ジュンの合宿の話

この前の記事と時系列が前後してしまいますが、ちょっと記事にしていなかったことを思い出したので、とりあえず書いてみることにした。

7月の連休に私の実家に帰省したあと、ジュンはすぐに今度は大学院の合宿に出かけた。合宿場所は急遽俊顕君の家の別荘に変更になった。それで、合宿の開始日より一日早くジュンは俊顕君の運転する車で出かけていった。そして5日後に合宿から帰ってきたときに聞いた話で覚えていることを記事におこしてみました。

私「それにしても、合宿って何人で行ったんだよ、広いとはいえ別荘は別荘なんだから、よく泊まれたね。」
ジュン「先生が1人に、学生が9人だから、合計10人だね。」
私「学生の中には女の子もいるんだろう?」
ジュン「3人いるよ。」
私「そんでどんな部屋割りにしたんだよ?」
ジュン「まず先生は、いつも俊顕のご両親が使ってるベッドルームを一人で使ってもらうことにした。」
私「まあ先生んはそのくらいしなきゃね。」
じゅん「そんで、女の子たちはお客さん用の広い和室を使ってもらって、俺と俊顕は俊顕の部屋で泊まって、あとの4人はいつもはお手伝いの**さんやなんかが泊まる奥の和室に泊まった。」
私「お手伝いさんの部屋なんかあったんだ・・・」
ジュン「トイレとかお風呂の横を曲がったところの先にドアがあるんだよ、とうさん知らなかったんだ・・・」
私「とうさんは、ジュンみたいになんども行ったわけじゃないからね。」
ジュン「でも、それほど広くないから、男4人で寝るとちょっと狭かったみたい。」
私「それはちょっとかわいそうだ・・・」
ジュン「でもそうでもなかったみたいだよ、あの部屋は他の部屋と隣り合ってないから、夜遅くまで部屋で酒を飲んで盛り上がってたみたい。」
私「楽しそうだな。」
ジュン「もちろん、ピアノのあるサロンで、夜は先生や女の子もいっしょに盛り上がったんだけど、そのあと男どもは奥の部屋でさらに盛り上がり続けたってわけ。」
私「飲みに行ったわけじゃないだろうが・・・」
ジュン「もちろん、朝から先生のきびしい演習とかやったよ。」
私「そりゃあ当然だね。そんでメシとかはどうしてたんだよ?」
ジュン「最初の日にみんなでスーパーに買出しに行った。それからけっこう食材を**さんが事前に準備しておいてくれたから、それも使わせてもらった。」
私「勉強して、そのあと食事を作るんだろう、たいへんじゃなかったか?」
ジュン「でもなんかみんなで食事とか作るのって、キャンプみたいで楽しかったけどね。」
私「まあ女の子もいるんだからね。」
ジュン「俊顕とオレは婚約者がいるって言ってあるから、女の子から見たら安全パイなんだろうね。気楽に話するけど、それ以上はいかないから、オレとしても楽でいい。」
私「他の男の子たちとはどうなんだよ?」
ジュン「俊顕とオレは毎朝、別荘の周りをかるくジョギングしてたんだよね、そうしたら最後の日の朝、森の中でちょっとイケメンのやつと派手目の女の子がキスしてるの見ちゃった・・・」
私「なんか青春だね・・・」
ジュン「で、見ないふりをしてそのまま走っていったら、人気のないところで、俊顕がキスしたいって言い出すんだもん。」
私「まったく、あいつはなに考えてるんだか・・・」
ジュン「べつにキスくらいなら、とうさんともしてるし、親愛のあいさつみたいなもんじゃん。それになんか高原の森の奥でするキスってどんな感じなんだろうと思ったから、」
私「まあ軽くくちびるを合わせるだけならね・・・」
ジュン「なんか俊顕ったらいつになく緊張したような表情でオレに近寄ってきて、くちびるに触れるだけのキスをしたんだ。」
私「まあそのくらいならね・・・」
ジュン「オレとしてもう少しキスらしいキスを予想してから、ちょっとあれっていうような顔をしたんだろうね。そうしたら、俊顕ったらいきなりオレを痛いくらい抱きしめて、今度はすげえ濃厚なキスをしてきたんだよ。」
私「まったく、俊顕のやつは油断がならない・・・」
ジュン「俊顕ったら舌を差し込んでくるんだもん、オレはそれを舌で押し返してやったんだ。そうしたら、俊顕ったら腰砕けになって、へたり込みそうになるんだもん。」
私「俊顕のやつ、舌が弱点なのかもしれないな。」
ジュン「オレもそろそろ止めておかないと、俊顕が暴走しちゃいそうだったんで、俊顕の腕の中から離れたんだ。」
私「そんで?」
ジュン「俊顕も我に返ったんだろうね、やりすぎたって表情をしたんだ。でもキスは気持ち良かったから、俊顕にさりげなくキスありがとって言って、でもここまでだよっていう表情を作ったんだ・・・」
私「それで俊顕、わかったのかな、誤解した可能性も・・・」
ジュン「でもその後はずっとふつうだったから、わかってくれたんじゃない・・・」
私「そんで勉強のほうはうまくいったのか?」
ジュン「だって、みんなが着いた日の午後からさっそくみっちりやったんだよ。その後の2日間も、朝からずっとだったし、最期の日も別荘を午後出たんだけど、午前中は先生にしごかれたし・・・」
私「そうなんだ、じゃあ9月のコンサートの練習はあんまりできなかったな・・・」
ジュン「でも午後は4時前に演習は終わって、その後夕食まではみんな外に出たりしてたから、オレたちは練習はできたよ。」
私「そんで、最終日はみんなどうやって帰ったんだ?」
ジュン「オレと俊顕は先生を駅まで送ってから、高速に乗って帰ってきたし、女の子たちはせっかく来たんだからって、どっか温泉に泊まってから東京に帰るって言ってた。他の4人は車で来てたから、別荘で別れたけど、どこか観光してから帰るって言ってた。」
私「なんだ、けっきょく男組と女組に別れたんだ・・・」
ジュン「なんかけっこう女の子同士で牽制しあってたんじゃないかな。まあ一番人気の俊顕は婚約者がいるからそういうことからは圏外だし、オレもまあ同じだし、あとはもう一人のイケメンをめぐって牽制しあってたんじゃないかな。」
私「でもジュンたちはそいつがキスしてるのを見たんだろう?」
ジュン「あの時はたぶん一人の子が抜け駆けしたんだろうな・・・」
私「あとの3人の男の子はどうなんだよ、だってあの院に行ってるんだから、お婿さん候補としてはポイント高いんじゃないの?」
ジュン「でもなんか女の子に慣れてないみたいなやつが多くて、女の子たちの言うにはいっしょにいてもなんか気まずい感じなんだってさ。」
私「一人いるイケメンの他のやつらの見た目はどうなんだよ?」
ジュン「とうさん、気になるんだ。ううん、どういったらいいのかな、まあふつう・・・」
私「そうなんだ。まあたとえば俊顕だったら、あんま愛想よくなくてももあの顔だから許されるんだろうな・・・」
ジュン「でも、俊顕はフィアンセとかオレにはすげえやさしいけどね・・・」
私「俊顕はフィアンセにもやさしいんだ、それは安心した・・・」
ジュン「まあオレにはそんなにやさしくする必要ないんだけどね・・・」
私「まあ俊顕にとってジュンは大切な友達なんだろうね・・・」
ジュン「うん、オレも俊顕がやさしくしてくれるのはなんかうれしいし・・・」
私「まあ、また8月はいっしょに語学研修に行くんだから、仲良くするのはいいことだよ。」
ジュン「でも、語学研修中は、俊顕って驚くくらい厳しんだよ、まあそのあとはやさしくしてくれるけどさあ・・・」
私「まあやさしいだけのやつより、必要なときは厳しくなれるほうが大切なんだぞ。」
ジュン「うん、それはオレもわかってるって、だから俊顕ってすげえなって思ってるよ。」
私「まあ、俊顕に負けないように頑張っておいで。」
ジュン「でも俊顕だって子供みたいなところもあるんだよ・・・」
私「いつも張り詰めてても、どっかにまだ成長しきれてなとこがあるんだろうな、まあそこが俊顕のかわいいとこでもある。」
ジュン「とうさんもそう思うんだ。」
私「まあ、ジュンのほうがずっとかわいいけどね・・・」
ジュン「とうさん、親バカだね・・・」
私「ジュンがかわいすぎるから、そうなるんだぞ・・・」
ジュン「とうさんがとうさんでよかった・・・」
私「なにわけのわかんないこと言ってるんだ・・・」
ジュン「オレ、もう寝るから、おやすみのキス・・・」
そう言ってジュンは目を閉じた。私はジュンのくちびるに軽くキスをした。
私「ほら、これで寝られるだろう・・・」
ジュン「うん、おやすみ。」
本当に眠いのか、ジュンは目を手でこすりながら、リビングを出ていった。私は少し片付けをしてから、ベッドに言った。ジュンはすでに気持ちよさそうに眠っていた。私はもう一度ジュンのひたいにおやすみのキスをした。

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ヒロと暮らす

翌朝早く、私のすぐ横で寝ていたヒロがからだを起こした気配で私は目を覚ました。ジュンをずっと育ててきた習慣というのか、横で動くとすぐに何かあったのかと確かめるために目が覚めるのだった。それはジュンがヒロに変わっても同じだった。
私「ヒロ、どうした、まだ早いから、もう少し寝てなさい。」
ヒロ「ゴメン、起こしちゃった? 昨夜、ビールの見すぎた、トイレに行きたくなって・・・」
私「じゃあ早く行っておいで。」
ヒロ「昨夜しなかったから、ここがこんなになっちゃった・・・」
私「それは単なる朝立ちだろう、オシッコすればだいじょうぶ。」
ヒロ「朝立ちだけならこんなにギンギンにはならないね。」
私「早くトイレ行かないと、間に合わないぞ。」
ヒロ「ったく、俺はガキじゃねっつうの。」
それでも限界が近づいていたのか、股間を手で押さえてヒロはあわててトイレに行った。
私「あんな状態でちゃんと出せたのか?」
ヒロ「出してるうちにもとに戻ったし・・・」
私「じゃあ、安心して二度寝できるね。」
ヒロ「聡一と一戦したいけど、眠気のほうが強くて・・・」
私「ほら、抱いててあげるから、寝なさい。」
ヒロ「聡一といるとすげえ安心できる。」
二度寝をして、7時少し前に私は目を覚ました。こんどは私のほうが朝立ちしていた。ヒロのことを笑えないなと思った。
パンと目玉焼きとサラダの朝食を簡単に準備してから、ヒロを起こしに行った。
私「ヒロ、そろそろ起きないと・・・」
ヒロ「・・・」
私「こら、ヒロ、起きなさい。」
ヒロ「眠い・・・ 今何時?」
私「7時10分だよ。」
ヒロ「起きなきゃダメ?」
私「そろそろ起きないと朝ごはん、食べられないぞ。それにヒロの好きなクロワッサン買ってあるよ」
ヒロ「のどが渇いた、起きてオレンジジュース飲みたい・・・」
私「すぐに起きておいで。」
朝食のテーブルで待っていると、ヒロは顔を洗って歯をみがいただけで、寝ているときのタンクトップとパンツだけのすがたでテーブルに座った。
私「やれやれ、昼間はおしゃれでイケてるヒロ先生が、家ではこんなラフすぎるカッコしてボーっとした顔でいるなんて、ファンの子たちは夢にも思わないだろうなあ・・・」
ヒロ「だって、聡一といるとすげえ気楽な気分でいられるんだもん。」
私「そう言ってもらうと、なんかうれしいよね。」
ヒロ「ジュンちゃんだって、院生になってるのに、聡一と離れたがらないのは、安心できるからじゃないかな。」
私「手のかかるはなしだなあ・・・」
ヒロ「うれしいくせに・・・」
私「ばあか・・・」
ヒロ「聡一の作ってくれる朝ごはんはおいしいなあ・・・」
私「たくさんあるぞ、好きなだけ食べな。」
ヒロ「あんまりゆっくり食べてると、遅れちゃう・・・」
私「今夜は何時ごろ帰ってくるんだ?」
ヒロ「そんなには遅くならないと思うけど、帰れるようになったら電話する。」
私「こんやは、パスタとか、作るけどそれでいい?」
ヒロ「なんか新婚家庭みたいで、俺、幸せ・・・」
私「ばあか、とにかくなるべく早く帰っておいで。」
ヒロ「俺の理想とはちょっと違うけど、でもいいなあ。」
私「ヒロの理想って?」
ヒロ「俺の思ってる新婚家庭では、俺が料理を作って聡一が帰ってくるのを待っているっていうのだけど・・・ そうだ、それに俺は聡一のために裸でエプロンだけつけて帰りを待っている、フフフ・・・」
私「アホ・・・」
ヒロ「うわっ、そろそろ準備して出かけなきゃ・・・」
私「そうだね、出かけられるように準備しよう。」
急いで身支度をととのえて、私たちはマンションを出た。駅のほうに歩いていくヒロを見送って、私は自転車で仕事場に向かった。

そしてその夜、マンションに戻って夕食の準備をしていると、意外に早くヒロが帰ってきた。
ヒロ「予想外に早く仕事が終わったから、連絡しないで帰ってきたよ。」
私「おかえり、お腹へってる、それとも先にシャワー浴びる?」
ヒロ「それ、俺が言いたかったセリフ。あっ、ちょっと違う、俺が言いたかったのは、すっ裸にエプロン着て、聡一の帰りを待ってて、聡一が帰ってきたら、先にご飯にする、それとも俺にする、って言うんだ・・・」
私「まったく妄想全開だな、それよりどっちを先にするんだよ。」
ヒロ「先に聡一のからだを食べたいって言いたいところなんだけど、今日はけっこう暑くて汗かいたから、先にシャワーで流してくる。」
私「きれいに洗っておいで。」
ヒロ「ふぁ~い・・・」
持っていたバッグをいちど寝室に置いてから、ヒロはバスルームに入っていった。そしてしばらくすると、きわどいローライズのボクサーだけ穿いて、リビングに現れた。
ヒロ「暑い、マジ暑い、冷たいビール欲しい。」
私「はいはい、今良く冷えたの出してあげるから・・・」
冷蔵庫でよく冷やされたビールを出して、ビール用に買った陶器を2個出して、そこに注いだ。
ヒロ「プハ~、暑い日のビールはなんでこんなにおいしんだろう。」
私「これはホントはビールじゃないんだけどね。」
ヒロ「夏は冷たかったらなんでもおいしい、じゃなくて、聡一といっしょに飲むとなんでもおいしく感じられる・・・」
私「そうやってヒロはたくさんの男をタラしてきたんだ・・・」
ヒロ「過去のチャラい俺は、聡一に会った瞬間に消えてなくなったんだ。今は一途に聡一ひとすじだからね。」
私「ホントか?」
ヒロ「今の俺は、聡一を愛して、そして聡一に愛される、その2つだけがしあわせなんだ・・・」
私「三文芝居のセリフじゃあるまいし・・・」
ヒロ「確かにくさいセリフだったけど、俺のホントの気持ちを表わしたかったの。」
私「わかってるって、気持ちは同じだからね。」
ヒロ「なんかグッときた。すぐにベッドにいきたい。」
私「その前に夕飯。ほら、そんな格好でいないで、上になんか着てきなさい。」
ヒロ「へいへい、今は聡一はなんかお父さんモードだもんな・・・」
私「なんか言ったか?」
ヒロ「おなかへった・・・」
私「すぐ食べられるようにするからね。」
パスタを茹でている間に、サラダの仕上げをして、ドレッシングをかけた。そして茹で上がったパスタをソースに絡めて、さらに盛りつけた。
テーブルにできた料理を並べていると、ベッドルームからヒロが出てきた。とりあえずクタッとしたタンクトップをローライズのボクサーの上に着てはいたが、肌の露出が多いので、裸とたいして変わらなかった。
私たちはすぐに夕食を食べ始めた。
ヒロ「おっ、今日はペスカトーレだね。」
私「冷たいパスタにしようかと思ったんだけど、サラダが冷たいから、パスタはあたたかいのにしたよ。」
ヒロ「俺は夏でもパスタはあったかいほうが好きだな。」
私「じゃあちょうど良かった。イタリアワインもあるよ。」
ヒロ「なにがあるの?」
私「今日はモンテプルチアーノダブルッツォ。バーゲン品だからあんまり期待しないで・・・」
ヒロ「おいしいのにあたるといいけどね・・・」
ワインのコルク栓を抜いて、グラスに注いだ。
ヒロ「けっこういい色してるね。」
私「香りも悪くないし、これだったらいいね。」
ヒロ「おいしいパスタにイタリアワイン、そして聡一、俺すげえしあわせ・・・」
私「はいはい、わかったから、こぼさないで食べな。」
ヒロ「聡一はイロっぽくないなあ・・・」
私「今は食事中。」
ヒロ「食事の後は、フッ、フッ、フッ・・・」
私「ヒロ、飲み過ぎてない? 目が据わってきてる・・・」
ヒロ「早く聡一を食べたい・・・」
私「わかったから、今はちゃんとパスタを食べようね。」
夕食を食べた後、ソファに座って、デザートのスイカを食べながら、なんとなくテレビをふたりで見ていた。そして11時ごろになんとなく暗黙の了解ができて、私たちは無言でベッドに向かった。すでにヒロは勃起し始めているのか、ベッドまでに短い距離も歩きにくそうにしていた。
ベッドにとりあえず向い合って横になって、私はヒロにキスをした。しばらくヒロは気持ちよさそうにおとなしくキスをされていた。でもしばらくすると、ヒロは目をぱっちりと開け、上半身を起こして、私を仰向けにして、その上に全身を乗せてきた。
私「いきなり押し倒してどうしたんだよ・・・」
ヒロ「ワイルドだろ・・・」
私「ばあか・・・」
ヒロ「気持よくしてあげるからね・・・」
どうもヒロはエッチの主導権を握るつもりらしい。私はヒロのしたいようにさせながら、私のほうもヒロに悟られないくらいに積極的に協力していた。それにしても好きな同士のエッチはどうしてこんなに気持ちがいいのだろう。エッチといっても入れたりするわけでなく触りっこの延長のようなものなのに。私はすっかり我を忘れて押し寄せる快感に身を任せていた。
そしてふたりともほぼ同時に快感の頂点をむかえて、全身を包んでいた激しい快感を一気に噴き出していた。
ヒロ「いっぱい出ちゃったね・・・ でもすげえ気持ちよかった・・・」
私「ベトベトして気持ち悪いだろう、すぐに拭くよ・・・」
ヒロ「しばらく余韻を楽しみたいから、動かないで・・・」
そういうと、ヒロは私に抱きついてきた。私たちは中に出すわけではないので、お互いのからだのほうに、ふたり分のエッチの結果を発射するわけになり、けっこうベトベトになってしまっていた。それにもかかわらず、ヒロは私に抱きついて、からだのあいだのぬめりを楽しんでいるようにも見えた。

翌朝、目を覚ますと、私のものはいつも以上に朝の状態が激しかった。前の夜の快感の残りのせいなのかもしれない。ヒロのほうを見ると、寝るときにかけていた毛布は足元に丸まっていて、なにもかけずに大の字になって、中心だけが隆々と立ち上がっていた。昨夜エッチをするために裸になって、その後そのまま寝てしまったので、ふたりとも素っ裸で寝ていたからだ。ジュンで見慣れているとはいえ、男ふたりの朝はちょっと笑える風景ではある。私は静かにベッドを出てトイレに行った。そしてベッドに戻ってくると、ヒロは同じ体勢で寝続けていた。ジュンほどではないにしても、ハリのある決めの細かい肌が美しかった。私は思わず指でヒロのわき腹あたりを触っていた。するとヒロが目を覚ました。
ヒロ「ふわあぁぁ、あれ、聡一、もう一回やりたいの?」
私「そうじゃないけど、ヒロのからだがきれいなんでつい触った・・・」
ヒロ「愛撫するから、勃っちゃったじゃんか・・・」
私「最初から勃ってたよ・・・」
ヒロ「小さくなるようにして・・・」
私「じゃあ、トイレに行っておいで。」
ヒロ「オシッコじゃない方を出して小さくしたい。」
私「朝からそんなことしたら疲れるぞ。」
ヒロ「俺はいつでもしたいのに・・・」
私「ほらほら、トイレに行きなさい。」
ヒロ「行くけど、その前に朝のキスは?」
私「おはよう、ヒロ。」
そう言って私はヒロの唇に軽くキスをした。
ヒロ「えっ、そんだけ?」
私「朝のキスはこのくらいがいいんだよ。」
そしてヒロは大きくなったものをぶらぶらさせながらトイレに急ぎ足で行った。私は朝食の準備をしてから、出勤用の服を着た。最近はクールビズなので、上着も着ないので簡単である。そして外出用の服に着替えたヒロと簡単な朝食を食べて、ふたりとも仕事に出かけたのだった。

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ジュンの出発

7月最後の日曜に語学研修に出発するジュンを見送りたかったので、私は土曜の午後にジュンを乗せて車で成田方面に出発した。日曜の飛行機はマンションから行っても間に合うくらいの時間ではあったが、朝早くマンションを出る必要があったので、空港近くのホテルにふたりで前泊することにしたのだった。途中多少は渋滞しているところもあったけれど、夕方には予約しておいたホテルに到着した。大きなホテルではあるが建物は少し古めである。
ホテルにチェックインして、私たちはとりあえず部屋に入った。宿泊料金がけっこう安いのでどうかと思っていたが、部屋の中は改装されているのかじゅうぶんきれいである。ジュンが買い足したいものがあるというので、近くのショッピングセンターを教えてもらって、とりあえず車で行った。ジュンの買い物はすぐに終わったが、大きなショッピングセンターをぶらぶら回っているとけっこう時間がたってしまっていた。
ホテルに戻って、宿泊パックに含まれている夕食をレストランでゆっくりと食べて、私たちは部屋に戻った。
私「さっき買ったもの、ちゃんとスーツケースに入れとけよ。」
ジュン「うん、じゃあちょっとスーツケース開けるね。」
スーツケースを開けると、中はたくさんのものがきれいに整理されて詰められていた。また少し中の物を整理しなおしてから、ジュンはスーツケースを静かに閉じた。
私「準備は終わりだね。」
ジュン「うん、もう忘れ物はないと思う。」
私「まあ、未開地に行くわけじゃないから、向こうでなんでも買えるだろう。」
ジュン「でも、知らないところで店を探したりする時間がもったいないし・・・」
私「まあ、あんまりがんばり過ぎないようにね・・・」
ジュン「がんばらなきゃ、俊顕に負けちゃうもん・・・」
私「あいつは特別だからなあ、でもジュンもけっこういいところまでいってるととうさんは思うよ。」
ジュン「ねえねえ、とうさん、いっしょにシャワー浴びようよ・・・」
私「どうした、甘ったれて・・・」
ジュン「だって、しばらく会えないから・・・」
私「しょうがないなあ、久しぶりにジュンのからだを洗ってやるか・・・」
ジュン「やった。」
私「いつまでも子供だな、からだは大きくなったけど・・・」
ジュン「とうさん、大好きだもん・・・」
背の高さはずいぶん前に私を追い越してしまっていたが、服を脱がせ始めるとくすぐったそうな表情をするのは子供の頃と変わらなかった。
私「それにしてもジュンのからだはきれいだな、内側から光り輝いてるみたいだ・・・」
ジュン「もう少し筋肉がつくといいんだけどね・・・」
私「じゅうぶんついてると思うよ。」
ジュン「じゃあ、とうさん、入ろうよ。」
ホテルのバスタブは深さはそれほどなかったが、長さはけっこうあったので、私たちは向い合ってお湯につかった。
ジュン「半身浴だね。」
私「そのほうがゆっくりできる。」
ジュン「とうさんはからだがぜんぜん昔と変わらないね。」
私「そうだといいんだけどね。」
ジュン「そう言えばこの前商店街で、保育園の奈津美先生に会ったよね。」
私「ジュンがあんまり大きくなっているんで、先生びっくりしてたね。」
ジュン「そりゃあ、保育園の頃と違って、今じゃ、すげえ成長したし・・・」
私「先生、昔のジュンのこと、ちっちゃくてぬいぐるみみたいだったって言ってたね。」
ジュン「誰だって子供の頃はみんなかわいいでしょ・・・」
私「ジュンは先生のこと、覚えてた?」
ジュン「う~ん、うっすらとね。でも先生、とうさんのことはすぐにわかったじゃん、変わってないって言ってた。」
私「それはお世辞だよ。」
ジュン「とうさん、保育園の先生達にモテモテだったんでしょ?」
私「まあ、あのころは今ほど父親が迎えに来ることがなかったんじゃないかな、それにとうさん若かったし、だから珍しかったんだよ・・・」
ジュン「夕方、とうさんが迎えに来てくれると、すげえうれしかったのはよく覚えてる。」
私「迎えに行くと、ジュンはパタパタ駆け寄ってきて、とうさん抱っこ、っていつも言って、かわいかったなあ・・・」
ジュン「かわいかったって、過去形?」
私「ガチで現在形。」
そう私が言うと、ジュンは顔にパッとうれしそうな表情を浮かべて、とうさん抱っこ、と言って両手を私の方に差し出してきた。
私「こらこら、甘えて・・・」
ジュン「年齢的にもうかわいくない?」
私「ジュンはいくつになってもかわいいよ。」
ジュン「じゃあ、抱っこしてよ。」
私はジュンのからだをしばらく抱きしめていた。そうしているとヘンな気分になりそうだったので、私はなんとか勃起しないように我慢していた。その後、私はジュンのからだを子供の頃のように洗ってやった。私にとってはものすごく幸せな時間だったし、ジュンもその表情を見ると幸せな気分は共有してくれているようだった。
風呂から出て、からだを冷やそうと思い、冷蔵庫のビールをふたりで飲んだ。ジュンはパンツも穿かず、腰にバスタオルを巻いただけの姿だった。
私「ジュンといっしょにこうやってビールを飲めるようになって、幸せだなあ・・・」
ジュン「ビールくらい、いつもいっしょに飲んでるじゃん。」
私「こういうちょっと日常とは違う場所でいっしょに飲んでると、さらにおいしいし・・・」
ジュン「またとうさんとどっかに行きたいなあ・・・」
私「バリに行ったときは楽しかったね。」
ジュン「今年はとうさんはヒロちゃんと行くじゃん・・・」
私「ジュンが留学でいないからじゃないか・・・」
ジュン「今回はヒロちゃんと行ってもいいけど、次はオレとだからね。」
私「来年の春休みにでもどこかいっしょに行こう。」
ジュン「約束したからね・・・」
私「そろそろ寝るか?」
ジュン「うん、そうする。」
そう言うとジュンは腰に巻いていたバスタオルをさっさととって、素っ裸でベッドに入った。
ジュン「とうさんも楽なかっこうになりなよ。」
私「この部屋はエアコンが効いてるけど・・・」
ジュン「裸に慣れちゃったら、なんか着て寝ると、けっこうウザいんだもん・・・」
私「アメリカ行く前に風邪ひくなよ・・・」
ジュン「じゃあ、とうさんにくっついて暖かくするもん。」
私「こらこら、そんなにくっついてくるんじゃないって・・・」
ジュン「とうさん、暖かい・・・」
私「ジュン・・・」
ジュン「とうさん、なに慌ててるの、あっ、そうか。」
そう言うとジュンは私の股間に手を伸ばしてきた。
ジュン「やっぱ勃っちゃったんだ・・・」
私「ジュンがあんまりくっついてくるからだぞ・・・」
ジュン「とうさん、オレのも触って・・・」
手を伸ばしてジュンの股間を探ると、ジュンのものも半分勃起し始めていた。
ジュン「オレ、けっこう溜まってるから、勃っちゃってしかたないんだ・・・」
私「どんどん大きくなっていく・・・」
ジュン「とうさんのだって、ガチガチになってきた・・・」
そうして私たちは、それぞれのものを手でやさしく刺激した。ジュンのものは私の手の中で極限まで硬くなり、私のものもジュンに握られて限界まで膨張していた。私たちは弾けるような猛烈な快感をむさぼり続けた。そして押し寄せる快感を我慢できなくなった頃、まずはジュンのものがさらに固く大きくなって、そしてドロドロの精液を噴射し始めた。最初の一撃は、ベッドボードの上の壁にまで飛び散っていった。そしてだんだんと飛距離が短く放っていたが、飛び出してくる精液の量は相変わらず大量のまま、ジュンは10回以上も大きく律動して射精を続けたのだった。そしてその後、私もすぐに最後を迎えた。ジュンの絶妙は手の動きの中で私は天にも登るような快感を感じていた。
そして後始末をした後、私たちは心地良い疲れを感じて、そのまま眠ってしまった。
そして翌朝はふたりとも気持よく目覚めることができた。レストランで朝食をとり、そしてホテルのバスで空港に行った。チェックインの列に並んでいると、俊顕くんがちょうどやってきた。
俊顕くん「やっぱ、聡一さん、ジュンの見送りに来たんだ。」
私「とりあえず一ヶ月別れるからね・・・」
俊顕くん「いいなあ、ジュンは聡一さんみたいなおとうさんがいて・・・」
ジュン「俊顕だっていいおとうさんいるじゃん・・・」
俊顕くん「まあそうだけど・・・」
私「まあ、向こうではジュンのことよろしく頼むよ。」
俊顕くん「それはいいですけど、もう今やジュンのほうが頼りになったりして・・・」
ジュン「オレはいつも俊顕のことマジで頼りにしてるんだからね。」
俊顕くん「ジュン・・・」
私「まあとにかくジュンのことよろしくな・・・」
俊顕くん「わかりました、聡一さんに心配かけないように、ちゃんとジュンのことはしますから・・・」
ジュン「俊顕といっしょだと安心だもんね・・・」
私「頼りにはしてるけど、ジュンのことを押し倒すなよ。」
俊顕くん「す、するわけ、ないでしょうが、ったく聡一さんは・・・」
私「俊顕もそういうちょっと困ったような顔をするとかわいいのにね・・・」
ジュン「オレもそう思う。」
俊顕くん「ジュンまでそんなこと言って・・・」
私「まあ、仲良く勉強しておいで。」
そしてふたりは出国ゲートの中に消えていった。私はしばらくそのまま立ち尽くしていた。ジュン、無事に帰ってくるんだよと心のなかでつぶやいていた。

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ヒロといっしょに

三連休の実家への帰省が終わると、その翌週にはジュンは合宿に出かけていった。なんでも最初はペンションのようなところを予約していたらしいのだが、そこが何か事故があって急に閉鎖になってしまい、他のところは急なことだったので予約できなかったそうだ。それでけっきょく急遽俊顕くんの別荘で合宿をすることになって、ジュンと俊顕くんは合宿の開始日よりも早く出かけていった。
それで私はジュンのいない間はヒロが夜は私のマンションに泊まりに来ることになっていた。夏休みになってもヒロはいろいろと忙しいらしく、昼間は毎日飛び回っているような感じだった。
ヒロ「今日から一週間は、小姑に邪魔されないで、聡一をずっと独占できる。」
私「ジュンとはあんなに仲良しなのに・・・」
ヒロ「ふだんはジュンちゃんとは仲がいいけど、聡一にかんしてはお互いにライバル関係だからな・・・」
私「まったく、争うようなことじゃないだろうが・・・」
ヒロ「でも、なるべくなら聡一を独り占めしたいもんね・・・」
私「ジュンとヒロが仲良くしてくれるのがいちばんうれしいけどね・・・」
ヒロ「まあ、ジュンちゃんがいるときは、そうするように努力するよ。今週はふたりだけなんだから、毎晩いいことするからね。」
私「平日は仕事があるんだから、ほどほどにね。」
ヒロ「そんなこといってたら、週末にはジュンちゃんが戻ってくるじゃんか・・・」
私「ジュンは戻ってきてもすぐにアメリカに行っちゃうよ・・・」
ヒロ「そうだった、俺のための時間がくるんだ。」
私「おおげさな・・・ でもヒロは毎日忙しいだろうが・・・」
ヒロ「エッチするくらいだいじょうぶだよ、まあ朝までやっちゃうと翌日はけっこう辛いけど・・・」
私「あんまり頑張り過ぎない程度にね・・・」
ヒロ「でもまあ、この時期は朝がすげえ早いからなあ、早くしないといけないな。」
そう言うと、ヒロはいきなり私に抱きついてきた。
私「こらこら、まずは晩飯食べよう。」
ヒロ「聡一のほうがずっとおいしそう。」
私「ばあか、メシ食うぞ、メシ。」
ヒロ「もう聡一はいろっぽくないんだから・・・」
私「お腹がすいたらすぐに機嫌悪くなるくせに・・・」
ヒロ「なんねえよ、でもお腹はすいてる・・・」
私「じゃあ、おかずを出すから、ヒロはご飯をつけて。」
平日なので相変わらず、商店街の惣菜屋さんで買ってきたおかずをテーブルに並べた。ヒロとおしゃべりをしながらの食事は楽しい。食事を終えて、ヒロはしばらく仕事をするというので、私はベッドに座って本を読んだ。そしてヒロの仕事も終わり、私たちは冷たいビールで乾杯した。
私「明日は何時頃、ここを出ればいい?」
ヒロ「8時前に出てくけばいい。聡一は?」
私「じゃあいっしょに出かけよう。」
ヒロ「じゃあ、ベッドに行こう。」
私「ヒロ、眠そうだね。」
ヒロ「でも、する、絶対にする。」
私「眠いときは寝たほうがいいよ、今日じゃなくてもいつでもできるんだから・・・」
ヒロ「ホントはすげえしたいんだけど、眠気のやつがしつこくて・・・」
私「ほら、じゃあ、今夜はこのまま寝よう。」
ヒロ「すげえ残念だけど、寝るよ。」
私「眠るまで見ててあげるよ。」
ヒロ「俺は聡一の子供じゃないぞ、でもそうしてくれると安心する・・・」
ベッドに横になると、ヒロはすぐに眠ってしまった。しばらく私はヒロの寝顔を見ていたけれど、私もだんだんと眠くなっていた。

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