二回目の連休

ジュンは新しい秘書の仕事にもかなりなれてきたようで、23日からは社長のかばん持ちで海外出張に行くことになった。これにはどうも俊顕くんの強い希望があって、ジュンが同行することになったらしい。あのやり手の社長でもひとり息子には甘いところもあるようだ。
どっちにしろ、ジュンは俊顕くんに会えるのを喜んでいるのは確かだった。

ジュン「今回の出張は、オレは社長についているだけだから、たいしたことないよ。」
私「でも通訳として期待されてるんだろう?」
ジュン「通訳は専門の人が付くみたいだけど、社長からは通訳がちゃんと双方の意思を伝えることができているか監視してくれとは言われてる。」
私「そうなんだ、まあ通訳の質がビジネスの成果を左右するんだろうね。」
ジュン「でも今回の出張は土日を挟んでるから、タフな交渉はあんまりしないみたい。」
私「土日は俊顕がジュンといっしょに遊びたいんだろう。」
ジュン「でも、仕事関係の人とのパーティーとかあるから、少なくとも土曜は仕事みたいなもんだよね。」
私「今回は結局6日間ということだな。」
ジュン「向こうで4泊、帰りに機中泊があって、6日間になる。」
私「じゃあ、着替えは6日分用意しておけばいいな。」
ジュン「服はオレが準備するから、とうさんは下着とか靴下を準備してくれるかな。」
私「服は仕事の予定とかあるからね、ジュンが準備したほうがいいからね。」

そしてジュンは23日といっても、22日の夜早めにマンションを出た。深夜にかかるので、私は車を運転してジュンを羽田まで送っていった。
車を駐車場に入れて、出発カウンター付近でしばらく待っていると、俊顕くんの父上がひとりでスーツケースを転がしながらやってきた。

父上「やあ、聡一くん、来てくれていたんだ。」
私「いつもジュンがお世話になっています。」
父上「いやいや、私のほうが世話になっているよ。それに今は仕事ではないんだから、堅苦しいのは抜きで頼むよ。」
私「ジュンも俊顕くんに久しぶりに会えると楽しみにしているようです。]
ジュン「もちろん仕事ですから、そちらが優先ですが・・・」
父上「まあ、仕事もしっかりとして、今回は土日もあるから、そっちはのびのびと行こう。」

ジュンがふたり分の荷物をカウンターに預けて、そのまま父上とジュンは出国審査の入口に入っていった。

私は深夜の首都高を運転してマンションに帰った。玄関を入ると、部屋の電気がついていた。ヒロが来ているようだった。

私「ヒロ、来てたんだ。」
ヒロ「ジュンちゃん、無事出発した?」
私「ああ、社長秘書らしくなってきてたよ。」
ヒロ「ジュンちゃんって、そとづらはすげえしっかりしてるのに、聡一の前ではお子ちゃまになっちゃうからなあ。」
私「息子なんだから、父親の前ではそんなもんだろう。」
ヒロ「じゃあ、聡一はお父さんの前ではどうだったんだよ?」
私「そういえば、あんまり甘えられなかったなあ。まあでも、ジュンには母親がいなかったわけだから、私が母親の役も兼ねてるんだから、二人分甘えるのはしょうがないと思うけど・・・」
ヒロ「恋は盲目っていいうけど、聡一とジュンちゃん親子はそれ以上の盲目ぶりだからなあ・・・」
私「なるほどね、ヒロのことを冷静に見られないのはそういうことなのか・・・」
ヒロ「うわっ、さりげなくすげえ口説き文句、ついふらふらと聡一の術中にはまりそう・・・」

なんか急にすごく機嫌のよくなったヒロと、夜遅かったけど、ふたりで少し飲むことにした。
少し酔ってきたころ、わたしたちはベッドに移動した。

ヒロ「なんか、聡一っていい匂いがする・・・」
私「せっけんかシャンプーの匂いだろう。」
ヒロ「そうじゃなくて、俺を惑わせるようなフェロモン的な淫靡な匂い。」
私「ばあか、そんな匂いがするわけないだろう。」
ヒロ「ジュンちゃんも似たようなにおいがするよ、そっちのほうはそれほど俺の好きな匂いじゃないんだけどね。」
私「確かにジュンはいい匂いがするよね。」
ヒロ「ジュンちゃんは、自分を好きになってほしい人の前ではすげえフェロモンを出すみたいだからね。」
私「そんな器用なことができたらいいけどね。」
ヒロ「まあ、ジュンちゃんの話はもういいよ。ねえ、聡一、俺、ちょっと勃ってきちゃった・・・」
私「明日の朝は早いんだから、早く寝なさい。」、
ヒロ「ああ、このところムラムラしてしょうがないんだよ。」
私「じゃあ、明日の演奏が終わった後、ゆっくりしよう。」
ヒロ「じゃあ、聡一、俺、シコるから、ちょっとだけて手伝ってよ。こんなカチカチの状態じゃ眠れないよ。」
私「しょうがないなあ、ちょっとだけだぞ。」

ヒロはベッドに寝たまま、パジャマとパンツを膝まで下して、下半身をあらわにした。そこにはキンキンになった肉棒が立ち上がっていた。
ヒロは自分のモノを右手で握り、手を上下に動かし始めた。

ヒロ「聡一もパンツ脱いでよ、聡一をおかずにして出す。」
私「ったく、ヒロ、目がうるんでるよ。」
ヒロ「聡一、ちょっと俺のを握ってよ・・・」

私はヒロのモノを右手で軽く握った。握ったとたんにヒロのモノがびくっと震えてさらに固くなった。ひろのモノの先っぽはすでにヌルヌルになっていた。

ヒロ「聡一に刺激してもらうと自分でするよりもはるかに気持ちいい。」
私「こらこら、ヒロ、握るんじゃないって・・・」
ヒロ「聡一だってけっこう固くなってるじゃん。」
私「ヒロが握るからだろうが・・・」
ヒロ「はあ、すげえ気持ちいい、マジ、気持ちいい・・・」

ヒロのモノがさらに硬度を増していた。

ヒロ「聡一、もっと強くしてよ、もう、俺、いきたい・・・」

私はヒロを握っている手の動きを少し早くした。ヒロがさらにうめき声をあげていた。

ヒロ「聡一、やばい、もう出そう。」
私「すげえ固くなってきたね。」
ヒロ「やべえ、なんかすげえ、やべえ、いきそう、いきそう。」

しばらくするとヒロのモノが最大限に固くなり、そしてリズミカルに律動を繰り返して、激しく爆発をした。最初の白い弾丸はものすごい勢いでヒロの顔に当たり、その後はヒロの胸から腹のあたりを汚していった。

ヒロ「はあ、はあ、すげえ、よかった。」
私「それにしてもいっぱい出たね。」
ヒロ「なんか聡一にされたらいつもよりもいっぱい出ちゃったよ。」
私「疲れただろう、これで眠れるね。」
ヒロ「俺はいいけど、聡一は? だって聡一もけっこう勃ってきてるじゃん。」
私「今夜はいいよ、連休中にいつでもできるだろう。ヒロは、明日のために寝なさい。」
ヒロ「聡一、やさしいね、大好き。」
私「ほら、おやすみ、ヒロ。」
ヒロ「おやすみ、聡一。」

疲れていたのか、ヒロはすぐに眠り始めたみたいだった。私はしばらくヒロの寝顔を眺めてから、眠りについたのだった。

翌朝、私たちは6時前に起きて、目覚ましの熱いシャワーを浴びただけで、私の運転する車でマンションを出た。飛び石の谷間の平日はけっこうな雨が降っていたが、朝早くても高速はけっこう混雑していた。

ヒロ「けっこう混んでるね。」
私「連休だからね、まあ渋滞してはいないみたいだから、そんなに時間はかからないだろう。」

途中のサービスエリアで休憩を兼ねて朝食を食べて、その後、10時頃には目的地の学校に着いた。
しばらく休んだ後、ヒロは昼間まで少し練習室でピアノを弾いていた。
昼ご飯を食べ終わると、午後はヒロは大学でピアノの公開レッスンの講師をするので、私はその間はちょっと近場をドライブすることにした。
午後からは朝の雨が嘘のように晴れた転機となっていたので、私は紅葉の山をゆっくりとドライブしてから、夕方大学に戻った。そしていっしょに軽く食事をしてから、ヒロは大学のホールで演奏会をした。
本格的なプログラムの演奏会で、私は客席の後ろのほうに座っていたのだが、ヒロのピアノの演奏は圧倒的な表現力で迫ってきたのだった。

その後、大学主催の打ち上げに、私も招待されていたので、パーティーの会場に行った。そこでわたしはヒロの演奏を東京から聞きに来た友人ということでみんなに紹介されたのだった。
大学の学生を中心に教員の人たちもかなり来ていて、みんな私を自然にパーティーの仲間に引き込んでくれたので、わたしも楽しむことができた。

12時すぎに、私たちは予約していたホテルにチェックインした。ツインの部屋だったが、セミダブルのベッドが2台おかれた部屋で、けっこう広かった。

ヒロ「今日は疲れたよ。昼間は先生でカッコいいことを学生に教えといて、夜の演奏でこけたらシャレになんないじゃん、だから今夜はけっこうマジで演奏した。」
私「ああ、それはすごく伝わってきたよ。すげえ表現の振幅の大きな豊かな演奏だったと思ったよ。」
ヒロ「聡一はいつでも俺が演奏でやりたかったことをわかってくれるから、うれしいよね。」
私「それでワークショップのほうはどうだった?」
ヒロ「ひとりすげえ熱心なやつがいたんだ、ほら、パーティーの時に聡一も少し話してただろう、学生の中で断トツのイケメン。」
私「ああ、さりげなくかっこいいイケメンね。ちょっと生意気そうなところがあったけどね。」
ヒロ「そうそう、ちょっと生意気なところがあるけど、演奏のほうも磨けば光ると思う。あとの学生は箸にも棒にもかからないからなあ。」
私「ひとりでも才能があるやつがいればいいんじゃないの。」
ヒロ「まあホントに才能があるのかどうかはもう少し磨いてみないといけないけどね。」
私「若いイケメンの学生と浮気するなよな。」
ヒロ「しねえよ、いくらイケメンでもあんなにションベン臭い若造は俺の趣味じゃないし。」
私「ヒロだって、まだまだ若いくせに・・・」
ヒロ「俺は曲がりなりにも教師なの、学生に手を出すわけないだろうが、しかもゲイかどうかもわからない男に・・・」
私「はいはい、わかったから、もう寝よう、ヒロはエネルギーを出し切ったみたいだからね。」
ヒロ「それはそれ、あれはあれで、疲れても勃つものは勃つ。」
私「そんなこと言って、さっきからヒロ、眠くて目をときどきこすってるだろう・・・」
ヒロ「聡一がお父さんモードになってる。」
私「いいから、今夜はもう寝なさい。」
ヒロ「なんか、マジ、眠い。聡一、おやすみのキスしてよ。」

私「はいはい、してあげるから、寝るんだぞ。」

わたしがおやすみのキスをすると、ヒロはかなり演奏会で神経をすり減らしたみたいで、疲れのため眠気に勝てなかったらしく、すぐにスースーと眠り始めた。
わたしはしばらヒロの頭を軽くなで続けた。そうしていると、わたしもほっこりとしてきて、自然に眠っていた。

翌朝、わたしはからだの奥からあふれ出てくるような快感で目が覚めた。

ヒロ「あっ、聡一、起きちゃったんだ。」
私「なんか気持ちいい夢を見てたと思ったら、ヒロが触ってたんだ。」
ヒロ「俺が朝起きたら、聡一の股間がすげえもっこりしてるんだもん、つい触っちゃったよ。」
私「朝勃ちだよ、ヒロだって勃ってるだろうが。」
ヒロ「そう思ったら、俺のを触ってしらべてごらんよ。」

そう言うとヒロは私の手を取って、自分の股間に導いた。ヒロのモノも見事に勃ちあがっていた。

ヒロ「ほら、俺のもすごいだろう。」
私「それより、ちょっとトイレに行きたい。」
ヒロ「なんだよ、聡一、色気ないなあ、せっかくいいところなのに。」
私「しょうがないだろうが、出るものは出さないと。ていうか、尿意で朝勃ちしてるんだと思うけど。」
ヒロ「少し我慢しなよ、すぐに気持ちよくなるから・・・」
私「ダメだって、膀胱が痛いくらい溜まってる。」
ヒロ「ホント色っぽくないなあ・・・」

わたしはトイレに行き、ちょっと苦労して小便を出した。出し終わったら見事に勃起していたものが柔らかくなった。

ヒロ「しょうがないなあ、もう柔らかくなっちゃったじゃんか。」
私「出せば自然にそうなる。」
ヒロ「しょうがないなあ。俺もトイレに行ってくる。」

ふたりともめでたく朝勃ちから解放されてたので、私たちは服を着てレストランに行った。
朝早いせいなのか、広いレストランは比較的すいていた。私たちはビュッフェ形式で並べられた料理を何種類か取ってきて、ゆっくりと朝食をとった。レストランの窓からは朝日に照らされた紅葉が見えて、気持ちがよかった。

天気がいいのでホテルの近くの林の中を腹ごなしに散歩してから、私の運転する車で東京に帰った。昼過ぎにヒロのマンションに戻ってきた。

私「お腹すいてる?」
ヒロ「朝のビュッフェを食べすぎたから、まだ空いてない。」
私「そうだね、朝、調子に乗って食べすぎた。」
ヒロ「ちょっとお茶飲もうか。」
私「なんかハーブティーを飲みたいな。」
ヒロ「じゃあ、ミントティーでもいれるよ。」

私たちはベランダに置かれたベンチに座ってミントティーを飲んだ。

ヒロ「なんかミントティーって安らぐよね。」
私「なんか眠くなってきた。」
ヒロ「聡一は行き帰りとも車運転したから、疲れちゃったんだよ、ちょっと昼寝したら?」
私「昼寝しちゃおうかな。」
ヒロ「どのくらい寝るの? 後で起こしてあげるから、安心して寝て。」
私「じゃあ、ちょっとベッド借りるね。」
ヒロ「ゆっくり昼寝して。俺はちょっと明日弾く曲をさらってるから。」

ベッドまでヒロが一緒に来てくれて、ベッドに横になった私に布団を掛けてくれた。
ヒロが私に軽くキスをして部屋を出ていくと、私はすぐに眠ってしまっていた。

二時間ほど寝て、目が覚めると3時を過ぎていた。ヒロの弾くピアノの音がかすかに聞こえていた。
私は起き上がって、リビングに入っていった。リビングは全体が防音になっているので、入口は厚いドアになっていた。

ヒロ「ああ、聡一、起きたんだ。」
私「ゴメン、練習のジャマしちゃったね。」
ヒロ「少し休もうと思ってたんだ。」
私「ヒロは何時ころの新幹線に乗るんだよ?」
ヒロ「7時のに乗るつもり。」
私「じゃあ、東京駅まで送っていくよ。」
ヒロ「じゃあ、それまでもう少しピアノ弾いてるよ。」

私はヒロの練習ピアノを聞きながら本を読んでいた。

昼を抜いていたので、5時過ぎに軽く夕食を取った。
そして6時前にヒロのマンションを出て東京駅に向かった。
東京駅のホームで新幹線に乗ったヒロを見送ってから、私は二丁目に向かった。

例のバーに入ると直さんはすでに来ていて、カウンター席に座っていた。

私「待たせたかな?」
直さん「だいじょうぶ、ママの相手をしながら飲んでたから。」
ママ「ソウさん、いらっしゃい、またいい男になったわね。」
私「ママさんこそ、いつもきれいですよね。」
ママ「あら、うれしいわ。」
直さん「なんかママ、今日は化粧のノリがいいみたいじゃん。」
ママ「あら、わかる。あたしにも春がやってきたのよ。」
私「いい人ができたんですか?」
ママ「あたしにはもったいないくらいのいい男。今度紹介するわ。」
直さん「それまでに別れてなければでしょ。」
ママ「今度はだいじょうぶよ、とってもいい子なんだから。」
直さん「その言葉、何回ママから聞いたやら…」
私「じゃあ、ママさん、ぜひ紹介してくださいね、楽しみだな。」
ママ「ソウさんにはぜったい紹介するわ、直には紹介なんかしてやらないからね。」

しばらく飲んでから、私たちは電車に乗って直さんのマンションに向かった。
直さんのマンションではさっそく飲み直しをしたのだった。

直さん「聡一、今夜は来てくれてありがとう。翼がムリに頼んだんじゃないの?」
私「翼くんから直の世話を頼まれたのは事実だけど、直に会いたかったから来たんだよ。」
直さん「聡一はホント優しいね。」
私「直は弟のような恋人のような、両方の感情を持てる唯一の相手だからね。」
直さん「恋人だけのほうがいいような気がするけど・・・」
私「なんかジュンに対しての愛情と、ヒロへの愛情と、違った二種類の愛情を同時に持てるのは、直といっしょの時だけだからね。」
直さん「ふうん、それって得してるってことだね。」

直さんは弟としてもものすごくかわいいし、恋人みたいな感じでもすごくかわいい。それに直さんはいくつになっても不思議と初々しさがあるから、よけいかわいく感じるのだろう。

けっこう飲んでしまい、ふたりとも酔いつぶれる寸前でベッドに入った。
直さんが私にキスをしてきた。気持ちのいいキスだったので、私のからだにしびれるような快感が湧き上がってきた。

直さん「聡一にキスされると、気持ちよすぎてすぐに勃っちゃうよ。」
私「俺もだよ・・・」
直さん「ホントだ。やっぱでっけえ・・・」
私「直だってけっこういいものを持ってるくせに。」
直さん「だって射精の時に精液が尿道を通る快感が、アレが大きいとその分尿道が長いから快感が大きいんじゃないかな。」
私「直みたいに鉄みたいに硬くなっても快感は大きくなると思うけどね。」
直さん「なんか、聡一とこうやって扱きあってると、高校生に戻ったみたいに、なんかドキドキするね。」
私「それは直がいつまでも初々しいからだよ。」
直さん「そうなの?」
私「そうだよ、直・・・」

私たちはだんだんと快感の渦に飲み込まれていってしまっていた。
どのくらいの時間がたったのか、ふたりともわからないくらいになってしまっていた。
そして私たちは少しの時間差で激しく爆発して、白い弾丸をお互いのからだに打ち出したのだった。

翌朝、私は直さんがもぞもぞと動いている気配で目を覚ました。

私「直、起きたのか?」
直さん「あっ、聡一、起こしちゃったね、ゴメン。」
私「そろそろ起きる時間だからちょうどよかった。」
直さん「せっかっくの休日なのに、早く起こしてゴメン。」
私「いいよ、先にシャワー浴びておいで。」
直さん「じゃあ、先にシャワー使うね。」

私は起き上がり、シーツと枕カバーを外して、借りていた寝間着といっしょに洗濯機に入れて、スイッチを押した。
そしてしばらくすると直さんがシャワーを終わって出てきたので、交代で私もシャワーを浴びた。

その後、ふたりで朝食の準備をして、眺めのいいリビングでゆっくりと朝食を食べたのだった。

その日は土曜だったので、私たちは大きな公園に散歩に行くことにした。

直さん「なんか聡一といっしょだと、ただ歩いてるだけで楽しいね。」
私「また、そんなうれしいことを言う・・・」
直さん「ホントにそう思ったんだって。」
私「直はホントかわいいね。」

そしてかなり歩いて疲れたころ、昼ご飯をちょっとしゃれたレストランでいっしょに食べた。

その後、スポーツクラブに行くという直さんと別れて、私はマンションに戻ったのだった。
私も午後はプールに行って、けっこうな距離を泳いで過ごしたのだった。

ジュンもヒロもいないと、夜はやはりさみしい。昨日の夜だけでも直さんといっしょに過ごせてよかった。
私はさみしさを紛らわせるために、少しヴァイオリンの練習をして気を紛らわせた。

晩御飯を準備して待っていると、8時過ぎにヒロが帰ってきた。
ヒロとビールを飲みながら晩飯をゆっくりと食べた。ヒロは疲れているのか、眠そうになっていた。
座ったままでも眠ってしまそうなヒロをベッドに連れていき寝かせた。
ヒロはベッドに横になると、私の首の後ろの両手を回し、私を強く引き寄せた。

私「こらこら、ヒロ、そんなに強く引きつけるなって・・・」
ヒロ「おやすみのキスして。」
私「はいはい、おやすみのキスしたらすぐに寝るんだぞ。」

私はヒロに引きつけられながら、ヒロにおやすみのキスをした。
キスに満足したのか、ヒロはそのまま目を閉じて眠り始めたようだった。

そして翌日、連休最後の日曜日は、ヒロの休息のために、家で二人でまったりと過ごした。
それでも一日中ウチにいるわけにもいかないので、昼ごはんは外出してちょっとおしゃれなカフェに行ってカフェ飯を楽しんだのだ。
午後はわたしのヴァイオリンの練習も兼ねて、ヒロと軽く何曲か細かいところにはこだわらず、楽しんで演奏をした。

私「最近、新しい曲を練習し始めた。」
ヒロ「何?」
私「サン‐サーンスのヴァイオリンソナタ。けっこう難しい。」
ヒロ「いい曲なのにあんま人気がないんだよね。俺もあんま弾いたことないなあ。」
私「まあまだこっちの練習が進んでないから、できそうになったら、ヒロと弾きたい。」
ヒロ「いいよ、俺も勉強になるから。」
私「じゃあ、必死で仕上げなきゃね。」
ヒロ「早くいっしょに弾きたいね。」

そして晩御飯を家で食べた後、ヒロは翌日からはまた仕事ということで、帰っていった。
その後、私は久しぶりに一人の夜を持て余していた。

こうして私の飛び石連休は終わったのだった。

theme : 男同士の恋愛
genre : 恋愛

tag : ゲイの父親 ゲイ

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