ヒロと関西へ

3月末にヒロはまた関西で一週間の集中講座をするというので、ちょうどその前が三連休になるので、先乗りをするヒロにくっついて私も関西に三日間行くことになった。
三連休前の金曜の夜、私はヒロと東京駅の新幹線ホームで待ち合わせをして、9時前の新幹線に乗ることにした。
夕食は新幹線内で食べることにしていたので、私は行きつけの店で惣菜を買ってタッパーに詰めて持ってきていた。そしてごはん代わりのおにぎりも買っておいたので、いっしょに持ってきていた。
新幹線が入線してきたころ、ヒロがホームを小走りで近寄ってきた。

ヒロ「やべ、遅くなっちゃった。」
私「だいじょうぶ、まだ5分くらい時間がある。」
ヒロ「なんか荷物を作るのにてまどっちゃって・・・」
私「手伝いに行けばよかったな。」
ヒロ「ううん、荷物ったって講義の準備資料とかだから、俺がしないとね。」
私「とにかく席に座ろう。」

私たちは指定券に書かれてある車両に乗り込んだ。そして二人掛けの席に並んで座った。

ヒロ「ふう、間に合ってよかった。」
私「走ってきから、汗かいてるだろう?」
ヒロ「ちょっとね。」
私「缶ビール買ってあるけど。」
ヒロ「飲む飲む。」

私たちはビールで乾杯した。ヒロは本当にのどが渇いていたらしく、ごくごくと勢いよく飲み始めた。

私「ほら、弁当持ってきたけど。」
ヒロ「食べる、すげえお腹減ってんだ。」
私「いつも買ってる店のお惣菜とおにぎりだけどね。」
ヒロ「あの店のお惣菜、俺けっこう好きだよ。」
私「ならよかった。いっぱい食べな。」

私たちはビールを飲みながら惣菜を食べた。
お腹がいっぱいになるとヒロは疲れているのか、居眠りをし始めた。
私は持ってきた本を読むことにした。
そして新幹線は深夜の新大阪に到着した。私たちはタクシーでホテルに向かった。
ホテルの部屋に落ち着いたころには日付が変わっていた。私たちは軽くシャワーを浴びてそのまま寝ることにした。
翌朝。私たちは8時過ぎまで寝てから、朝食のビュッフェを食べに行った。
ヒロ「今日はどうしようか?」
私「こういうなんの予定もない旅行って、けっこういいもんだね。」
ヒロ「壮一、行きたいとこある?」
私「そうだなあ、フンデルトワッサーデザインのごみ焼却場を見てみたいなあ。」
ヒロ「日本にもあるの?」
私「大阪港のほうにあるらしい。」
ヒロ「ウィーンだけじゃないんだ。」
私「フンデルトワッサーは俳号も持ってて、百水っていうらしい。」
ヒロ「なんだ、まんまじゃん。」
私「見られるか、調べてみるよ。」

私はスマホでフンデルトワッサーを調べてみた。環状線の駅からバスで行けるらしい。
私たちはホテルを出て環状線に5分ほど乗った。駅前からバスに乗り換えて、埋立地のほうに行った。大きな橋を渡るとすぐに派手な色合いの清掃工場が見えてきた。
最寄りのバス停で降りると清掃工場はすぐだった。曇っていはいるが雨は幸いほとんど降っていなかったので、私たちは派手な建物の周りをグルっと歩いて回ってみた。
フンデルトワッサーの作品が大阪で間近に見られるとは、ちょっと感動である。ウィーンの清掃工場は遠目にしか見なかったのが残念である。
フンデルトワッサー散歩を十分に楽しんでから、どうやって戻ろうかと思っていると、客を下ろしたばかりのタクシーがゆっくりと走ってきたので、それをつかまえて元の環状線の駅まで戻った。
そこから阪神に乗ってとりあえず難波まで行くことにした。ちょうど来た電車は難波を通り越して遠く奈良まで行くらしい。

ヒロ「このまま乗ってたら奈良まで行けるんだ。いっそ奈良まで行っちゃおうか。」
私「でも奈良まで行くとどのくらい時間がかかるんだろうね。」
ヒロ「路線図に、難波のすぐ先に鶴橋ってあるね。」
私「ああ、環状線との乗換駅だね。」
ヒロ「確か鶴橋にはコリアンタウンがあったんじゃないかな。」
私「そうだっけ。まあ大阪は在日の人たちが多いんだったよね。」
ヒロ「鶴橋でエスニックなお昼食べようよ。」
私「あんまり辛くなければいいよ。」
ヒロ「石焼きビビンバとかだったら、辛くないんじゃない。」

私たちは難波を通り越し、鶴橋駅まで行った。近鉄の改札を出ると、目の前がコリアンタウンの商店街だった。
網の目になった狭い通路を中に入って行くと、日本ではないような店が並んでいた。
商店街をウロウロして、その後コリアンレストランがあったので入ってみた。
私は石焼ビビンバ定食をたのみ、ヒロは純豆腐チゲ定食を頼んだ。
ランチメニューなのでどれだけ本格的なのかは分からないが、石焼きビビンバはおいしかった。
駅前のコリアンタウンを後に、さらに歩いたところにコリアン市場のようなところがあるということだったので、10分ほど歩いて行った。
こちらのコリアンタウンは中華街のような立派な門があり、本格的である。こちらは市場のようなもので、食品店が多いようである。
珍しいものがいろいろと売られていて、見ていて楽しいところである。
デザート代わりに黒砂糖の入った上げたお焼きのようなお菓子を買って食べた。
そしてあちこち歩き回っているうちに環状線の駅に着いたので、とりあえず環状線に乗ってホテルに帰ることにした。

ホテルに帰り、部屋にはいると、いきなりヒロに壁ドンをされてしまった。

私「どうした、ヒロ、いきなり。それに顔が近い・・・」
ヒロ「ふふふ、今日は俺が主導権を握って、聡一を楽しませる。」
私「いいけど、ヒロ、目が据わってるぞ。」
ヒロ「なんか、このシチュ、けっこう萌え。聡一のちょっと不安そうな表情がたまらない。」
私「いきなりこんなことされたら、ドキドキするだろうが・・・」
ヒロ「ドキドキするだけ? 俺のほうはもう準備OKだよ。」
私「何の準備だよ・・・」
ヒロ「わかってるくせに・・・」
私「別にそれほどモッコリしてないみたいだけど・・・」
ヒロ「今日はけっこうタイトなボクサーを穿いて、押さえつけてるからね。触って調べてみたら?」
私「しょうがねえなあ。」

私は手でヒロの少しもっこりしているあたりを触った。

ヒロ「痛てっ。」
私「強く触りすぎた?」
ヒロ「そうじゃなくて、聡一に触られてさらに硬くなったら、痛くなった、ちょっと方向を変える。」

ヒロは手をベルトの内側に差し込み、硬くなったものを楽な向きに変えた。

ヒロ「ゴメン、せっかくいいところだったのに、中断させちゃったね。」
私「どんなパンツ穿いてるんだよ?」
ヒロ「勝負パンツ。見せパンだから、見せてあげる。」

そう言うとヒロはさっさと穿いていたジーンズを脱いだ。その下からは、スーパーローライズというらしい、股上の短いボクサーがあらわれた。ヒロのものは横になってタイトな生地を盛り上げていた。

私「それにしてもこの小さなパンツじゃ、勃起すると先端が飛び出るだろう。」
ヒロ「だからさっき横に位置を直したんだよ。」
私「それにしても先端の部分に染みができてる・・・」
ヒロ「俺ってけっこうガマン汁多いんだよね・・・」

そして今度はヒロが私のボトムを脱がせ始めた。私も下半身はパンツ一枚になってしまった。

ヒロ「なんだ、聡一もけっこう色っぽいパンツ穿いてるじゃん、それにしてもモッコリがすげえ・・・」
私「このパンツはアレの収納部分がゆったりしてて、穿き心地がいいんだよね。」
ヒロ「聡一、けっこう勃ってる?」
私「まだ半分も勃ってないけど・・・」
ヒロ「それにしてはすげえモッコリ。」
私「パンツ脱ごうか?」
ヒロ「うん、生で聡一のを触りたい。」

私たちはそのままパンツを脱いで下半身素っ裸になった。そして向き合ってお互いのモノを握り合った。

ヒロ「なんか昔ドキドキしながら相互オナニーした時のことを思い出した・・・」
私「誰とそんなことしたんだよ?」
ヒロ「高校の同級生、でもそいつは残念ながらゲイじゃなかったけどね・・・」
私「それでも何かちょっと嫉妬するな・・・」
ヒロ「聡一はそんなことなかったの?」
私「だって、オクテだったから、精通したのは高校生になってからだし、大学生になってオナニーを覚える前にセックスしちゃったし・・・」
ヒロ「聡一ってちょっとそんなところが変わってる・・・」

私たちは立ったまま、お互いの硬くなったものをゆっくりと刺激し合った。それにしてもこんなオナニーに毛が生えたような行為でも、好きな相手とするとものすごく気持ちがいい。たぶんヒロの方も同じように感じてくれていると思う。
私たちは夢中になって快感を貪りあった。
そして少し時間差があったが、ふたりとも相手のからだをめがけて白いマグマを掛けあったのだった。

ヒロ「聡一、すげえ良かったよ。」
私「気持ち良すぎて気が遠くなりそうだった・・・」
ヒロ「今夜はもっと濃厚なことをしようね。」
私「まだすんのか?」
ヒロ「だってこんなのはほんのオードブルじゃん、メインは夜ベッドで・・・」
私「ったく、元気だな、目がらんらんと光ってるよ・・・」

私たちは身支度をして、夕食を食べに街にでかけた。大阪らしい串揚げの店に入り、お任せコースを楽しみながら私たちはビールを飲んだ。
お腹いっぱいになってホテルの部屋に戻ると、ヒロは着替えもせずにベッドに横になり、すぐに寝息をたてはじめた。
私はヒロを起こさないように上着とジーンズを脱がせた。
そして私もヒロの横に並んで寝そべった。ヒロの体温を感じながら私もすぐに寝てしまっていた。

theme : 男同士の恋愛
genre : 恋愛

tag : ゲイの父親

comment

管理者にだけメッセージを送る

3日間の大阪、如何でしたか?
初日の濃厚な掛け合い、俺もしてみたいです。
続き、期待してます。(^-^)/

かわいい!

いつも、濃厚なことをしたい、といいながら、寝てしまう、ヒロちゃんが、かわいいです。

でも、濃厚なことをしてあげてくださいよ。

ともいつも思ってます。(笑)

心を開ける相手だと、気持ちいい、ですよね。

活動はじめて、一年すこし、
自分も軽く幸せに扱きあいがいいな、なんて最近思うんだけど、

相手はもっとしてほしいだろう、とか、いろいろ思いますから、すなおにすぐイケません。(笑)

いいな

ヒロくんとの旅行久しぶりですね。好きな人としごきあうと気持ち良さ倍増ですよね。うらやましいです。

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Re: タイトルなし

bickle 様

コメントありがとうございます。
返信が遅れてすみません。
続きもなるべく早くアップしたいと思っていますので、もうしばらくお待ち下さい。

Re: かわいい!

じった様

コメントありがとうございます。
なんかヒロは目一杯頑張ってその後パタッとスイッチが切れて寝てしまうところがあります。
まあその次にはちょっと私の方も頑張りましたので、ヒロに貸しは返したと思っています。
なるべく早く続きをアップしていきたいと思いますので、よろしくお願いします。

Re: いいな

たけろー様

コメントありがとうございます。
やっぱり好きな相手と旅行をして、楽しいことをするのは気持ちいいですよね。
近いうちに続きをアップするつもりですので、よろしくお願いします。
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