三連休は父の見舞い

今回は三連休ということもあり、ジュンを連れてまた父親の見舞いに行った。ところがジュンのほうが急に日曜日に大学院の方に行く用いうことで行きは二人でいって、ジュンは私より先に東京に帰ることにした。私たちはふたりで木曜の夜、マンションをでて東京駅まで言って新幹線に乗った。夜の新幹線は、景色も楽しめないしけっこう退屈ではあるが、ジュンといっしょだと意外に時間が早く過ぎていく。やはりジュンとふたりで乗るほうが時間が過ぎるのが早いようである。そして乗換駅に着いたので、在来線の特急に乗り換えて実家の最寄りの駅まで行き、そこからはタクシーで実家に行った。母と姉が待っていてくれた。
私「ちょっと遅くなっちゃって・・・」
母「まだ遅くないわよ、わざわざ来てくれてありがとう。ジュンちゃんもごめんなさいね、学校忙しいんでしょう?」
ジュン「忙しかったけど、おじいちゃんのお見舞いしたかったし・・・」
姉「ジュンちゃんが来てくれると、おじいちゃんは元気になるわよ。」
母「ほんとね、ジュンちゃんがいちばんいい薬だわ。」
私「お義兄さんは?」
姉「今日は仕事がらみの飲み会があるから、明日こっちに来るって言ってたわ。」
母「●吾さんも毎週こっちに来てくれて、ほんとにうれしいわ・・・・」
私「お姉ちゃん、そろそろお義兄さんのために帰ったほうがいいんじゃない?」
姉「だいじょうぶよ、あたしがいないからかえってのびのびとしてるんじゃない・・・」
私「浮気されても知らないぞ。」
姉「あの人はもともと草食系だから、そんなことはしないわよ。」
私「どうでもいいけど、お義兄さんをもっと大事にしろよな。」
姉「ソウちゃんにそんなこと言われなくても、ちゃんと大切にしてるわよ、あたしのやり方でね。」
母「あんまり●吾さんに甘え過ぎちゃだめよ。」
姉「それはわかってるわ・・・」
もうけっこう遅かったので私たちは寝ることにした。ジュンはこのところ頭を使いすぎているせいか、横になるとすぐにクークーと眠ってしまう。私は気持ちよさそうに眠っているジュンの顔を見ていた。そうしているうちに私も眠ってしまった。
翌朝はゆっくりと朝寝をしてから、ジュンと私は起きた。あまり早起きをしても、病院の面会時間になるまではやることがないからだ。朝食を食べた後、ジュンがおばあちゃんに聞かせたいと言って、ピアノを弾き始めた。明るいモーツアルトのソナタは、朝の光の中で音が輝いて見えるような錯覚を私は覚えた。
母「ジュンちゃん、ありがとう、このところの疲れが吹き飛んだわ。ジュンちゃんのピアノ、すごく柔軟になって奥行きも出てきて、すてきだった。」
ジュン「なんか照れちゃうな、でもおばあちゃんにほめられるといちばんうれしい・・・」
母「おじいちゃんも早くよくなって、家でジュンちゃんのピアノが聞けるようになるといいんだけど・・・」
姉「今のおとうさんのようすなら、もうすぐできるようになるんじゃないかな・・・」
母「ほんとね、このところだいぶ元気になってきたものね。」
そして10時過ぎに義兄がやってきた。
義兄「遅くなりました・・・」
母「いつも来てくれてほんとうれしいわ。」
私「お義兄さん、毎週来るのは大変じゃない?」
義兄「高速で来れば、それほど大変じゃないし、それに運転が好きだから・・・」
母「それじゃあ、みんなでお茶でも飲みましょう。」
姉「そうね、まだちょっと病院行くのは早いわね。」
お茶を飲んでから、私たちは義兄の車に乗って病院へ出発した。病院までは15分くらいしかかからなので、すぐに着くことができた。
病室に入っていくと、父はベッドの上ですこし上半身を起こしていた。
私「おとうさん、具合はどう?」
父「ああ、聡一もジュンも来てくれたのか・・・」
ジュン「おじいちゃん、前に比べるとだいぶ元気になってよかった・・・」
父「ジュンの顔を見たら、おじいちゃんはすぐに元気になるよ。リハビリ、頑張らないといけないな・・・」
姉「頑張るのはいいけど、あんまり無理はしないでよね。」
私「おとうさん、食事は食べてます?」
父「ああ、なんとか食べるようにしてるよ、それにしても病院食はあまりうまくないな・・・」
ジュン「でも、おじいちゃん、いっぱい食べて栄養つけないといけないよ。」
父「そうだな、うまいものは治ってからにするか。」
私「でも、だいぶ話せるようになってよかった・・・」
母「前はちょっと話すと疲れててしまってたものね・・・」
父「ジュン、大学院のほうは順調にいってるか?」
ジュン「うん、けっこう最近は忙しいんだ。今ちょっと教授の論文の手伝いをしてて・・・」
父「そうか、論文の下請けか・・・」
ジュン「でもなんか教授が論文を発表する時には、いちおう協力者ってことでオレたちの名前は載せてくれるみたい・・・」
父「そうか、それはすごいな、そうやって少しでも名前が出いれば、将来きっと役に立つだろう。」
こうやってジュンと話している父はだいぶ回復してきたようだった。それでもあまり長く話して疲れすぎてしまうといけないので、私たちは適当なところで切り上げて見舞いを終えた。母と姉はやることがあるのでもう少し残るというので、義兄とジュンと私の3人は病院を出た。
義兄「どこかで昼でも食べようか?」
私「ちょっとお腹すいたし・・・」
義兄「何食べたい?」
私「ジュンは何がいい?」
ジュン「ええと、ブリがいい。」
車が止められるところを探して、義兄は街道沿いをゆっくりと走っていった。ちょうど海鮮丼という看板を見つけたので私たちは中に入って食べることにした。海鮮丼にはブリの刺身も何切れか入っていて、脂が乗ってけっこうおいしかった。
その後、ジュンは東京から持ってきた論文のドラフトの読み直しをするというので、とりあえず私たちは実家に帰った。
私「お義兄さんは、週末こっちに来たら、なにしてるんですか?」
義兄「お義父さんのお見舞いしたら、あとは暇だから、家の掃除をしたり、庭木を切ったりしてるけどね。」
私「お義兄さん、そんなことまでしてくれてんだ・・・」
義兄「お義母さんたちはいろいろ大変でしょ、だから掃除くらいなら俺でもできるからね。」
私「お義兄さんにそんなことまでさせてすみません・・・」
義兄「俺だってここの家族なんだぜ、こういう時は掃除くらいするのはあたりまえだろ・・・」
私「お義兄さんって、ほんとやさしいですね・・・」
義兄「じゃあ、聡一からご褒美をもらいたいな・・・」
私「ご褒美って?」
義兄「わかってるくせに・・・」
私「お義兄さん・・・」
義兄「まあ今は無理だろうけど、お義父さんがもう少し良くなったら、まとめて貰おうかな・・・」
私「それなら・・・」
義兄「じゃあ、約束な・・・」
そして天気がよかったので、私たちはふたりで庭の掃除を始めた。けっこう落ち葉があちこちに溜まっていて、思ったより大変な作業だった。
夜は母たちの手間を省くために、外に食べに行った。母はふだんあまり外食をしないので、外で食べるのを喜んでくれた。
翌日、また父の見舞いにみんなで行って、父の様子を見てから、翌日の日曜の朝から東京で用があるジュンを送るために、義兄の運転する車で、新幹線の駅まで遠出をした。新幹線に乗るジュンを見送ってから、義兄とふたりでまた車で実家の方に向かっていた。
帰りはなぜか義兄はあまり口を開かなかった。しばらく車で走っていると、義兄は急にウインカーを出して左に曲がった。そして車をコテージ形式になった建物の一階に入れた。
私「お義兄さん、ここは・・・」
義兄「ゴメン、聡一と狭い車の中でいたら、我慢できなくなって・・・」
私「こんな時なのに・・・」
義兄「俺のこと、もういやになっちゃった?」
私「そんなことないよ、お義兄さんって最近なんか前より若い感じになった気がするくらい。」
義兄「聡一に会うときは、ウキウキして若返っちゃうのかもね・・・」
私「兄貴、しかたないから、ちょっとだけだよ?」
義兄「じゃあ、おいで、風呂に入ろう。」
ふたりでバスルームの前に行って、私は服を脱ごうとした。
義兄「ほら、俺が服を脱がせてあげるよ。」
私「俺のこと、いくつだと思ってるんだよ・・・」
義兄「そんなことはどうでもいいよ、俺はいつでも聡一の兄貴だし、聡一はいつまでたっても俺の弟だ・・・」
私「なんか、子供の頃に戻ったみたいだ・・・」
義兄「かわいかったんだろうな、子供の頃の聡一・・・」
そう言って義兄は私の着ている服をやさしく脱がせてくれた。ちょっと気恥ずかしい気もしたが、私はおとなしく義兄に従った。風呂に入ってからは、成り行きで私は義兄にからだを洗ってもらっていた。
私「なんか、洗ってもらうのって、慣れないからちょっと恥ずかしいなあ・・・」
義兄「なんか、聡一の肌はきれいだよね、とても大学院生の息子がいるとは思えない。」
私「兄貴だって、ハリのある若々しいからだしてるじゃん・・・」
義兄「それと、相変わらず聡一は立派なものをぶら下げてる・・・」
私「兄貴、今すげえエロい目をしたね・・・」
義兄「わるい、自然にそうなってしまった・・・」
私「洗い終わったら、お湯で温まって、出よう。」
あまりエロい雰囲気にならないように自然な感じで、私は風呂を早めに切り上げた。そして派手な色のカバーのかかったベッドに先に義兄が横になった。
私「兄貴、眠いんじゃないの?」
義兄「そうでもないよ、ほら聡一、ベッドに入っておいで・・・」
そう言って義兄は掛け布団を手で持ち上げて、私を誘った。
私「そっちに行くけど、寝るだけだからね・・・」
義兄「つれないね、今日の聡一は・・・」
私「こういう時だし・・・」
義兄「そうだけど、どんな時でも腹は減るし、ここは元気になる・・・」
そう言うと義兄は私の手をつかんで、自分の股間にもっていった。いつの間にかそこはキンキンに固くなっていた。
私「すげえ固い・・・」
義兄「突っ張って痛いくらいだよ、聡一、なんとかしてくれないか?」
私「兄貴、出してないの?」
義兄「この年でしかも妻帯者がシコシコするのもなんだか、わびしいだろう・・・」
私「妻帯者だってやってるんじゃないかと思うけどね・・・」
義兄「今、疼いてるのはこっちよりも後ろのほうかも・・・ 聡一、なんとかしてほしいな・・・」
私「兄貴のこんなの触らせられたら、俺まで勃ってきちゃった・・・」
義兄「おおっ、聡一のは勃つとすげえ、ほら、早く入れてくれよ・・・」
私「しょうがないなあ、ちょっとだけだよ・・・」
義兄「なんか久し振りだね、聡一とするのは・・・」
私「兄貴、ほぐさなくてだいじょうぶ?」
義兄「風呂で温まってけっこう柔軟になってると思うよ、それに聡一は先走りダラダラ出してるし・・・」
けっきょく私は義兄の後ろに挿入することになってしまった。ゆっくりと入れていくと、義兄は感じるのかだんだんと喘ぎ声をあげはじめた。そして私も気持ちよくなってしまい、我を忘れて行為にのめり込んでしまっていた。そしてふたりとも熱を帯びていき、しばらくすると最後を迎えた。
私「やべえ、気持よすぎて、中に出しちゃった・・・」
義兄「だいじょうぶだよ、妊娠するわけじゃない・・・」
私「早く出したほうがいいよ、下しちゃう人もいるって聞いたから・・・」
義兄「もうすこし、余韻を楽しんでから、あとで風呂場で洗浄してくるよ・・・」
まだ行為の余韻に浸りたい義兄を私は抱き寄せた。
義兄「聡一、やさしいね、癖になりそうだ・・・」
私「もうなってるんじゃない?」
義兄「そうかもな・・・」
私「兄貴を抱っこして風呂場に連れていってあげたいけど、ちょっと持ち上がらないから・・・」
義兄「じゃあ、聡一に抱かれたつもりになって、風呂場に行くよ。」
私「ついて行こうか?」
義兄「いいよ、洗ってるところを聡一に見られたくない・・・」
私「別に恥ずかしいことじゃないと思うけど・・・」
義兄「いいよ、ひとりで行ってくる。」
そして義兄がシャワーを浴びている間に、私は服を着た。そして義兄もすぐにバスルームから出てきたので、私たちはあまり遅くならないように、急いで車で実家の方に向かった。
実家に帰ると、母が戻っていて、夕飯の美味しい匂いがしていた。
母「どうもごくろうさま。ジュンちゃんは無事に新幹線に乗れた?」
私「思ったほど混んでなかったから、あのぶんだと自由席でもなんとか座れたんじゃないかな。」
母「そうだわ、お姉ちゃんはまだ病院にいるから、あなた達、迎えに行ってくれるかしら。」
義兄「それなら、俺ひとりで行ってきますよ。聡一くんはお義母さんのお手伝いでもしてて・・・」
母「それじゃあ、お願いするわね。」
義兄はまたすぐに車で病院に向かった。
母「ほんと、理○はいい人にもらっていただいて、ほんと良かったわ・・・」
私「このところ、ウチのためにいろいろ世話になってるよね・・・」
母「でも、ちょっといい人だからっていって、あまりに頼り過ぎるのもねえ、あちらのご両親の手前もあるし・・・」
私「それはまあいいんじゃない、お義兄さん、お姉ちゃんがいないからけっこうあっちの実家に行ってるみたいだし・・・」
母「昨日もお庭の掃除をしてくれたし・・・」
私「それは俺もいっしょにしたんだけど・・・」
母「聡一にも感謝してるわよ・・・」
私「おとうさん、早く良くなるといいよね。」
母「まだまだ骨が完全に付かないから、年も年だし、もう少し病院のお世話になったほうが安心なんでしょうけどね・・・」
私「病院のほうがぜったい安心だよ、この時期今のおとうさんの体力だと風邪ひいただけでけっこうたいへんだよ。」
母「そうね、病院のほうが安心よね・・・」
そして姉と義兄が帰ってきて、4人で夕食を食べた。もう少しすれば父も家で一緒に食べられるようになるだろう。

スポンサーサイト

theme : 男同士の恋愛
genre : 恋愛

tag : ゲイの父親

ジュンとヒロとの週末

このところジュンは大学院での自分の勉強の他に、教授から頼まれた論文の手伝いで忙しくしていた。先週の金曜日の夜も、俊顕くんの家に泊まりこんで、論文のドラフトを俊顕くんといっしょに作ったそうである。それで金曜の夜はジュンがいないので、ヒロが泊まりにくることになった。ヒロのほうも秋は芸術シーズンということで土日もけっこう忙しいらしいが、それでも泊まりに来るくらいの時間はあるようだった。それでもヒロが来られるのは夜遅くなりそうなので、私はひとりで食事をしたあと、まずヴァイオリンの練習を少しして、そのあとはビールを飲みながらCDを聞いて一人の夜を静かに過ごした。
そして12時ころにヒロがやってきた。
ヒロ「ゴメン、遅くなっちゃった。」
私「晩メシは食った?」
ヒロ「いちおう仕事先で弁当食ったから・・・ それより・・・」
私「なんだよ、目が輝いてるぞ。」
ヒロ「わかってるくせに・・・」
私「とりあえず、ビールでも飲む?」
ヒロ「その前に、シャワー浴びてからだを洗いたい・・・」
私「じゃあ、すぐにシャワー浴びておいで。」
そしてヒロがシャワーを浴びて、腰にバスタオルを巻いただけの姿で出てきた。
ヒロ「ふう、気持ちよかった、だいぶ疲れもとれたし・・・」
私「ビール飲む?」
ヒロ「飲む。それからチーズかなんかある?」
私「あるよ。」
とりあえず私たちはビールで乾杯をした。
私「あんまり一気に飲むと、また横になったとたんに寝ちゃうぞ。」
ヒロ「ゴメン、あの時は疲れてたんだもん・・・」
私「今日もけっこう疲れてるように見えるんだけど・・・」
ヒロ「やっぱわかる? 今週はけっこう寝不足で・・・」
私「じゃあ、今夜はゆっくり寝たほうがいいんじゃないかな。」
ヒロ「疲れても溜まるものは溜まるし・・・」
私「じゃあ今夜はさっさと寝て、明日にするとか・・・」
ヒロ「聡一、ゴメン、明日も急に仕事が入って・・・」
私「そうなんだ、じゃあ明日は何時に出かけなきゃならないんだよ。」
ヒロ「ええとねえ、9時くらいに出ればいいかな、だから朝少し早く起きれば、やれるね。」
私「ったく、仕事前にがんばりすぎて、目の下にクマを作って行ったりするなよ。」
ヒロ「だいじょうぶ、聡一と2回や3回やったくらいで、俺は消耗なんかしねえもんね。」
私「わかったから、今夜はもう寝なさい。」
ヒロ「寝る前に軽く一回。」
私「しょうがないなあ・・・」
そしてビールを飲んだあと、私たちはベッドに行った。今回は同時にベッドに入ったので、ヒロも先に寝こむようなことはなかった。横になったらすぐにヒロは私の股間に手を伸ばしてきた。
ヒロ「なんだ、聡一はまだ柔らかいじゃないか・・・」
私「ヒロといたらすぐに固くなるよ・・・」
ヒロ「でも聡一の柔らかいときのモノも好きだな・・・」
ヒロの手で少しずつ私のモノは硬さを増していった。ヒロの手の動きを楽しんでいると、急に手の動きが止まった。ヒロのほうを見ると、ヒロは私のモノを握ったまま、眠っていた。軽く笑みを浮かべたような表情で、ヒロは気持ちよさそうに眠っていた。私は火がつきはじめたものを持て余しながらも、ヒロを起こしてまで続きをする気にはならなかった。私はヒロの手を私のパンツの中から静かに出してから、こんどはヒロの頭を軽く撫でた。ヒロはそのまま眠り続けていた。前回は私がベッドを離れているちょっとの間に寝てしまったが、今回はベッドに入ってしばらくは起きていたので、多少は進歩したと思わなければならないのだろう。私はヒロの寝顔を見なたら、火のつきかけた自分のモノをパンツの上から軽く擦ってみた。でも恋人がとなりで寝ているのに、いくらなんでもひとりエッチはさみしいと思い、けっきょくこするのを止めてしまった。そしてしばらくすると私も眠っていた。
そして翌朝私が目を覚ますと、もう8時すぎだった。となりではヒロがまだぐっすりと眠っていた。ヒロは9時には出かけると言ってたので、私はヒロを起こした。
私「ほら、ヒロ、起きる時間だよ。」
ヒロ「ふわあぁ、聡一、今何時?」
私「8時ちょっと過ぎ、9時に出かけるんだろ、そろそろ起きな。」
ヒロ「げっ、もうそんな時間、やべえ・・・」
私「ほら、朝メシ作るから、その間にシャワー浴びておいで・・・」
ヒロ「まいったなあ、寝すぎて聡一とする時間がなくなった・・・」
私「ほら、早くシャワー浴びておいで。」
急いでヒロがバスルームに行ったあと、私は簡単な朝食を準備した。そしてヒロがシャワーを浴びて出てきた。
ヒロ「ゴメン、早く起きられなかった・・・」
私「疲れてるんだろう、しかたないさ。」
ヒロ「ううう、失敗した、また今日もムラムラしながら一日を過ごすのか・・・」
私「仕事のときはそういうことは忘れなさい。」
ヒロ「そんなこと言っても、ムラっとくるときはくるんだよ・・・」
私「とかなんとか言って、昨夜もあの最中にさっさと寝ちゃったくせに・・・」
ヒロ「うっ、やっぱりそうだった? 聡一、ホントゴメン・・・」
私「ったく、ムラムラしたのはこっちのほうだよ・・・」
ヒロ「ゴメン、今夜みっちりとしてあげるから・・・」
私「今夜はジュンが戻ってくるよ。」
ヒロ「ああ、そうだった、どうしよう・・・」
私「そんなことより、もう出かける時間だろ。」
ヒロ「あっ、ホントだ、じゃあ、俺行くね。」
私「忘れ物はない?」
ヒロ「お出かけのキス。」
私「はいはい、お好きなだけ・・・」
ヒロ「今日は晩御飯までには帰れそうだから。」
私「じゃあ、準備しておくね。」
ヒロはあたふたと出かけていった。私は洗濯をしながら、部屋の掃除をして、外の天気が良くなかったので、バスルームに洗濯物を干した。そして、とりあえず運動不足を取り返すためにいつも行っているスポーツクラブに行った。マシーンをひと通り使ったあと、水着に着替えてプールに行った。そしてゆっくりと泳いでから、風呂であったまってスポーツクラブを出た。そして遅いランチを食べて部屋に戻った。
その後、しばらくヴァイオリンを弾いてから、雨の中を食材を買いに商店街に出かけた。そして駅前の大きなスーパーで650円のボージョレ・ヌーヴォーを買い込んだ。そしてマンションに帰るとジュンが帰っていた。
私「ジュン、帰ってたんだ。」
ジュン「うん、さっき帰ってきた。」
私「論文の手伝いのほうはすすんだのか?」
ジュン「昨日は午後からずっと俊顕ん家で夜遅くまでやって、今朝も早く起きてやったから、けっこう進んだよ。」
私「そうなんだ、じゃあ今夜はゆっくり休みなさい。」
ジュン「でも、まだチェックしなきゃならないとこがあるから、晩御飯食べたらもう少しやるつもり。」
私「無理するなよ。」
ジュン「晩御飯まで、気分転換にピアノ弾く。」
私「じゃあ、とうさんはジュンのピアノを聞きながら準備するよ。」
ジュン「じゃあ、ショパンでいい?」
私「いいよ。」
そうするとジュンはピアノの前に座って、幻想即興曲を弾き始めた。外は嵐のように風が吹いて大粒の雨が降っていた。
晩御飯の準備の終わり、ヒロが帰ってくるまで、ジュンと私はモーツアルトのヴァイオリン・ソナタを軽くあわせてみた。ふたりで気楽に合わせるのが楽しかった。
7時過ぎにヒロが帰ってきた。
ヒロ「ただいま。」
私「おかえり。」
ジュン「ヒロちゃん、おかえりなさい。」
ヒロ「おっ、ジュンちゃん、勉強は進んだ?」
ジュン「けっこう進んだよ。ヒロちゃんは、今日も仕事?」
ヒロ「なんか急な仕事でさ、せっかくの土曜日なのにけっこう忙しかった・・・」
私「晩メシの準備をしておくから、お風呂に入っておいでよ。」
ヒロ「うん、仕事のアカを落としてくるよ。」
夕食の最後の準備をジュンといっしょにしていると、ヒロが風呂から出てきた。ジュンがいるせいなのか、さすがにバスタオルを巻いただけの姿ではなくて、ちゃんと部屋着の上下を着ていた。
私「今日はボージョレ・ヌーヴォーを買ってあるよ、飲む?」
ヒロ「もちろん飲むよ。」
私「スーパーで買ったペットボトル入りの安いやつだけどね。」
ヒロ「今年は出来が良くないって言われてた割には美味しかった。」
私「ヒロはもう飲んだんだ・・・」
ジュン「オレも昨夜俊顕ん家で飲んだよ。」
私「じゃあ、今年初めてなのはとうさんだけか・・・」
それでもとりあえずグラスに注いで乾杯をした。
ジュン「あれ、昨日飲んだのよりおいしい。」
ヒロ「俺が飲んだのはデュブッフのだったけど、それよりこっちのほうが味が濃くておいしい。」
私「安いやつだけど、おいしくてよかった。」
ヒロ「これだったら、また買って飲みたいな。」
まあジュンやヒロとにぎやかに飲んでいれば、私にはどんなワインでもおいしく感じられる。ジュンはまだやることがあるといって、ワインは一杯しか飲まなかったので、けっきょくヒロと私がほとんど飲んでしまった。
食事が終わると、ジュンはテーブルで論文を読みなおすというので、ヒロと私はベッドルームに行くことになった。
ジュン「オレはこれが何時までかかるかわからないから、とうさんとヒロちゃんはあっちで好きにしてていいよ。こっちは防音になってるし、しばらくオレはそっちには行かないからね、それにベッドルームの音はこっちではぜんぜん聞こえないからね。」
ヒロ「ジュンちゃん、けっこう大人だねえ、お言葉に甘えて、好きにさせてもらうからね。」
私「ジュン、へんな気を使わなくていいぞ。ジュンがいるときに、なんというか、やったりしないから、用があったらいつでもこっちにおいで。」
そう言って私たちはリビングを出て、ベッドルームに入った。
ヒロ「もう、マジで今夜はやんないってこと?」
私「あたりまえだ、ジュンのいるところでできないだろうが・・・」
ヒロ「ジュンちゃんはもう子供じゃないし、本人がいいって言ってるのに・・・」
私「こんどね・・・」
ヒロ「ちくしょー、俺はひとりエッチしてやる・・・」
私「ばあか・・・」
ヒロ「こんなに早くから寝られねえよ・・・」
私「私は本を読むから、ヒロは譜読でもしてなさい。」
ヒロ「ううう、なんて清らかな夜なんだ・・・」
それでも私たちは、ベッドボードにからだをもたれかけて、からだを密着させて座った。
ヒロ「なんか、聡一のからだ、暖かいね・・・」
私「ヒロもだよ。」
ヒロ「まあ今夜はこうやってくっついてるだけでガマンしてやるけど、今夜の分は聡一に貸しだからな、こんどはめちゃめちゃ激しいのをやるからね。」
私「その時に寝たりしないようにね。」
ヒロ「グググ、あの時は疲れてたんだよ。」
私「じゃあ今夜も早く寝なさい。」
ヒロ「子供じゃねえのにこんな時間から眠れねえよ・・・」
そんなことを言っていたのに、ヒロは譜読みを始めたと思ったらすぐに眠そうに目をこすり始めた。
私「ほら、眠いんだったら、ちゃんと横になって寝なさい。」
ヒロ「ちょっとだけ寝ようかな・・・」
私「おやすみ、ヒロ・・・」
そう言って私がキスをすると、ヒロはその後すぐに安心したような顔で眠りはじめた。私もしばらく本を読んでいたが、そのあとは眠くなって寝てしまった。
翌朝、目を覚ますと、私の両腕には、ジュンとヒロがからだを押し付けるような格好で寝ていた。私のモノは痛いくらいに朝立ちしていたが、ジュンとヒロの股間もみごとにもっこりとしていた。みんなそれなりに溜まっているのだろう。それにしても男三人の朝の状態はある意味こっけいな姿ではあった。

theme : 男同士の恋愛
genre : 恋愛

tag : ゲイの父親

父の見舞いに

先週の金曜日の夜、ジュンといっしょに新幹線に乗った。そして途中の駅で義兄が来てくれて、そこから私の実家までは車で行くことになった。
私「お義兄さん、すみません、こんな夜に迎えに来てもらって・・・」
義兄「俺もどうせ行かなきゃならないんだから、ひとりで車を運転するより、連れがいるほうが退屈しないし・・・」
ジュン「おじさん、疲れたらオレが運転かわるからね。」
義兄「ジュンちゃん、ありがとう、疲れたらお願いするからね。」
私「おねえちゃんがずっとおやじの看病でいないから、お義兄さん、不便でしょ?」
義兄「なんかけっこう気楽にやらせてもらってるよ・・・」
私「でも食事とかは?」
義兄「ときどき親の家で食べさせてもらってるし、俺はけっこうメシ作るの好きだからね。」
ジュン「そうなんだ、こんどおじさんの作ったもの、食べさせてもらおうかな・・・」
義兄「でも、味のほうは保証しないぞ・・・」
ジュン「おじさんはいろんなことに気がつくから、料理も上手そうだもんね・・・」
義兄「ジュンちゃんはかわいいこと言ってくれるね、さすがは聡一くんの子供だ・・・」
私「でもそろそろおねえちゃんには帰ってもらったほうがいいのかもね・・・」
義兄「今いちばん大事なことは、お義父さんが病気から回復することだろ。俺はべつにまだしばらくはひとりでも大丈夫だからね・・・ それに週末はたいてい俺が行ってるからね・・・」
私「でもお義兄さんはそれでよくても、おとうさんとかおかあさんがなんか言ったりしない?」
義兄「ウチの親は、俺が最近しょっちゅうメシを食いに行くから、逆に喜んでるくらいだよ、なんか思いがけず親孝行ができたって感じ、だから聡一くんは心配しなくていいよ。」
私「お義兄さんがそう言ってくれると、気が楽になった・・・」
義兄「だから聡一くんは今はおとうさんの心配だけしてればいいんだよ・・・」
私「お義兄さんにはなんのお礼もできないけど・・・」
義兄「だから、感謝してもらうようなことはしてないからね。」
ジュン「将来オレがおじさんとおばちゃんのお世話してあげるからね。」
義兄「じゃあ、年をとったら安心してボケられるな。」
私「お義兄さんはボケたりしないでしょう・・・」
義兄「だといいんだけどね・・・」
私たちの乗った車は12時頃、実家に着いた。時間も遅かったので、母と姉とちょっとだけ話しただけで、寝ることにした。私とジュンは私の部屋の床に布団を敷いて寝た。
私「ふたりだとちょっと狭いな・・・」
ジュン「いいよ、くっついたほうが暖かいし・・・」
私「寒いんだったら、スエット着なさい。」
ジュン「だって、夏はずっと裸で寝てたでしょ、そうしたらスエットなんか着て寝るのがウザくって・・・」
私「それにしても、Tシャツとボクサーだけじゃ、裸と変わらないだろう?」
ジュン「Tシャツ着てれば肩が暖かいし、ボクサー穿いてるとスースーしないからね。それに寒かったらとうさんにくっつけばいいし・・・」
私「風邪ひくなよ。ほら、寝なさい。」
ジュン「とうさん、おやすみのキスは?」
私「ったくからだばっかり大きくなって・・・」
ジュン「からだの大きさとキスは関係ないし・・」
私「しょうがないなあ、ほら、おやすみ・・・」
ジュン「とうさん、おやすみ・・・」
このところけっこう夜遅くまで勉強で起きていたジュンは、疲れていたみたいですぐに眠りはじめた。私はしばらくジュンの無邪気な寝顔を眺めていたが、私もだんだん眠ってしまった・・・
翌朝は、私もジュンも姉に起こされるまで眠りこけていた。母と姉夫婦といっしょに朝食を食べてから、私たちは父の入院している病院に行った。父はだいぶ回復してきて、私たちとしゃべることもできるようになっていた。
私「おとうさん、具合はどう?」
父「なんだ、聡一もジュンも来てくれたのか。」
ジュン「おじいちゃん、早くよくなってね。」
父「ジュンの顔を見ただけで元気が湧いてくる。」
義兄「毎週来るたびに、だんだんお元気になられてますね。」
父「●吾くんにも迷惑かけたな・・・」
義兄「そんなことはないですよ。」
父「しかし、こんなにみんなが集まってくれてると、私の先行きがもうないみたいに思うだろうが・・・」
姉「まったく、おとうさん、縁起でもないことを言わないでよ・・・」
母「そんなことを言うようになったってことは、おとうさんも少しは元気になったということね。」
姉「あんまりおとうさんと話してると、まだ疲れやすいから、具合悪くなるといけないから、今日はこのくらいで・・・」
私「そうだね、おとうさんが疲れるといけない。」
姉「おかあさんと私はもう少しやることがあるから、ここに残るわ。」
ジュン「じゃあ、おじいちゃん、お大事に。明日また来るからね。」
私「早くよくなってくださいね。また明日来ます。」
まだ少し話すだけですぐに疲れてしまうので、あまりムリをさせてもいけないということで、母と姉だけを残して早めに病院を出た。
義兄「お義父さん、やっぱジュンちゃんが来ててうれしそうだったね。」
私「たったひとりの孫だからね、ジュンは。」
ジュン「でもおじいちゃん、だいぶ元気になっててよかった・・・」
義兄「女と違って男はこういうときにやることがないなあ・・・」
私「どっかお寺か神社に行って、お参りでもするっていうのはどうかな?」
義兄「それなら俺たちでもできるな。」
私たちは同じ県内にあるけれど、ちょっと離れたところにある大きな神社に行った。そこで念入りにお参りをした後、病気治癒の御守りをもらった。
義兄「じゃあ、御守りはジュンちゃんからお義父さんに渡してあげてね。」
私「ジュンからもらったほうが、いちばん元気になるだろうからね。」
ジュン「わかった、じゃあ明日病院に行った時に渡すね。」
そして夕方実家に帰ってくると、母と姉はすでに病院から戻ってきていた。スーパーで買ってきた出来合いのおかずで夕食をとった。
母「聡一もジュンちゃんも何度も来てくれてありがとう。おとうさんも喜んでたわ。」
姉「あんたたち午後はどうしてたのよ?」
私「☓☓神社に行って、おとうさんのためにお守りをもらってきたよ。」
母「あら、わざわざ行ってくれたの、うれしいわねえ。」
ジュン「明日病院に行って、おじいちゃんにお守りを渡してあげるからね。」
母「そうしてくれると、おとうさんも喜ぶと思うわ。」
姉「あんたたちもちょっとは役に立つことがあるのね。」
私「おねえちゃんはひでえなあ・・・」
姉「今は少し楽になったけど、ちょっと前はおかあさんと私はけっこう大変だったんだから。」
母「でもおねえちゃんがいっしょにいてくれて本当に助かったわよ。●吾さんにも不自由させちゃって・・・」
義兄「こういう時ですから、私のことは気にしないで・・・」
姉「ホント、●吾には甘えちゃったわね。」
私「お義兄さん、すみませんでした。」
義兄「俺もいちおう家族だから、そのくらいはなんでもないからね・・・」
やっぱりこういう時に家族のありがたみがわかるような気がした。
翌日、お守りをジュンが持って行くと、父はことのほか喜んでいた。なんとか元気になってくれるだろうと思えるようになっていた・・・

theme : 男同士の恋愛
genre : 恋愛

tag : ゲイの父親

プロフィール

悩む父親

Author:悩む父親
FC2ブログへようこそ!

最近の記事
最近のコメント
月別アーカイブ
カレンダー
10 | 2012/11 | 12
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -
FC2カウンター
カテゴリー
メールフォーム
何でもけっこうですので、メールをくださると嬉しいです。

名前:
メール:
件名:
本文:

最近のトラックバック
ブログ内検索
リンク
QRコード
QRコード