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卒業旅行-3

翌朝私たちは早く起きて、レストランでビュッフェの朝食をゆっくりと食べてから、ホテルを出た。ブラブラとシャンゼリゼまで歩いて、凱旋門のあるエトワールロータリーに行った。地下道を通って凱旋門に入り、長い階段を登って一番上のテラスまで行った。

ジュン「おお、すげえ、まっすぐな道が放射状に広がってる。」
私「すごい都市計画だよね。街自体が芸術作品みたいだ。」
ジュン「ええと、あれがエッフェル塔でしょう、そんであの高層ビルはモンパルナスタワーか。」
私「そんで、あの丘の上の白い建物が、モンマルトルのサクレクール寺院だね。で、反対側を向くと、新凱旋門が見える。」
ジュン「古いものと、新しいものがいっしょに見えるなんてすごい。」

私たちは場所を移動しながら、四方の景色をそれぞれゆっくりと眺めた。

その後私たちは地下鉄に乗ってノートルダム寺院に行った。

私「これはまた、すごい教会だ。」
ジュン「ええと、12世紀末に立てられたみたいだね。」
私「900年以上前の建築っていうことなんだね。」
ジュン「都庁の建物って、この塔の影響?」
私「まあ良く言えば参考にしたんだろうね。」

私たちは初期ゴチック様式の聖堂に入っていった。石造りの内部にステンドグラスを通した光が美しかった。

そしてまた地下鉄に少し乗ってホテルに戻った。部屋には俊顕くんが戻ってきていた。

ジュン「俊顕、帰ってたんだ。」
私「昨日はどうだったんだ? まあその晴れ晴れした顔を見たら大体想像つくけどね。」
俊顕くん「まあそれなりに楽しく・・・ ジュンと聡一さんは今朝はどこに行ってたんですか?」
ジュン「とうさんと観光に行ってたんだよ、凱旋門とノートルダム寺院。」
私「とりあえず二つだけでも見られて良かったよ。午後は何時ごろホテルを出発なんだ?」
俊顕くん「2時でいいと思いますよ。ホテルの車頼んであるから。」

私たちはホテルの中で軽く昼食をとってから、ホテルの車で北駅に向かった。簡単な手続きをしてホームに入るとそこはもう英語の圏内になっていた。
列車に乗ってしばらくパリの裏町やら田園地帯を眺めているうちに私は眠ってしまっていた。
次に目が覚めたときは、外の景色がすっかり変わっていた。

俊顕くん「もうすぐ、着きますよ。」
私「えっ、そうなんだ。早いな。」
俊顕くん「ユーロトンネルに入る前に一応起こしたけど、ジュンも聡一さんもちょっと目を開けただけですぐ寝ちゃったから・・・」
ジュン「まだ時差ぼけなのかなあ・・・」
俊顕くん「それから時間が一時間遅くなりますから、聡一さん、時計直しておいたほうがいいですよ、ジュンも・・・」
ジュン「おっ、なんか一時間得したような気分。」

ユーロスターは静かに終着駅のホームに到着した。駅からタクシーに乗って俊顕くんが予約しておいてくれたホテルに行った。
ホテルにはジュンの婚約者の○○さんが待っていた。

ひ○さん「おとうさま、ご無沙汰しております。」
私「いやあ、こんなところで会うことができるとは思わなかった。」
ジュン「元気みたいだね、勉強はうまくいってる?」
ひ○さん「順調よ、思い切って来て良かったわ。」
俊顕くん「なんか生き生きしてるね。」
ひ○さん「そうそう、○香から明日は予定通りの飛行機で着くって連絡がさっきあったわよ。俊顕様にロンドンでお会いするのが楽しみって伝言があった。」
私「俊顕、おまえ、婚約者に俊顕様ってよばれてるのか?」
俊顕くん「そうですよ、いけませんか。」
ひ○さん「まあ、俊顕さんは○香には白馬の王子様だからねえ。」
俊顕くん「いいよなあ、ひ○さんとジュンは気軽に呼び合えて・・・」
ひ○さん「いえ、わたくしも二人だけのときはジュン様とお呼びしておりますのよ、ほほほ。」
俊顕くん「ばあか、んなわけねえだろうが。」
ひ○さん「まあ○香は天然記念物的深窓の令嬢だから。」
私「でもひ○さんだって、お嬢様だよね。」
ジュン「うん、オレもそう思うけど。」
ひ○さん「私はそういうのが嫌で、飛び出しちゃった。ある意味○香は偉いわよ、ちゃんとお嬢様を続けてるんだから。」
俊顕くん「そんで、今夜はなんかおいしいもの食べられるんだろう?」
ひ○さん「コンランプロデュースのレストランを予約しておいた。わりとおいしいのよ。」

私たちはホテルの車で、テレンス・コンランのプロデュースしたというレストランに行った。奥まった予約席に私たちは座って、名物料理を食べた。

そして食べ終わった後は、ジュンはひ○さんの住んでいる町にいっしょに行ってしまった。
私と俊顕くんとふたりでホテルに帰ったのだった。

俊顕くん「聡一、わかりやすい、ジュンがいなくなってがっかりしてる。」
私「俊顕も同じような表情してるぞ。」
俊顕くん「べつに嫉妬してるわけじゃないけど、なんか取られた感があるんだ・・・」
私「こっちも同じだよ、妬いてるわけじゃないんだけどね・・・」
俊顕くん「じゃあ、置いてかれた二人で慰めあいましょうか・・・」
私「とりあえず、なんか飲みたいなあ。」
俊顕くん「ルームサービスでワインでも持ってきてもらいます?」

私たちはすでにレストランである程度ワインを飲んでいたけれど、さらに一瓶赤ワインを飲んだ。

私「そろそろ寝るかな・・・」
俊顕くん「なんか聡一、元気ない。」
私「そうかもしれないな、じゃあ、慰めてくれるのか?」
俊顕くん「俺で良かったら・・・」
私「ゴメン、さっき言ったこと、忘れて・・・」
俊顕くん「聡一はすぐに冷静になるんだから・・・ こういう凹んでる時は素直になったほうがいいと思うけど・・・」
私「今日は俊顕、えらく大人だな。」

私たちは二台並んだ大きなベッドの片側に並んで横になった。

俊顕くん「ほら、聡一、しばらく抱いててあげるよ。」
私「いつになく優しいじゃないか・・・」
俊顕くん「いつもは聡一さんってしっかりしすぎてるから、俺なんかが助けられないじゃないですか。今夜みたいな、ちょっとさみしそうな聡一って、けっこうソソる。」
私「ばあか、息子と同い年のくせに生意気だぞ。」
俊顕くん「ジュンは俺のどストライクなんだから、その父親の聡一もけっこうタイプなんだけど・・・」
私「なんだ、ジュンの代わりなのか・・・」
俊顕くん「そういう意味じゃないですって。聡一さんのほうが熟してておいしそう・・・」
私「ジュンから見たら、これって俊顕の浮気じゃないのか?」
俊顕くん「俺とジュンは友達以上ではあるけど、残念ながら恋人じゃないから、浮気にはなんないよ。」
私「でも俊顕は息子の友達だからなあ・・・」
俊顕くん「ごちゃごちゃ言ってないで、さっさと実行したら?」
私「いいけど、ジュンには絶対に秘密だからな。」
俊顕くん「そんなこと言うわけないでしょうが。聡一さんってけっこう優柔不断なんだなあ・・・」
私「俊顕みたいに遊びなれてないからな。」
俊顕くん「ひでえなあ。でも、なんか聡一さんに抱かれると思うと、なんかドキドキしてきた。」
私「俊顕もそういうかわいい顔できるんだ・・・」
俊顕くん「ごちゃごちゃ言ってないで、早くして・・・」

私は思い切って俊顕を抱き寄せてキスをし始めた。俊顕くんは目を閉じて気持ちよさそうな表情で私のキスを受け入れてた。

俊顕くん「聡一、ちょっと苦しいよ、キスがんばりすぎ・・・」
私「ゴメン、キスあんまり良くなかった?」
俊顕くん「聡一のキスだったらどんなのでも気持ちいいけどさ、あんまり焦らないで。」
私「慣れてなくてゴメン・・・」
俊顕くん「まあ、聡一さんのそういうちょっと初々しいところがソソるんだけどね。」
私「うるせえ・・・」

若いくせにそっちのほうの経験豊かな俊顕くんにさりげなくリードされながら、だんだんと快感の嵐に巻き込まれてしまっていた。

けっきょく勢いで俊顕と一夜をベッドでともにしてしまい、私は疲れ果てて眠ってしまっていた。
翌朝目が覚めると、私にくっつくように俊顕くんが安心しきったように眠っていた。眠っていると、昼間見せているような人を寄せ付けないような厳しい表情が消えて、意外にかわいい感じだった。わたしは思わず、手を伸ばして俊顕君の滑らかな顔を触っていた。

俊顕くん「なんだ、聡一さん、起きてたんだ。俺の顔に何かついてました?」
私「そうじゃなくて、俊顕も寝るとけっこうかわいくて、つい触ってしまった。」
俊顕くん「それって、父親みたいな感じ、それとも寝た相手として?」
私「う~ん、両方かな。」
俊顕くん「そういう時はウソでも一夜をともにした相手としてって言って欲しいなあ。」
私「俊顕とこんな朝を迎えることになるとは思わなかった。」
俊顕くん「聡一って清潔そうな顔してるくせに、けっこう淫乱なんだもんな、それにすげえでっかいんだもん・・・」
私「俊顕がうますぎるからだよ・・・」
俊顕くん「まあ、経験の差かな。聡一、俺のテクにはまっちゃったとか。」
私「ばあか・・・ でもありがと・・・」
俊顕くん「俺はあんまり同じヤツと繰り返しやんないんだけど、聡一だったら、またしてもいいな、だってでっかいアレをもういちどオレに・・・」
私「ったく、アレにしか興味がないのか・・・」
俊顕くん「聡一なら、アレの大きさだけじゃなくてすべてがいいって・・・」
私「まったく口からでまかせばっかり言って・・・」
俊顕くん「聡一、俺、おなかすいちゃった。」
私「そうだな、でもちょっとダルくて、レストランに行きたくない。」
俊顕くん「ルームサービスにしましょう。それに聡一と二人だけで食べたいし。」

ルームサービスの朝食を私たちは着替えもしないでゆっくりと食べた。そしてその後、俊顕くんは空港に婚約者を出迎えに行った。私も同行して、婚約者を出迎えた後、3人でジュンの婚約者が住んでいる町に出かけた。

theme : 男同士の恋愛
genre : 恋愛

tag : ゲイの父親

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Re: いつも楽しみしています♪

なる。様

いつもコメントありがとうございます。
まだこの旅行は続きがありますので、なるべく早くブログにアップしたいと思っています。

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Re: No title

川上様

コメントありがとうございます。
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