ヒロと関西へ(その2)

日曜日の朝、私たちは部屋でゆっくりと寝た後、下のレストランでビュッフェの朝食をゆっくりと食べた。

私「今日はどうしようか?」
ヒロ「午前中はちょっと学校に行って、ちょっとピアノを弾きたい。講義の準備もちょっとできればいいなと思って。」
私「いいよ、じゃあ、午前中はどこか散歩でもしてるよ。」
ヒロ「それじゃあ、お昼をちょっと遅めにどこかで待ち合わせて食べようよ。」

朝食後、私たちは一度部屋に戻り、ヒロは学校に行く支度をして、私は普段着に着替えた。そしてホテルを出たところで私はヒロと別れた。
ホテルの近くの駅から地下鉄に乗り、私は難波で降りた。そして大阪っぽい法善寺横丁や、黒門市場を一人で気ままにぶらぶらと散歩した。
さらに道頓堀を過ぎて、心斎橋まで歩き、ちょっと一息着くために適当なカフェに入った。
カフェでコーヒーを飲んだ後、私は地下鉄でとりあえずホテルの部屋に戻った。しばらくするとヒロから電話がかかってきた。

私たちはホテルの近くで昼ご飯を食べることにした。その後、ヒロの荷物を置くために一度部屋に戻った。

私「午後はどうしようか?」
ヒロ「俺が一番したいのは、午後から夜にかけて、ゆっくりと聡一と気持ちいいことをすること。」
私「真昼間から、ホテルの部屋で?」
ヒロ「ホテルの部屋だから萌える。それに昨夜は聡一をいただく前に不覚にも眠っちゃったし・・・」
私「ばあか、それは東京に戻ってから、ゆっくりできるだろう・・・」
ヒロ「旅先のホテルでできるチャンスなんだから・・・」
私「だって、ヒロは講義のために関西に来たんだろう? イケメンのヒロ先生が目の下にクマを作って出ていくと、女子学生に変に思われるぞ。」
ヒロ「クマがちょっとできたくらいだったら、ぜんぜん大丈夫。」
私「目の中にライトがあるんじゃないかと思うくらい目が光ってる。」
ヒロ「じゃあ、don't desturbの札をドアの外側に掛けてくるね。」
私「でもちょっとだけだぞ。」
ヒロ「ちょっと夜までしようね。」
私「ったく・・・」

私はヒロにベッドの上に押し倒されるように横になった。

私「シャワー浴びてないぞ。」
ヒロ「朝、浴びたじゃん。」
私「それからだいぶ時間が経ってるから、臭うかもしれない・・・」
ヒロ「そのくらいだったら、俺はぜんぜん平気、ちょっと匂うくらいのほうが・・・」
私「ヒロが良くても、こっちが気になるだろうが・・・」
ヒロ「もう、聡一ったら、ごちゃごちゃ言ってないで、するからね。」
私「じゃあ、窓のカーテンしめて。」
ヒロ「はいはい、注文の多いお姫様だ。」
私「お姫様って言うなら、ヒロのほうだろうが・・・」
ヒロ「あっ、なんだ、聡一、半分勃っちゃってるじゃん。」
私「ばあか、言うな。」
ヒロ「俺もけっこう固くなってるんだけど、触ってみて。」
私「じゃあ。」

そう言って私は上半身を少し起こして、上に載っていたヒロを横に倒して仰向けにした。そして今度は私がヒロの上に乗った。

ヒロ「やっと聡一がその気になってくれたね、うれしい。」
私「そんなうれしそうな顔をされると、グッとくるね。」
ヒロ「話してないで、しよう。」

私たちは少しずつ本気になって気持ちのいいことに熱中し始めた。そして時間の経つのも忘れて快楽を貪りあった。
十分に気持ち良くなったころ、すでに外は暗くなっていた。すこし時間を忘れて楽しみすぎたみたいだった。

私「もう暗くなってるね。」
ヒロ「もう夜か、時間が経つのは早いな。」
私「時の過ぎるのを忘れてやっちゃったからな。」
ヒロ「すんげえ、良かった。聡一も楽しんでくれたみたいだし・・・」
私「どうする、なんかちょっと食べに行く?」
ヒロ「もう外に出たくない。ルームサービスがあるから、それにしようよ。」
私「でお、この状態じゃ、ルームサービスに来てもらうわけにもいかなよ。」
ヒロ「じゃあ、聡一はシャワーでも浴びてなよ、その間に俺がルームサービスに対応するから。」
私「そうだね、二人でこんな姿でルームサービスの人に見られたくないもんな。」

とりあえずヒロが電話でルームサービスの食事を注文した。少し待ってから私はバスルームに入って、熱いシャワーを浴びた。
浴び終わったところで、ヒロがルームサービスが届いたことを私に知らせてくれた。
私たちはホテルの白いバスローブを来ただけの姿で、ルームサービスの食事を一緒に食べた。

私「ヒロ、お腹いっぱいになったか?」
ヒロ「うん、けっこうボリュームあったからね。」
私「第二ラウンドはいいのか?」
ヒロ「聡一がお望みなら、俺はいつでも大丈夫だけど。」
私「もうこっちは出すものがないくらい、空っぽだ。」
ヒロ「俺も久しぶりに聡一にしっかりと楽しませてもらったから、じゅうぶん。」
私「疲れてない?」
ヒロ「俺は大丈夫。これからちょっと講義の資料の準備をするよ。」
私「元気だな。」
ヒロ「聡一は寝ててもいいからね。」
私「寝るには早い。ベッドに座って本でも読んでるよ。」

窓際のデスクに座って、資料を検討し始めたヒロの後姿を見ながら、私はベッドボードに持たれて座った。そしてもってっ来た本を読み始めた。

11時頃、さすがに疲れてきたのか、ヒロは講義の準備をやめて、ベッドに入り込んできた。

私「もういいのか?」
ヒロ「うん、だいたいできた。」
私「ちょっと疲れたね。」
ヒロ「ぐっすり眠れそうだ。」
私「おやすみのキスをしてあげるから、もう寝なさい。」
ヒロ「うん、おやすみ。」

そう言うと、ヒロはすぐに眠ってしまったみたいだった。
私もヒロの体温を気持ち良く感じながらだんだんと眠りに引き込まれていった。
翌朝、私たちはものすごく気分のいい目覚めを迎えることができた。
お腹が空いていたので、私たちは着替えるとすぐにレストランに行った。ビュッフェの朝食をあれこれゆっくりと食べていった。

私「ヒロ、今日は学校に行くんだろう?」
ヒロ「行くけど、午後一でいいから、午前中は聡一といられるよ。」
私「じゃあ、どうしようか?」
ヒロ「ちょっと早めに学校に行って、ピアノを少し弾きたいんだけど。」
私「いっしょに学校に行けるかな。ヒロの練習を聞きながら本を読みたい。」
ヒロ「大丈夫だよ、ちょっとピアノ室を借りとく。先生の俺がちゃんと弾けないとシャレになんなもんね。」

朝食後、私たちはタクシーでヒロが講義をする学校に行った。
そしてピアノ室に入っていった。グランドピアノが2台あるスタジオだった。私は部屋の隅に置かれていた椅子に座って、ヒロの練習を聞き始めた。
ヒロが練習するのを聞いているのはけっこう興味深い。同じピアノの練習でもジュンのとはやり方がだいぶ違うからだ。

ヒロ「練習をそんなにがっつり聞かれるとなんか変な感じ。」
私「じゃあ、本でも読んでるよ。」

私は持ってきていた文庫本を出して読み始めた。そしてヒロの練習は2時間ほどで終わった。

ヒロ「練習終わり、時間あるからお昼食べに行こうよ。」
私「そうだね、ヒロは練習しっかりしたから、お腹空いただろう。」
ヒロ「ちょっと歩いたところに、静かなイタリアンがあるんだ、そこでゆっくりお昼食べよう。」

私たちは10分ほどあるいて、ちょっとしゃれたイタリア料理店に入った。日替わりランチのミラノ風カツレツを注文した。

ヒロ「ワインは頼まなくていい?」
私「ヒロはこれから打ち合わせなんだから飲めないだろう。一人だけ飲むわけにもいかないし。」
ヒロ「いいのに。」
私「まあ、この後新幹線に乗ったら、ビールでも飲むよ。」
ヒロ「気をつけて帰ってね、一週間ほど会えないけど。」
私「しっかり仕事をしておいで。帰ってくるのを待ってるよ。」

食後のエスプレッソまでゆっくりと楽しんで、私たちは駅まで行き、そこでヒロと別れた。
私は電車を乗り継いで新大阪まで行き、お土産をいくつか買い、ジュンと食べるために551の豚まんを買った。
ビールも買ってから、私はホームに上がり、自由席の列に並んだ。それほど待つこともなく、乗り込むことができ、私は窓側の席に座った。
しばらくすると満員の乗客を乗せた新幹線は東京に向けて走り始めた。

theme : 男同士の恋愛
genre : 恋愛

tag : ゲイの父親

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明るいうちからやると、なぜか燃えますよね。ヒロくんといい関係で充実してますね。

Re: タイトルなし

たけろー様

明るいうちからすると、やっぱりちょっと罪悪感がありますよね。でも旅先のホテルというのはちょっと燃えました。
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