当たり前のことだからね。」
ジュン「とうさん、オレのこと好き?」
私「もちろんだよ、なにがあってもとうさんがジュンを嫌いになることはないからね。」
ジュン「すごいね、でもうれしい・・・」
私「そろそろ寝ようか。」
ジュン「うん、オレもちょっと眠くなった。」
部屋に敷かれた布団に私たちは横になった。電気を消すと外の光が障子にうつって意外に明るかった。

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