ジュンと帰省(2)

朝、京都駅前に到着したので、まずは駅のカフェに行って朝食をとりながら、そのあとどうするかジュンと検討した。

ジュン「オレ、大原、行ったことないから、行ってみたいな。」
私「けっこう遠いみたいだね、京都駅からバスが出てるみたいだけど、街中は渋滞しててけっこう大原までは時間がかかるらしいね。」
ジュン「なんか裏技で、市営地下鉄に乗って終点まで行って、そこからバスに乗り換えるといいらしいよ。」
私「なるほど、渋滞してる市街地は地下鉄で抜けて、そこからバスだといいかも。」

朝食を終えると、私たちは地下鉄の乗って、北の終点まで行った。
地下から出ると、立派なバスターミナルがあり、各地にバスが出ていた。
私たちは大原行のバスをしばらく待って、乗った。
大原までは30分ほどの距離だった。

大原に着いてバスを降りると、バス停は多くの人でにぎわっていた。
私たちはすぐにバス停を離れて、寂光院のほうに行く遊歩道を歩き始めた。
バス停付近の喧騒がウソのような静かな田舎道が続いていた。
そして15分ほどで寂光院に着いた。
寂光院

私「なるほど、大原らしいちょっとしっとりとした雰囲気だね。」
ジュン「うん、以前女友達がいいって言ってたんだよね。」
私「前に付き合ってた人なのか?」
ジュン「ううん、そうじゃなくて、セフレ。」
私「ジュン、セフレは後腐れなく切ってるんだろうな。」
ジュン「それはだいじょうぶ、みんな楽しむためだけの割り切った関係だったから。」
私「ならいいけど。」
ジュン「とうさん、オレの女関係に嫉妬してる?」
私「してないよ、ったく。」
ジュン「なんだ、嫉妬してくれてると、オレ、うれしかったのに。」
私「ばあか。」

本堂の中で寂光院の説明を聞いた後、ゆっくりと境内をまわった。
境内の端のほうにちょっと人目から外れた東屋があり、中は作り付けのベンチがあり座れるようになっていた。
庭が眺められるので、私たちはしばらく座っていた。
隣りにくっつくように座ったジュンが私の手を取ってつないだ。

私「こらこら、ジュン、人が来たらどうするんだよ。」
ジュン「べつにちょっとくらい見られたって、今時男同士が手をつないでても、誰も気にしないって。」
私「ゲイの援助交際と思われるぞ。」
ジュン「とうさんは若く見えるから、そんなふうには思われないって。」
私「しょうがないなあ、ちょっとの間だけだぞ。それにしても、ジュンの手で触られると気持ちいいな。」
ジュン「だって、たいせつなとうさんだもん、やさしく触ってるし。」
私「それはわかった。そろそろ、手を離せ。」
ジュン「どうしたの? 急に・・・」
私「ジュンがビミョーに触るから、たってきたんだよ。」
ジュン「うわっ、オレ手を触っただけなのに、とうさん敏感。」
私「これ以上固くなると、もとに戻らなくなるから、ジュン、触るのやめろ。」
ジュン「しょうがないなあ。まあとうさんのはすげえでっかいから、こんなところで大きくなるとモッコリが目立って恥ずかしいことになるもんね。」
私「うっせえ、ったく・・・」

少しおさまって目立たなくなってから、私はジュンと立ち上がって、また歩き始めた。
とはいえそれほど広いところではないので、たいした時間もかからずに見学を終えた。

来た道をまた歩いて戻る途中に、ちょうどよさそうな店があった。
外の席が空いていたので、長めのいい席に私たちは座った。
注文をした後、交代でトイレに行ってから、景色を楽しみながら私たちはお茶を飲んだ。

ジュン「とうさんとの旅行って、ほんと気を使わなくていいから楽でいい。」
私「そりゃあ、何年も親子やってるんだから、お互いわかりあってるしね。」
ジュン「オレって父親になれるかな。」
私「8月になるのは決まってるだろう。」
ジュン「子供ができて、オレが父親としてちゃんとできるかってこと。」
私「やっぱ、子供ができるのが不安なのか?」
ジュン「そういうわけじゃないけど・・・」
私「子供が実際に生まれたら、それなりにちゃんと父親になっていくよ、とうさんもジュンができた時にはやっぱ父親として不安だったからね。」
ジュン「とうさんもそうだったんだ。子供が生まれたら、とうさん、いろいろとオレのこと指導してね。」
私「ああ、心配するな、ちゃんとやればなんとかなるからね。」

ゆっくりと休んだ後、店を出て、一度バスターミナルに戻り、こんどは反対側の斜面を登っていった。
10分ほど登ると、三千院の参道に着いた。お土産屋さんの前を通っていくと、右側に山門が見えてきた。
こちらのほうは寂光院と違って大きな寺のようである。
大原のイメージからすると、寂光院のひっそりと緑の中に溶け込んでいるほうが似合っているような気がする。
中に入ると、広い境内に立派な建物があちこちにあり、広い苔庭もあって、なかなか見ごたえがあった。

ジュン「お寺としては立派だけど、大原はやっぱ寂光院のほうだね。」
私「こっちはけっこう人も多いしね。」
ジュン「ここではさすがに人目が気になって、オレもとうさんと手をつなげないなあ・・・」
私「ほらほら、こんどはあっちのほうを見にいくぞ。」

広い境内をくまなく回って、私たちは三千院の見学を終えた。
バスターミナルに戻ると、たくさんの人たちがバスを待つ列を作っていた。
一台目のバスには乗れなかったのだが、乗客が多いので臨時便が出ることになり、私たちもほどなくバスに乗ることができた。
とりあえずジュンとは別れ別れになったが座ることはできた。
バスは混んでいたので、私たちは途中の八瀬遊園で下車した。
少し歩いて叡電の駅に行き、出町柳行の一両の電車に乗った。
電車はけっこう混んでいたので、私たちは運転席の後ろに立ち、ずっと前を眺めていた。

そして京都の町中にある隠れ家的な旅館にチェックインした。
俊顕くんのお父上の紹介なので何とかゴールデンウィークでも予約が取れた。
私たちは部屋でお菓子を食べながらお茶を飲んでのんびりとしていた。

そしてその後、寺町や錦市場のあたりをブラブラと散歩し、夕食を食べに小料理屋に入った。

女将さん「ようおこし。前に来はったんは一年くらい前どしたなあ。」
私「京都に来たら、こちらで食べるのが楽しみで。」
女将さん「いややわ、どうせ、**さん(俊顕くんの父上)に言われはったんやろ。」
私「いえ、ホントにここのおばんざいがおいしくて。」
女将さん「そう言うてもらうと、おべんちゃらでもうれしいわあ。」
ジュン「俊顕もここの料理が好きだっていつも言ってますよ。」
女将さん「ほんまに**さん親子にはようしてもろてます。今、私がこうして店をやれてるのんも、昔困ってた私を**さんが親切に助けてくれはったおかげ。」
私「本当に**さんは懐の深いお大人ですよね。」
女将「ほんまあんなええ人はめったにおらへん。息子さんの俊顕さんも負けずにええ人やけど、遊びがないところが物足りんところやね。」
私「それは**さんみたいに粋にはなかなかなれないですよ。」
女将「でも、ジュンさんはええ顔してはります。私が若かったら、二号さんにしてもらうんやけど。」
ジュン「そんな甲斐性ないですって。」
女将「そんなことおません、ジュンさんはええ男やから、女ほうががほっとけしません。でも、それやからジュンさん、女には気を付けなあきませんで。」
ジュン「はい、肝に銘じておきます。」
女将「でも、おとうさんも、息子はんがこんなにええ男やと心配やねえ。」
私「ジュンももう大人だから、心配してもしょうがないですしね。」
女将「まあ、おとうさんのほうも、息子はんに負けずにええ男やからねえ。」

客商売の女将にいいようにおだてられて、私たちは気分よくおばんさいをあてにしておいしい京都の日本酒を飲んだのだった。

お酒で気分良くなった私たちは、店を出て、鴨川沿いを散歩しながら、旅館に帰った。
そして部屋に戻ると、部屋には布団が二組、くっつけて敷かれていた。
さすがにゴールデンウィークなので、予約が取れたのがいちばん小さい部屋だった。
それでも寝る分にはじゅうぶんである。
部屋にはトイレはあるが、風呂はついていないので、ちょうど空いていた家族風呂に私たちは入った。

そして早めに布団に入って寝ることにした。

ジュン「とうさん、昼間もオレが手を握っただけで、ちょっと勃起してたね。」
私「ジュンにそうされたら、自然に大きくなる。」
ジュン「とうさんって、けっこう初々しいとこあるよね。」
私「そんなわけないだろう、もうすぐとうさん、孫ができるんだぞ。」
ジュン「若いおじいちゃんだね。」
私「とうさんだってもうりっぱなアラフィフなんだからな。」
ジュン「でも、メガネ取ってオレが選んだ服着ると、すげえ若く見えるじゃん。しかもこのところずっととうさん、美容院でちゃんとオサレな髪形にしてるし。」
私「あんまり若作りすると、イタイんじゃないのか・・・」
ジュン「とうさんはだいじょうぶ、すげえかっこいいから。。」

そう言うとジュンは私の顔を上から覗き込んだ。
そして顔が私のほうにゆっくり下りてきて、キスをし始めた。
最初は軽いキスだったのが、だんだんとディープなキスに変わり、ジュンのキスのうまさに私は今さらながらに驚いていた。

ジュン「とうさん、すげえエロい顔になってきた。」
私「ジュン、キス、うますぎだぞ。」
ジュン「へへへ、今までいろんな人とキスしてきた成果をとうさんとするのに役立ててるからね。」
私「キスされて全身が震えた。」
ジュン「じゃあ、とうさん、たっちゃった?」
私「ああ、しょうがねえだろう、気持ちいいんだから。」
ジュン「うわっ、とうさん、ギンギンに固くなってる。」
私「ジュン、そんなに強く刺激するな。」
ジュン「そうだね、まだ夜も早いから、ゆっくり楽しんで出そうね。」

私たちは最初はパンツの上からお互いの固くなったモノを擦っていた。
だんだんと気持ちよくなってくると、パンツを脱いで、固くそそり立ってモノを重ねて刺激し始めた。
私は下半身から湧き上がる激しい快感が全身を駆け巡っているのを感じていた。
そして意識が失われるほどの快感が押し寄せてきて、そして爆発した。

ジュン「とうさん、いっぱい出ちゃったね。」
私「ジュンもすごい量を発射したじゃないか。」
ジュン「もうべとべとだね。」
私「ほら、きれいに拭いてやるから。」
ジュン「うん、とうさん・・・」

私はきれいにジュンのからだを拭いていった。そして自分のからだも拭いていった。
大量のティッシュが必要だった。

そして翌朝は比較的遅くまで寝て、ゆっくりと朝食をとった後、電車で私の実家に向かった。
実家では私の両親が待ちかまえていた。
姉夫婦も帰省してきていた。

母「おかえりなさい、お父さんがお待ちかねよ。」
私「お母さん、元気だった?」
母「私たちはだいじょうぶよ。」
私「お姉ちゃんたちも来てるんだろう?」
母「とっくに来てるわよ。」

リビングに入っていくと、父と姉夫婦がソファで私たちを出迎えてくれた。
やはり話はジュンの子供のことになっていった。
姉夫婦は自分たちに子供がいないので、ジュンの子供のことにはただならぬ入れ込みようだった。
やはり実家に帰ると本当に心の奥から安らぐことができた。


theme : 男同士の恋愛
genre : 恋愛

tag : ゲイの父親 京都大原

comment

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若いイケメンパパで、でかいものをお持ちで羨ましいことだらけです。ジュンくんとの旅行楽しんでくださいね。

Re: タイトルなし

たけろー様

コメントありがとうございます。

ジュンとふたりだけでのんびりできる最後の旅行かもしれないので、楽しんできました。
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