結納の代わりに

この前の土曜の夜、ジュンの婚約者の家族と一緒に食事をして、それで結納とした。
とにかく、こまごまとした結納の品々はいらないというあちらの希望で、家族が集まって食事をして、新しい親類として親睦を深めることにしたのだ。
会場は普通はホテルなどでするのが多いらしいが、ホテルは高いわりに食事のレベルが高くないということで、小さな個人店でシェフの目が行き届くようなレストランで、食事会をすることになった。
婚約者側の出席者は、両親、それに兄夫婦とその子供、それに一番下の弟であった。
こちら側は私だけである。婚約者のひ〇さんはヒロさんもどうぞと言ってくれたのだが、さすがにご両親の前でヒロと事実婚ですとカミングアウトするにはまだ早いだろう。

ジュンたちが見つけたレストランは、駅から近くのちょっと静かな一角にあった。
それほど気取っているわけではなくて、適度に居心地の良さそうな連ストランだった。
わたしたちは奥まったところにある個室を使うことになっていた。
食事会は特に結納だからといった堅苦しさはぜんぜんなくて、和気あいあいと進んだ。
下の弟の瞬君は4月から社会人になるというのに相変わらず家族のアイドルらしく、みんなから愛されているのがよく分かった。
ひ〇さんのお兄さんのほうは美男美女の夫婦で、男の子の子供もかわいかった。
思いのほか話が弾んで、けっきょく店の閉店時間までねばってしまった。
結納がわりの食事会はうまくいったようだった。

店を出て、2台のタクシーに乗った向こうの家族をわたしとジュンは見送った。

私「とりあえず、終わったね、これで結婚はもうすぐだ。」
ジュン「このまま結婚していいのかな・・・」
私「どうした、ジュン?」
ジュン「なんか結婚って、オレとひ〇さんだけのことじゃないんだなって・・・」
私「ああ、家族と家族の付き合いになるからね。」
ジュン「なんか重いね。」
私「でもそれが普通なんだから・・・」
ジュン「だね・・・」
私「ジュン、ちょっと飲んで帰るか?」
ジュン「うん、いいよ。」

けっきょくわたしたちはタクシーで2丁目に行き、いつものバーに行ったのだった。
わたしたちが店のドアを開けて中に入ると、中のお客の全員が入口のほうに顔を向けて、値踏みするようにわたしたちを見た。
いつものこととはいえ、これにはなかなか慣れることができない。

ママ「やあだあ、ソウさん、お久しぶりね、忘れられたかと思っちゃったわよ。」
私「ママさんのことを忘れたりしませんよ。」
ママ「ならいいけど。やあだあ、ジュンちゃんじゃないの、あたし好みの食べごろのイケメンになったわねえ。」
ジュン「ママさんも相変わらずきれいだなあ。」
ママ「まあ、ジュンちゃんにそう言われるとうれしいわ。」
私「とりあえずビールをください。それからママも何かお好きなものを。」
ママ「あら、ソウさんのおごりなら何でのいただくわ。そういえば、今夜はイケメン親子がそろって、デートなの?」
私「今日は、ジュンの結納がありまして・・・」
ママ「あら、ジュンちゃん、結婚するの?」
ジュン「秋に結婚します。」
ママ「あら、そうなの、おめでとうございます。」
私「ジュンもとうとう身をかためることになりました・・・」
ママ「あら、ジュンちゃんが結婚すると、ソウさん、さみしくなるわねえ・・・」
ジュン「でも、オレ、結婚後はとうさんと同居するから、今までとあんまり変わらないと思う。」
ママ「でもジュンちゃんのお相手はそれでいいのかしら・・・」
ジュン「その件を含めて、結婚に関することは、相手とじゅうぶんに検討して結論を出すようにしてますから。」
ママ「そうなの、それなら安心ね。それにしても、ジュンちゃんみたいにいい男を女に取られるなんて・・・」
ジュン「だって、男の人と結婚したら子供を作れないから・・・」
ママ「そうよねえ、悲しいけどどうやってもゲイカップルは子供を作れないわよね・・・」
ジュン「とうさんみたいな例もあるけど・・・」
ママ「ソウさんはホント幸せよ、こんなイケメンの息子がいて、高スペックの相手がいて・・・」
私「ママさんだって、運命の相手に出会えたじゃないですか。」
ママ「そうよねえ、あたしにだってささやかな幸せがくるんだから、ジュンちゃんみたいないい子にはホントに幸せになってもらわないといけないわ。」
私「そういえば、最近、直さん、来てます?」
ママ「あのバカ、来なくてもいいのにしょっちゅう来てるわよ。翼の仕事が忙しいのをいいことにして、遊びまくってるわ。ソウさんからもあんまり図に乗らないように直に注意してやってほしいわ。」
私「直さんは相変わらずかわいいから、わたしは注意なんかできないですよ。」
ママ「そうやって直のやつをみんなで甘やかすから、あんなにバカになっちゃうのよ。」
ジュン「ママさんだって直さんのこと、ホントはかわいいんでしょ?」
ママ「まあ、あいつはしゃべらなきゃそこそこ見かけはいいんだし、嫌いじゃないかもしれないわね。でもホントしゃべると残念なヤツよね。もう直の話なんかやめましょう。せっかくイケメン親子に囲まれてるんだから、直のことなんか忘れてイケメンとゆっくりと話したいわ。」

ママと3人で話しているとジュンのマリッジブルーもとりあえずは消えたみたいだった。
12時を過ぎたころ、わたしたちはやっと店を出て帰ったのだった。
マンションに戻ると、慣れないことをした疲れがどっと出てきた。
わたしたちはとりあえず風呂に入って疲れを取ることにした。

風呂にお湯が入ったので、わたしたちはバスルームの前に行った。
ジュンは当然のことののように私に向かい合って立った。
わたしはジュンの服を上から脱がせていった。服を脱がせてジュンのからだがだんだんと出てくると、わたしは思わず軽く勃起していた。このところたまっているせいだった。

私「ほら、裸になったから、ジュンは先に風呂に入ってなさい。」
ジュン「ダメ、とうさんの服はオレが脱がせる。」

そう言うとジュンはわたしの服を脱がせ始めた。下を脱がせようとしてわたしの変化に気づいたようだった。

ジュン「あれっ、とうさん、勃っちゃたね。」
私「だから、パンツは自分で脱ぐから・・・」
ジュン「べつにとうさんの勃起なんか珍しくないんだから、恥ずかしがることないよ。」
私「息子の前でじゅうぶん恥ずかしいだろうが・・・」
ジュン「とうさん、オレと風呂に入るとき、いつも勃起しないようにしてるだろう。別にそんなことしなくていいよ。勃起させてなくても先走り液が垂れてるから、わかっちゃうよ。」
私「息子と風呂に入って、父親がギンギンに勃起させてたらヘンタイだろうが・・・」
ジュン「べつに誰も見てないんだし、とうさんが勃起しても問題ないと思うけど。」
私「なんか完全に勃起してしまtった・・・」
ジュン「じゃあ、オレが出してあげるよ。」

バスタブに入るときに、いつもとは反対にジュンがまず入って、その前にわたしがジュンに抱かれるような格好で座った。
ジュンの両手が私の前に回り、硬くなったモノをゆっくりとこすり始めた。

ジュン「とうさんのチン〇、きれいだね・・・」
私「あんまり活用してないせいかもね・・・」
ジュン「でも、オレが生まれたんだから、活用したんじゃん。」
私「でも2回くらいしかしてないかもね。」
ジュン「とうさんのでっかいので注ぎ込まれたらすぐに妊娠しそう・・・」
私「それ以降、ジュンが大きくなって手がかからなくなるまで、とうさんも相手を作れなくて、使うことなかったもんなあ・・・」
ジュン「しなくてだいじょうぶだったの?」
私「ジュンのせいにするわけじゃないけど、子育てってけっこう大変なんだよね、疲れてシコる余裕もなかった。でもとうさんは体質的に夢精しやすいみたいで、けっこう寝てる間に夢見て出しちゃってたから、それでじゅうぶん解消してた。」
ジュン「とうさんの場合、エッチな夢の相手はやっぱ男の人?」
私「そうだよ、とうさんはゲイだからね。」
ジュン「オレはほぼヘテロだから、夢には女の人が出てくるけど、たまに男の人にチン〇触られて出ちゃうことがあったなあ。」

ジュンの手の動きで、わたしの快感は高まっていった。

私「出そうになってきた・・・」
ジュン「じゃあ、このまま出しちゃいなよ。」
私「このまま出したらお湯が汚れる。」
ジュン「いいよ、オレが後ですくいとるから。」

ジュンがわたしへの刺激を止めないので、私はほどなくお湯の中に白いもやもやしたものを大量に噴出した。
お湯の水圧のせいか、いつもとちょっと違った快感が襲ってきた。わたしはいつもよりも激しく射精した。

ジュンが洗面器でお湯の中を漂っている白い浮遊物をていねいに取り除いてくれた。
わしたちはからだを拭いただけで、裸のまま直接ベッドに行って横になった。

ジュン「やっぱ何も着ないで寝る方が開放的で気持ちいいね。」
私「少し暖かくなったけど、まだまだ夏じゃないんだから、シャツとパンツくらい着なさい。」
ジュン「とうさんだって裸じゃん。」
私「今は風呂から出たばっかりで、からだが火照ってるからはだかだけど、もうすぐシャツとパンツを着るぞ。」
ジュン「オレは今夜は裸で寝る。」
私「冷えて風邪ひいても知らないぞ。」
ジュン「だいじょうぶ、寒かったらとうさんにくっつくから・・・」

からだの火照りを取るあいだと思っていたら、わたしもいつの間にか裸のまま眠ってしまっていた。
真夜中に少し寒さを感じたので、わたしは隣に寝ていたジュンに近寄って抱きついた。
ジュンのからだはじゅうぶんに暖かった。私はジュンを抱いたまままた眠ってしまった。

翌朝早く起きると、若いジュンだけでなくわたしまでビンビンに朝勃ちしていた。
ジュンは朝勃ちしたまま、気持ちよさそうに眠り続けていた。
生理現象とはいえ、朝勃ちもふたりそろうと、とても人様に言えるようなことではなかった。
わたしは思わず笑ってしまった。
そしてジュンを起こさないように静かにベッドから出て、誰もいないのに朝勃ちしたものを手で隠してトイレに行った。
その後、パンツだけは穿いてわたしはジュンの隣りに横になった。
ジュンを抱き寄せたけれど、熟睡しているジュンは目を覚ます気配がない。
わたしはジュンの体温を感じながら、気持ちのいい二度寝をしたのだった。

theme : 男同士の恋愛
genre : 恋愛

tag : ゲイの父親

プロフィール

悩む父親

Author:悩む父親
FC2ブログへようこそ!

最近の記事
最近のコメント
月別アーカイブ
カレンダー
03 | 2018/04 | 05
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 - - - - -
FC2カウンター
カテゴリー
メールフォーム
何でもけっこうですので、メールをくださると嬉しいです。

名前:
メール:
件名:
本文:

最近のトラックバック
ブログ内検索
リンク
QRコード
QRコード