夏、最後の週末

ヒロ「あ~あ、来週にはジュンちゃんが帰ってくるんだ・・・」
私「8月もあと一週間で終わりだからね。」
ヒロ「この週末が、聡一との短い夏の熱い同棲の最後なんだ・・・」
私「今年は暑かったからね。」

先週の金曜の夜、ヒロは帰ってくるなり、こんなことを言ったのだった。
今年の夏は一ヶ月以上も、ヒロと私のマンションでいっしょに暮らすことができて、私のほうもちょっと楽しかったのだ。

ヒロ「お腹へったな、あとで聡一をいただくまえに、まずは夕飯を食べたいな。」
私「今日はどうしたの、なんか飢えたオオカミみたいだな。」
ヒロ「夏休み中は、聡一のとこにずっといられるから、その間は愛欲の限りをつくすつもりだったのに、聡一はぜんぜんしてくれないじゃんか・・・」
私「毎日するわけにいかないだろうが、平日は仕事もあるんだし・・・」
ヒロ「明日は聡一も休みだし、オレも仕事を入れてないから、今夜は、ふふふ・・・」
私「こらこら、ヒロ、目がすわってるぞ・・・」
ヒロ「そしてあっちは固くなってる・・・」
私「ばあか、まずは夕飯の前に、汗を流しておいで。」
ヒロ「聡一、いっしょにお風呂入ろうよ。」
私「風呂は寝る前に入るよ。まずはヒロ、シャワーだけでも浴びておいで。」
ヒロ「しょうがねえなあ、ひとりさみしくシャワーでも浴びてくるか・・・」

シャワーを浴びてさっぱりとしたヒロといっしょに、夕飯を食べた。そして、ソファに座って、デザートのくだものを食べていると、ヒロがいきなりキスをしてきて、ヒロは口の中のぶどうのつぶを私の口の中に移した。

ヒロ「俺の大好きな聡一、ちゃんと食べてくれたね。」
私「急にどうしたんだよ?」
ヒロ「ちょっとね、聡一の愛を確かめたかったの・・・」
私「これがどうしてそういうことになるんだよ?」
ヒロ「だって好きな相手のじゃなかったら、吐き出しちゃうだろう・・・」
私「なんだ、子供をひとり育てたら、こういうことはけっこう平気になるんだけどね・・・」
ヒロ「でもジュンちゃんと同じくらい俺のことも好きでいてくれてるみたいだね。」
私「それから子供を育てると、鼻水とか排泄物とかを触るのも平気になるな。」
ヒロ「そっちはあんまり触れてほしくないなあ・・・」
私「ヒロだって、出るものは出るだろうが・・・」
ヒロ「イケメンはそういうのはないという建前になってるんだよ。」
私「はいはい、イケメンは大変なんだね・・・」
ヒロ「聡一だってイケてるくせに・・・」
私「でも、ふつうにトイレに行ったり、寝てる間によだれを垂らしたりするヒロがけっこう好きだけどね・・・」
ヒロ「なんかジュンちゃんといっしょにされたような気がしないでもない・・・」
私「ジュンはジュン、ヒロはヒロで、好きの種類が違うんだけどね・・・」
ヒロ「ねえねえ、聡一、そろそろベッドに行こうよ。」
私「じゃあ、その前に風呂に入ろうか?」
ヒロ「久しぶりだね、いっしょに入るのは・・・」
私「ちょっと待ってな、バスタブにお湯を張るから。」

私は風呂の温度を少しだけぬるめに設定してバスタブにお湯を張った。

私「そろそろ入れるぞ。」
ヒロ「聡一、俺の服を脱がしてほしいな。」
私「いいけど、シャツと短パンくらいしか着てないだろうが・・・」
ヒロ「いいんだよ、聡一に脱がされてるってだけで興奮するんだから。」
私「最近、ヒロ、ちょっとだけ幼児化してないか?」
ヒロ「そのほうが好きなくせに・・・」
私「ばあか。」

私はまずヒロのシャツを脱がせ、その後短パンを脱がせてやった。その下には際どいほどローライズのパンツをヒロは穿いていて、固くなったものの先端が少しはみ出していた。

ヒロ「これでジュンちゃんと同じように聡一にしてもらった。」
私「ジュンは脱がせてやっても、勃起はしてないぞ。」
ヒロ「げっ、はみ出してた・・・」
私「それにしてもエロいパンツだな・・・」
ヒロ「勝負パンツ!」
私「せっかくきれいなパンツをガマン汁で染みにして・・・」
ヒロ「いいんだよ、勝負パンツはそのためのパンツなんだから。」

ヒロのパンツを脱がせると、中からバネのように元気なものがはねるように飛び出してきた。

私「ほら、脱がせたから先に入ってな。」

ヒロを先にバスルームに入らせて、私は服をひとりで脱いだ。ヒロに脱がせてもらったら、私のほうも勃起してしまいそうだったからだ。

私たちは少なめに入れたぬるいお湯の中に、向かい合って座った。お湯の中ではヒロのものが元気なまま、ゆらゆらと揺れていた。

ヒロ「聡一、ちょっと俺のを触ってよ・・・」
私「気持ちいいことはベッドでゆっくりやることにしないか?」
ヒロ「でもいいけど、ちょっとだけ触って・・・」
私「しょうがないなあ・・・」

私はお湯の中に手を入れて、ヒロの勃起したものをつかんだ。つかむとヒロのものはびくっと震えてさらに固くなった。

ヒロ「ああっ、痺れるくらい感じた・・・」
私「はい、触るのは終わり、さあ、からだを洗ってやるから、立って。」
ヒロ「手で撫でるように洗ってね。」
私「はいはい、まずは後ろ側から・・・」

私たちはお互いのからだを洗いあった。私もヒロになでられて自然と勃起し始めていた。

私「こら、そこはいいから・・・」
ヒロ「こんなに固くなったのに・・・」
私「ほら、せっけんを流して、もう出るぞ。」
ヒロ「じゃあ、聡一は先に出てて。俺もすぐに出るから。」

私は先に出て、バスタオルを腰に巻いただけでキッチンに行って冷蔵庫から冷えたビールを取り出して、リビングのソファに座って冷たいビールを飲んだ。そこにヒロがまたシャツと短パンを穿いた姿で出てきた。

ヒロ「あっ、俺もビール飲みたい。」
私「冷蔵庫にあるぞ。」
ヒロ「風呂あがりのビールはなんでこんなにおいしんだろうね・・・」
私「ヒロ、またシャツ着たんだ・・・」
ヒロ「だって、着ないと、ベッドの中で聡一に脱がせてもらえないじゃん。」
私「それにしても、いつでもOKオーラ出まくりだな・・・」
ヒロ「ビール飲んだら、ベッドに行こうね・・・」

ベッドに横になると、ヒロは服を来たまま私に抱きついてきて、キスを始めた。長いキスのあとヒロが言った。

ヒロ「服、脱がせてよ、聡一・・・」
私「いいよ・・・」

私はヒロのシャツと短パンを脱がせた。短パンの下はパンツを穿いていなかった。

ヒロ「ああ、パンツはベトベトしてさすがに気持ち悪いから、洗濯機に入れてきた。」
私「それにしても元気だね、さっきから勃起しっぱなしなのか?」
ヒロ「うん、さっきも短パンに亀頭が擦れただけで、ガツンと感じたくらいだもん・・・」
私「そんなに溜まってたっけ?」
ヒロ「先週してからしてないじゃんか、だから一週間分がまるまる溜まってる・・・」
私「じゃあ、ゆっくりと楽しもう・・・」
ヒロ「うん・・・」

私たちはじっくりとまずは相手の全身を愛撫していった。固くなったところはわざと避けて、焦らすようにその他の場所をねっとりと刺激していった。
ふたりとも行為に熱中してしまい、時間の感覚がまったくなくなってしまっていた。
どのくらい時間がたったのか、ふたりとももうガマンできなくなって、とうとう発射してしまっていた。ふたりとも一週間分が溜まっていたので、驚くほど大量の白い粘液を相手のからだの上にまき散らしていた。

ヒロ「すげえ出ちゃったね、貯めるとすごいよね・・・」
私「後始末するから、そのままちょっと待って・・・」

私はあちこちに飛び散った白いものをさがしティッシュで丹念に拭きとった。

ヒロ「うっ、亀頭を拭かれると、すげえ感じる・・・」
私「ほら、まだ拭き取れてない・・・」
ヒロ「うううっ、亀頭が痛気持ちいい・・・」
私「げっ、ヒロ、また元気になってない?」
ヒロ「一回じゃ足りないかも・・・」
私「元気だなあ・・・」
ヒロ「なんか、すげえやりたくなってきた・・・」
私「またすげえ大きくなってきたね・・・」

私はヒロの固くなり始めたものをまた手でこすり始めた。ヒロも私のものをつかんで刺激し始めた。二回目なのにまたふたりとも行為に没頭していた。
二回目は一回目よりさらに時間をかけて、二人とも快感をむさぼっていた。そしてどのくらい時間がたったのかわからなくなっていたころ、私たちは二回目の大爆発をしたのだった。

ヒロ「二回目なのにすげえ出ちゃった・・・」
私「こんなに出るとは思わなかったけど、気持よかった・・・」
ヒロ「げっ、もう外が明るくなってるよ。」
私「ホントだね、いったい何時間やってたんだ・・・」
ヒロ「聡一と、朝になるまで楽しみたかったから、ちょうどよかった・・・」
私「なんか心地いい疲れが・・・」
ヒロ「ちょっと寝たいね・・・」
私「少し寝ようか、ほら、ハグしてあげるから、近寄っておいで・・・」
ヒロ「なんか、アレの余韻の中で、聡一に抱かれて眠れるなんて、俺、すげえうれしい・・・」
私「ゆっくり寝なさい・・・」
ヒロ「おやすみ、聡一・・・」

そのまま私たちは昼まで寝てしまっていた。昼過ぎにやっと起きだして、作るのが面倒だったので、近くのカフェにランチを食べに行った。
その後マンションに戻って、ヒロといっしょにヴァイオリン・ソナタを練習で弾いた。
午後少し日が傾いた頃、私たちはスポーツクラブに行って、プールで泳いだ。
そんなふうにして、その日は終わったのだった。






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お盆の帰省

夏休みの前半はヒロとふたりで小旅行をしたので、後半はヒロも私もそれぞれ実家に帰って、とりあえず親孝行をすることにした。
私はお盆が始まった頃、少し早めに東京駅に行って、ひかりの自由席を待つ列に並んだ。そしてなんとか席を確保して、居眠りをしているうちに目的の駅に着いた。
新幹線駅とはいえ小さな駅なので、ひとつしかない改札を出て行くと、義兄が極上の笑顔で迎えてくれた。それにしても義兄は私より少し年上のはずだが、整った顔はいつまでたっても若さを保っていた。

義兄「聡一、久しぶりだね、会いたかったよ。」
私「兄貴、いつも迎えに来てくれてありがと・・・」
義兄「聡一の出迎えだったら、いつでも大歓迎。」
私「お義兄さんは、いつも優しいね。」
義兄「大切な義弟だからね。」

私たちは駐車場の車に乗ってすぐに出発した。

義兄「どうする、まっすぐお父さんの家に行く? それともちょっと休憩していく?」
私「なんかお義兄さん、目がギラギラしてるよ・・・」
義兄「聡一と会っただけで、アレが固くなった・・・ それとお義兄さんはやめろよ・・・」
私「わかった、じゃあ、兄貴・・・」
義兄「聡一の声だけで感じる・・・」

そう言うと義兄はハンドルから片手を離して、私の手を取って自分の前の膨らみに誘導した。

私「兄貴、こんなにしちゃって・・・」
義兄「聡一のせいだからな・・・」

義兄が震えるような声でしゃべるのを聞いていると、私のほうも固くなり始めていた。私の前が少し盛り上がってきたのに義兄は気付いたようだった。

義兄「聡一も固くなってきたみたいだね。」
私「兄貴のを触ったら、なんか勃起した・・・」
義兄「俺もけっこう溜まってるからね・・・」
私「お姉ちゃんとはもうしてないんだ・・・」
義兄「ほぼセックスレス夫婦だよ・・・」
私「兄貴だって、まだ枯れるような年じゃないんだから、エッチなしじゃ困らない?」
義兄「まあ、溜まる時は溜まるからね。」
私「そんな時は浮気?」
義兄「まさか、浮気はしないよ、だってもしもバレたりしたら後が面倒だし・・・」
私「じゃあ、自分で?」
義兄「それもな、あんまりしないよ、妻帯者が妻に隠れてオナニーなんて、恥ずかしすぎるだろう・・・」
私「まあそれはなんとなくわかる・・・」
義兄「だから、たまに聡一に会うのが楽しみで・・・」
私「じゃあ、今日はすげえ溜まってるんだ・・・」
義兄「そろそろ、ご休憩場所に入るよ。」

私たちは国道から少し脇に入ったところにある、以前に使ったモーテルに入った。

義兄「こんなところでゴメンな・・・」
私「兄貴とだったら、どこでもいいよ・・・」
義兄「風呂に入ろうか?」
私「そうだね、汗を流したい・・・」

義兄が風呂にお湯を張ってくれたので、私たちはバスタブに向かい合って入った。

義兄「相変わらず聡一のはりっぱだね・・・」
私「でも子供の頃はすげえ小さかったんだけどね・・・」
義兄「理○からしょっちゅう聡一の子供の頃の話を聞いてるからね。」
私「どうせ悪口ばかりでしょう?」
義兄「そんなことはないよ、背は小さかったけどすげえ美少年だったとか、ヴァイオリンがうまかったとか・・・」
私「そんで良くないほうの話は?」
義兄「そうだなあ、なんか聡一は他の子とはテンポがずれてて面白かったとか・・・」
私「それに中学生になっても毎朝オネショしてたとかでしょ・・・」
義兄「チ×コの大きさは大人以上なのにね・・・」
私「あっ、そこを触られると、感じる・・・」
義兄「聡一は感じやすいな・・・」
私「もうじゅうぶん固くなったから、後はベッドでしようよ。」
義兄「じゃあ、先出てて。俺もすぐにベッドに行くから・・・」

私はバスタオルでからだを拭いた後、裸のままでベッドのほうに歩いていった。ベッドに横になってしばらくすると義兄がわざわざバスローブを着てベッドにやってきた。

私「わざわざ着たんだ・・・」
義兄「裸で聡一のいるベッドに行くなんて恥ずかしいだろうが・・・」
私「ふたりだけしかいないのに・・・」
義兄「それに聡一にこれを脱がしてもらう楽しみもあるしね。」
私「兄貴ったら、恥ずかしがってるくせに、ここだけはもうギンギン・・・」
義兄「聡一だって、こんなになって・・・」
私「兄貴、かわいいよ。」

私たちは唇をつけるだけの軽いキスから始めて、だんだんと濃厚なキスになっていった。
私「兄貴、今日はすげえガマン汁が多いね、ダラダラ垂れ下がってる・・・」
義兄「ちょっと溜まってるし、聡一がエロイいから、痛いくらいに硬くなってる・・・ 聡一のそのすげえ固くて大きなモノが欲しいな。」
私「いいけど、いきなり入れて大丈夫?」
義兄「風呂でちゃんと中まで洗ってきたし、聡一といるだけで、俺のからだは蕩けっぱなしだし・・・」

私は義兄のからだを仰向けにして、両足を持ち上げた。

私「ゆっくり入れるけど、痛かったら言って・・・」
義兄「聡一のだったら痛くても我慢できる。それに痛いのは最初だけだし・・・」

私は義兄にゆっくりと入れ始めた。義兄はやはり痛むのか少し顔をゆがめ
ていた。そしてだんだんと奥まで入れていくにしたがって、義兄の顔は痛みのゆがみから、快感のゆがみに変わっていた。

義兄「ひいっ、聡一、そこ、すげえ、感じる・・・」
私「兄貴、痛くなくなった?」
義兄「はあっ、そのあたり、もっとして・・・」

私は義兄の敏感なあたりを刺激するように腰を動かした。私のものが激しく締め付けられていた。私たちはさらなる激しく求め合った。
そして先に義兄のものが爆発して、その刺激で私のモノも義兄の中ではじけた。

私「兄貴、大丈夫?」
義兄「なんかからだの中がまだ熱をもってるみたい、ちからが入らない・・」
私「まだ、時間残ってるから、少し寝たら?」
義兄「そうするよ、起きたくても腰がまだたたない・・・」
私「腕枕してあげるよ。」
義兄「やさしいな、聡一は・・・」
私「時間になったら起こすから・・・」
義兄「気持ちよく眠れそうだ・・・」

義兄はすぐに気持眠り始めた。私は起き上がって後始末をした。
30分ほど義兄は自分で目を覚ました。

私「兄貴、目覚めたんだ・・・」
義兄「時間は?」
私「まだ大丈夫だよ。」
義兄「ちょっとトイレ・・・」

義兄は裸のまま、下腹部を手でさすりながら、トイレに小走りで消えた。

私「兄貴、大丈夫?」
義兄「ちょっとだけ、下した・・・」
私「ゴメン、中出ししちゃったせいだな・・・」
義兄「あやまらなくていいよ、俺もすげえ楽しんだんだから・・・」
私「もう、おさまった?」
義兄「出しちゃったから、大丈夫だろう・・・」
私「ここはもう時間だからでるけど、またお腹が痛くなったらすぐ言って、車止めるから・・・」
義兄「ありがと、でももう大丈夫だと思う。」

私の運転で、モーテルを出て、とりあえず高速に乗った。
しばらく走っていると、義兄がまた顔をゆがめ始めた。

私「兄貴、お腹痛いのか?」
義兄「もう大丈夫だと思ってたんだけど、なんか急に痛くなってきた・・・」
私「じゃあ、ちょっと次のパーキングエリアに入るから、ちょっとだけ我慢して・・・」

5分ほど走るとちょうどパーキングエリアがあったので、私は車を入れて、トイレの前に止めた。車が止まると義兄は走ってトイレに行った。

私「兄貴、どう?」
義兄「もうぜんぶ出したから大丈夫。」
私「しばらくここで休もうか?」
義兄「なんか飲みたいな。」
私「じゃあ、お茶でもかって飲む?」

私は常温のペットボトルのお茶を買った。義兄には冷たいものはあまり飲ませないほうがいいと思ったからだ。

義兄「ゴメン、心配させたね。」
私「なんで謝るんだよ、もとは俺が中出ししたせいだからね・・・」
義兄「なんか聡一にすげえいいものをからだの中に入れてもらったような、うれしい感じなんだ・・・」
私「兄貴・・・」

その後は何事もなく、私たちは実家に無事到着した。

私「ただいま・・・」
母「おかえり、あら、○吾さん、疲れたような顔をしてるわよ。」
義兄「いや、車の中で居眠りしたから、だらしない顔ですみません・・・」
母「ほら、中に入りなさい。お父さんが聡一の着くのを待ってるから。」

今に入っていくと父親と姉がソファに座って私たちを待っていた。

私「お父さん、ただいま。」
父「帰ってきたか・・・」
私「からだの調子は?」
父「もう大丈夫だ。」
姉「お父さんったら、大丈夫だって言ってすぐに無理するから、大変なのよ。」
父「無理などしとらん。お前たちは心配しすぎだ。」
姉「口だけは達者なんだけどね・・・」
義兄「どうも、またお邪魔します。」
父「○吾くんは家族なんだから、いちいちそんな挨拶はいらんぞ。」
私「お父さん、けっこう元気になったみたいだね。」
母「だいぶよくなったわね。でもお医者さんからは無理しないようにとは言われてるんのよ・・・」
姉「もうお父さんは誰が言ったって聞かないんだから・・・ でもジュンちゃんの言うことだけは聞くから、ホントはジュンちゃんに来て欲しかったんだけどね・・・」
父「ジュンは向こうで元気にやっとるのか?」
私「元気そうだよ、英語の勉強だけじゃなくて、いろいろ経験してるみたいで・・・」
母「もうお父さんったら、何かというとジュンちゃんのことばかり話してるのよ。」
私「ジュンが帰国したら、院が始まる前にこっちに来させますから・・・」
父「ジュンは本当にいい子だ・・・」

私は実家で二泊した。そして金曜の夜、実家で早めの夕食を食べた後、まだ一週間は実家にいるという姉を残して、義兄の車で義兄の家に向かった。
そして義兄の家に一泊してから、土曜に私は東京に戻ってきた。

土曜の夜遅く、ヒロも実家から私のマンションに戻ってきた。
ヒロ「ただいま。」
私「ヒロ、おかえり。」
ヒロ「聡一、実家はどうだった?」
私「暑かったなあ、でも親父もけっこう元気だったし・・・」
ヒロ「お父さん、元気になったんだ・・・」
私「ヒロのほうは?」
ヒロ「うちは相変わらずだよ。母親はがんばっていろんなものを作ってくれるんだけど、高校生じゃねえんだから、そんなに食えねえっつうの・・・」
私「うちだって母親は同じようなもんだよ。」
ヒロ「実家にいても、やることねんじゃん、けっきょくピアノの練習と、資料作りとかばっかりしてた。」
私「まあ、実家にいるだけで、親は満足するのかもね。」
ヒロ「でもなんか俺が一人前の大人になってるってことが、両親からは抜け落ちてるような気がしないでもないけどね。」
私「まあ、ご両親はヒロのことがいくつになってもかわいいんだよ。」
ヒロ「かわいいって年でもないのに・・・」
私「しっかりしてるヒロも好きだけど、かわいいヒロも好きだよ。」
ヒロ「聡一にそう言われると、なんかグッと来る・・・」
私「ほら、そろそろ寝ようか・・・」
ヒロ「その前にすることは?」
私「もう、トイレには行った。」
ヒロ「そうじゃなくて、熱い夜が欲しい・・・」
私「じゃあ、エアコンなしで寝るか?」
ヒロ「もう、聡一ったら、わかってるくせに・・・」
私「まだ、二週間もいっしょにいるんだから、いくらでもできるだろう・・・」
ヒロ「しょうがねえなあ、今夜はキスだけでガマンしてやる・・・」
私「はいはい、ヒロ、おやすみのキスをしてあげる・・・」
ヒロ「なんか、俺も眠くなってきた・・・」
私「ゆっくり寝なさい・・・」

こうして私の夏休みは終わった。明日からはまた仕事に戻らなければならない。ヒロはすぐに眠ってしまったようだった。私も、ヒロの寝顔を見ているうちにだんだんと眠っていた。

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夏休みの前半は温泉に

今年の夏休みは、前半はヒロと二泊三日の小旅行をして、後半はヒロも私も実家に帰って親孝行をするという予定をたてた。
とりあえず夏休みの土曜の朝、私たちは普通電車のグリーン車に乗り込んで高原の温泉を目指した。

ヒロ「休日はもっとすいてるかと思った・・・」
私「まあ土曜休日はグリーン車代が平日より安いからね。」
ヒロ「でも2階席って眺めいいね、座れてよかった。」
私「じゃあとりあえず買ってきたサンドイッチでも食べようか。」
ヒロ「アテンダントのお姉さんからビール買っていい?」
私「とりあえず休みだから朝のビール飲もうか。」

私たちは冷えたビールを買って、ビールを飲みながらサンドイッチを食べた。

ヒロ「ぷはっ、朝のビールはチョーうめえ。」
私「ホントいつもと同じビールがさらにおいしく感じる。」
ヒロ「ビールで眠くなっても、昼寝できるくらいのじかんはあるんでしょう?」
私「終点まで2時間くらいかかるから、ゆっくり寝られるよ。」
ヒロ「時間にせかされないのって、最高。」

朝食をゆっくりと食べ、しばらく景色を眺めて、その後うつらうつらしているうちに乗換駅に着いた。時間が少しあったので、駅前をちょっと散歩してから、駅の戻り、こんどは短い編成のローカル電車に乗り込んだ。
目的の駅に着くと、ホテルの迎えのバスが来てくれていて、私たちはそれに乗り込んだ。駅から30分ほどで予約していたホテルについた。

ホテルはコテージ形式になっていて、窓の外には森が広がっていた。窓辺のソファに座ると森の中にいるようだった。

ヒロ「どうする、大浴場に行って温泉に入ろうか。露天風呂もあるみたいだし。」
私「そうしようか、部屋の風呂じゃ、あんまり家と変わらないからね。」
ヒロ「じゃあ、ホテルの敷地をちょっと散歩して、大浴場に行くことにしようね。」

私たちはホテルの敷地内の森を散歩した。森といっても歩きやすいようによく整備されているので、散歩は快適だった。
大浴場はレセプションのある建物の中にあった。直接歩くと5分もかからないが、10分以上森の中を散歩していたことになる。
まだ時間が早いのか、レセプションの係員さんも手持ち無沙汰のようだった。私たちは前を目礼をして通り、大浴場に入っていった。大浴場内もまだ誰も入っていなかった。大浴場を抜けると、外には広い露天風呂があった。

ヒロ「おおっ、誰もいない、露天風呂を俺たちで独占。」
私「まだ時間が早いのかな、そう言えば敷地内を歩いてても、あんまり人に会わなかったね。」
ヒロ「まあ、そもそも収容人員が少ないホテルみたいだよ、ゆっくりしてもらうために。」
私「ヒロはここに来たことあるんだよね・・・」
ヒロ「あっ、聡一ったら、その時の俺が誰と来たのか知りたがってるね。」
私「そういうわけじゃないんだけどね・・・」
ヒロ「残念でした、両親といっしょに来たんだよ。そもそもここは親が見つけてきたホテルなの。」
私「なんだ、そうなんだ。」
ヒロ「もう、聡一ったら急にホッとしたような顔して・・・ ここには今回泊まるとこよりもっと広めのコテージもあって、そこに泊まったんだ。」
私「それにしても静かだね、露天風呂を独占できるなんて・・・」
ヒロ「なんか下半身が暖まってくると、ちょっとムズムズしない?」
私「どうした、虫にでも食われたか?」
ヒロ「もう、聡一、わかってるくせにイジワルだなあ・・・」
私「こらこら、今は二人だけだけど、誰が急に入ってくるかわからないだろうが・・・」
ヒロ「それもドキドキして興奮しない?」
私「まったく、ヒロは・・・ こらこら、どこを触ってるんだよ・・・」
ヒロ「どこって、俺がいちばん好きなモノ・・・」
私「なんかそこだけが好きってふうに聞こえたんだけど・・・」
ヒロ「聡一はぜんぶステキだけど、とくにここがいいんだ・・・」
私「こらこら、手を動かすんじゃないって・・・」
ヒロ「んなこと言って、固くなってきた・・・」
私「ヒロのせいだぞ・・・」
ヒロ「俺のせいだったら、最後まで責任とらなきゃね・・・」
私「うっ、あんまり刺激するなって・・・」
ヒロ「聡一、俺のも触って・・・」
私「げっ、ヒロ、もうカチカチ・・・」
ヒロ「はああぁ、聡一の手が俺に吸い付くみたい・・・」
私「後でベッドでゆっくりしよう・・・」
ヒロ「ベッドはベッド、これはオードブル・・・」
私「誰か来たらどうすんだよう・・・」
ヒロ「聡一だってもうこんなにビンビンになってるくせに・・・」
私「うっ、そこ感じすぎる・・・」
ヒロ「けっこう聡一もキテるじゃん・・・」
私「ここまできたら、もうやめられないだろうが・・・」
ヒロ「聡一の困ったような顔がソソる・・・」

私たちはお湯の中に並んで座って、お互いのモノを握って刺激しあった。そしてふたりともだんだんと快感が高まってきていた。

私「マズい、もうイキそうになってる・・・」
ヒロ「俺もけっこうキテる・・・」
私「このままだと、出てしまう・・・」
ヒロ「じゃあ、出しちゃいなよ。うっ、ヤベえ、俺のほうがイキそう、はああああぁ、イキそう、出る、出る、出る・・・」
私「あっ、そんなにきつく握るなって・・・ あっ、イキそう、イク、イク・・・」

私たちはお湯の中に白い浮遊物を大量に発射していた。それにしてもお湯の中に出すのは、普通とは違った快感があった。

ヒロ「ふうっ、出ちゃった・・・」
私「けっこうたくさん白いものが浮かんでるね・・・」
ヒロ「けっこういっぱい出ちゃった・・・」
私「ちょっと洗面器でできるだけすくうよ。」

私たちは洗面器でなるべく白い浮遊物をすくって土の上に捨てた。

捨て終った時に、ちょうど他の人が大浴場に入ってきた。

私「危ないところだった・・・」
ヒロ「ちょっと危ないからいいんだよ。」
私「ばあか・・・」

その後すぐ私たちは露天風呂を出て、コテージに戻った。

そして窓辺のソファに並んで座って、冷たいビールを飲んだ。

ヒロ「聡一とこんなふうにリゾートでゆっくりと過ごしたかったんだ・・・」
私「気持ちいところだね・・・」

私たちはしばらくビールを飲みながら、外の緑を眺めていた。

私「あっ、ヒグラシが鳴いているね。」
ヒロ「ああ、オヤジの田舎に夏行くと、暗くなる頃に鳴き声が聞こえたんだよね、なんか懐かしい・・・」
私「お父さんの田舎ってどこ?」
ヒロ「本州の西のほうだよ。子供の頃はよく行ったけど、ジイちゃんバアちゃんが死んでからは行かなくなった。」
私「なんかヒロが田舎にいるところなんて、あんまり想像できないけど・・・」
ヒロ「けっこう真っ黒になって虫追っかけたり魚取ったりしてたよ。」
私「なんか夏でも日焼けなんかしてなくて、ピアノばっかり弾いてるイメージだけどね・・・」
ヒロ「もちろん、田舎に行った時でも毎日ピアノの練習はしてたけどさ、その後は外を走り回ってた・・・」
私「ちょっと意外な感じ・・・」
ヒロ「まあ、今の俺はイケてる完璧な都会派だからね。」
私「自分で言うな。」

夕方、食事の前にレセプションのある建物内にある、宿泊者用のサロンに行った。そこにピアノがあったので、ヒロは夕食前に1時間ほど使わせてもらうことにしたのだった。
ヒロが練習を始めると、ピアノの音を聞きつけた他の宿泊者が入ってきて、私といっしょにヒロのピアノを聞いていた。

そしてその後レストランで夕食をゆっくりと楽しんだ後、一度部屋で少し休んでから、また露天風呂に出かけた。
今回はさすがに私たちだけというわけにはいかなかったので、ヒロもおとなしく露天風呂に入っていた。

部屋に戻って、部屋の窓は開けたまま、私たちはソファに座って本をそれぞれ読んでいた。

私「なんか眠くなってきたな・・・」
ヒロ「ちょっと早いけど、寝る?」
私「早く寝て、明日の朝早く起きよう。」
ヒロ「ねえねえ、聡一、俺をベッドまで連れてって・・・」
私「お姫様抱っこはできないぞ。」
ヒロ「そこまでは望んでない、いっしょにベッドに行けばいい。」

私はヒロの肩を抱いて、ベッドに歩いていった。

私「もう寝ていいか?」
ヒロ「いいよ、俺も寝る。」
私「しなくていいのか?」
ヒロ「聡一がしたいんだったら、するけど・・・」
私「今日はいつもより淡白だな・・・」
ヒロ「さっき露天風呂で楽しんだし、まだ明日もあるし。」
私「じゃあ、おやすみのキスをしてあげるよ。」
ヒロ「聡一、おやすみ・・・」

私たちは虫の声を聞きながら、眠りに引き込まれていった。

早く寝たので翌朝は早い時間に気持ちよく目覚めることができた・・・

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ヒロと海を見に行く

先週の金曜の夜、夕食を終えて、リビングでゆっくりしながら、翌日土曜はどうするか、私たちは検討をし始めた。

私「明日はどうする?」
ヒロ「聡一、この前、ジュンちゃんと湘南に行ったんだろう? だったら、俺もどっか海を見に、連れてけ、連れてけ。」
私「じゃあ、江ノ島の方に行く?」
ヒロ「聡一がジュンちゃんと行ったとこはやだ。」
私「江ノ島方面がダメとなると、ちょっと遠いけど、房総の海?」
ヒロ「房総だと朝早く出ないといけないんじゃない?」
私「まあ、向こうでゆっくりしようと思ったら、早く出なきゃね。」
ヒロ「明日の朝は、あんま早起きしたくないなあ・・・」
私「そうだね、せっかくの休みなんだから、早起きは避けたいよね。」
ヒロ「じゃあ、横須賀に行って、海軍カレーを食べるとか・・・」
私「海軍カレーか、食ったことないなあ。」
ヒロ「じゃあ、横須賀に行って、カレー食って、それから海を見ようよ。」
私「そうするか、横須賀だと早起きしなくても行けそうだし・・・」

そして翌日土曜日、9時頃まで寝て、とりあえず軽く朝食を食べた。10時ころにマンションを出て、JRを乗り継いで横浜まで行き、そこから京急に乗って横須賀中央駅で降りた。

ヒロ「11時半か、まださすがにお腹減らないね。」
私「とりあえず、海の方に行ってみようか。」
ヒロ「地図によると、この先に三笠公園っていう海沿いの公園があるみたいだね。」
私「じゃあまずはそこに行ってみるか。」
ヒロ「ええと、駅前をまっすぐ進んで、横須賀海岸通ってとこに出て、公園までだいたい10分くらいみたいだね。

私たちは地図にしたがって横須賀の街を歩いていった。10分ほど歩くと目的地の三笠公園に着いた。入り口を入ると公園の名前の由来となった、戦艦三笠が展示されていて、中も見学できる。

私「どうする? 中に入る?」
ヒロ「いい、あんま見たくない。」
私「じゃあ、海沿いを歩いていこう。」

猿島

ちょうど横須賀の無人島、猿島が正面に見えていた。私たちはベンチに座って、しばらく海を見ていた。

ヒロ「なんかいいなあ、好きな人と海を見に来るって・・・」
私「ここの海は静かだし、なごむよね。」
ヒロ「聡一は今日はコンタクトで、俺の好みの顔が全部見えるし・・・」
私「まあとりあえずヒロとのデートということで少しでもカッコよく・・・」
ヒロ「もう今すぐにでも押し倒されたいくらいイケてる。」
私「まったく、目が潤んできてるぞ・・・」
ヒロ「夜が待ち遠しい・・・」
私「ばあか、こんなところで発情するんじゃない。」
ヒロ「聡一が悪いんだからな・・・」
私「ほら、ここはもう終わりにして、駅の方に戻って、海軍カレーを食べよう・・・」
ヒロ「もう食べ物でごまかそうとして、俺はガキじゃねえっつうの。」

私たちは公園を出て来た時とはなるべく違う道を通って駅まで戻った。そして駅近くのレストランに入って海軍カレーを頼んだ。

ヒロ「げっ、なに、この牛乳、なんか給食みたい。」
私「なんか兵隊さんのカルシュウム補給のためにカレーには付いてるんだって書いてあったね。」
ヒロ「でもカレーのほうは給食よりずっとうまい。」
私「でも給食ではカレーってけっこうおいしいほうだったけどね。」
ヒロ「まあカレーってどこで食ってもそれなりおいしいからね。」
私「でも、昼メシカレーで良かったのか? ヒロとしてはフランス料理のほうがいいんだろう?」
ヒロ「まあね、デートの時はもう少しいいもの食いたかったけど、今日はこれでいいよ、聡一と一緒に食うんだったら基本なんでもいいし・・・」
私「なんか、ぐっとくることを言うね・・・」
ヒロ「えっ、聡一も夜が待ち遠しくなったとか・・・」
私「ばあか・・・」

カレーを食べた後、近くのカフェに入って、冷たいコーヒーを私たちは飲んだ。外はかなり暑くなっていたので、カレーを食べた後すぐ歩くと汗が吹き出てきそうだったからだ。冷たいものをからだの中に入れて、からだを冷やした後、私たちはドブ板通りの方にブラブラと歩いていった。英語の看板が目立つのはやはり横須賀の土地柄だろう。

ヒロ「おっ、すげえ、スカジャンがあんなにたくさんある・・・」
私「ヒロのキャラだと、あのデザインはムリだろう・・・」
ヒロ「そんなことないよ、俺が着たらカッコよく見える。」
私「学校に着て行ったら、学生に、先生似合ってないっ、て言われるぞ。」
ヒロ「俺なら着てもだいじょうぶだと思うんだけどなあ・・・」
私「それにこの暑い時にスカジャンはないだろう・・・」
ヒロ「まあ暑すぎて買う気はあまり起こらないよね。」

あちこち店をひやかしながら歩いて行くと、横須賀芸術劇場の前に着いた。

ヒロ「あれっ、俺、ここ来たことある。」
私「そうなんだ・・・」
ヒロ「車で連れて来られたからわかんなかったけど、ここにあったんだ・・・」
私「ほら、あっちにある駅が汐入だね、もうひと駅歩いたってことになる。」
ヒロ「京急の駅でしょう、そんでJRの横須賀駅ってどこにあるんだろう・・・」
私「まだ、先の方みたいだね。」
ヒロ「海沿いを歩いて行こうよ。」
私「いいよ、公園もあるみたいだし。」

少し歩くと海辺の公園があった。けっこう有名な公園らしい。公園を散歩して進んでいくと、JR横須賀駅前についた。

ヒロ「JRの駅はほんとなんもないんだね。」
私「京急の駅のほうはすごい繁華街だったのにね。」
ヒロ「どうする?」
私「じゃあ、JRに乗ろうか。」
ヒロ「そんでどうするの?」
私「どっか適当なところで降りて、ビールでも飲むなんていうのは?」
ヒロ「夕食前にちょっとビールなんていいね。」
私「じゃあ、とりあえず乗ろう。」

私たちはJRに乗り込んだ。しばらく乗っていると、午前中に乗り換えをした横浜駅に着いた。

私「ここで降りて、ちょっとビールでも飲んでいこう。」
ヒロ「どっち側に降りる?」
私「東口のほう。」

私たちは大きなデパートを抜けて、港に面した飲食店がたくさん入ったビルに行った。そこで海の見えるちょっとおしゃれなカフェバーに入った。海を見ながら私たちはビールをゆっくりと飲んだ。」

私「あんまり遠くには行けなかったけど、楽しかった?」
ヒロ「うん、海が見られたし、すげえ楽しかったよ。」
私「ビール、もういっぱい飲んだら帰ろうか。」
ヒロ「うん、そうしよう。帰ったらしなきゃならないことがあるし・・・」
私「そうだね、でも夕飯はあんまり手のかかるものできないぞ。」
ヒロ「だから俺が言ってるのは夕飯のことじゃなくて、その後のこと・・・」
私「まったく、ヒロ、目がギラギラ輝いてきたね。」
ヒロ「ふっふっふっ、夜が待ち遠しい・・・」

私たちはお代わりのビールをゆっくりと飲んでから、駅に戻って、JRを乗り継いでマンションに帰った。
そして夕食は簡単なパスタとサラダを作って食べた。

ヒロ「夕飯も食べたし、聡一、寝る前にお風呂に入ろうよ。」
私「けっこう歩いたから、ぬるいお湯にゆっくりと入って、疲れをとろう。」

私はバスタブにぬるめのお湯を入れた。そしてヒロとバスタブに向かい合って入った。

ヒロ「暑いから、このくらいのお湯に半身浴でゆっくり入るのがいいね。」
私「今日はけっこう歩いたけど、疲れなかった?」
ヒロ「このくらいだと大丈夫、聡一は?」
私「まあ足がちょっと重い感じかな・・・」
ヒロ「じゃあ、ちょっとマッサージしてあげる。」

そう言うとヒロは私の足を下から順にマッサージしてくれた。」

私「こらこら、そこは足じゃない・・・」
ヒロ「そんなことわかってるよ、これは俺の一番好きなものだもん。」
私「まったく、あんまり触るんじゃないって・・・」
ヒロ「うわっ、ちょっと固くなってきた・・・」
私「マッサージは足だけにしなさい。」
ヒロ「こっちのマッサージのほうが気持ちいでしょ・・・」
私「ほら、お楽しみはベッドでゆっくりしようよ。」
ヒロ「またおあずけか、しょうがないなあ。」
私「あんまり入ってると、お湯がいくらぬるくても、のぼせる・・・」
ヒロ「じゃあ、からだ洗ったら、聡一、先に出ててよ。」
私「わかった、先に出るけど、ヒロもあんまり長湯するなよ。」
ヒロ「俺もすぐに出るから、聡一は先に冷たいビールでも飲んでて。」

私は一足先に風呂を出て、冷房の効いたベッドルームに缶ビールを持ち込んで、ベッドボードに背中をもたれかけて座り、テレビを見るともなく見ながら、冷たいビールを飲んだ。しばらくすると、ヒロもビールを手に持ってベッドルームに入ってきた。

ヒロ「よかった、聡一が寝てなくて。」
私「そんなにすぐに寝ないよ。」
ヒロ「だって、今日はけっこう歩いたから、俺が風呂にいるあいだに、聡一が寝ちゃったらどうしようかと心配だった・・・」
私「別に今夜できなきゃ、明日すればいいだろう、これからしばらくいっしょにいるんだから・・・」
ヒロ「今夜もしたいし、明日もしたいんだよ・・・」
私「まったくやりたいざかりの少年みたいだな・・・」
ヒロ「聡一だって、お風呂で俺がちょっと触っただけで、勃起したくせに・・・」
私「ヒロがいたずらするからだ。」
ヒロ「じゃあ、これからいたずらじゃなくて、もっとずっと濃厚なことをしようね。」
私「ヒロのお好きなように・・・」
ヒロ「ホント俺の好きにしていいんだな。」

そう言うとヒロは私の上にからだを載せてきて、激しいキスをし始めた。いつもとはちょっと違うヒロの行動に、最初は少し驚いてしまったが、だんだんと私は体の奥から沸き上がってくる強い快感に溺れ始めていた。
そして私たちはひんぱんに上下を変えながら、お互いの一番感じるところを刺激し続けた。
どのくらいの時間がたってしまったかわからないくらい私たちは行為に熱中していた。そしてほぼ同時にふたりとも、とうとう最後を迎え、相手のからだに激しく大量の粘液を放っていた。
快感が去った後も、私たちはしばらく荒い息のまましばらく、呆然としていた。別にムリしてヒロに入れたりしなくてもじゅうぶんに満ち足りていた。
そのうちにからだについたベトベトが気になり始めたので、やっと私たちはティッシュで後始末をした。

ヒロ「いっぱい出ちゃったね。」
私「疲れた?」
ヒロ「うん、でも気持よかったよ。」
私「寝られそう?」
ヒロ「眠くなってきた・・・」
私「じゃあ、おやすみ・・・」
ヒロ「おやすみ・・・」

私たちは満ち足りた気分でいっぱいになっていた。そしてだんだんと気持ちのいい眠りの中に引き込まれていったのだった。

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